大根を買ってきて食べようと思った時に
大根が柔らかいかも?と感じた経験はありませんか?
野菜が柔らかい=腐ってると思い、この大根が食べられるのか
心配になりますよね。
そこで今回は柔らかい大根についてまとめてみました。
大根が腐っているのはどのような状態なのか?
また大根を長持ちさせる方法も紹介していきます。
今から使う大根の状態が食べられるのかチェックしてみてくださいね!
また、記事の最後には大根を使う時の料理の疑問についても紹介しています。
もくじ
大根が柔らかいのは腐ってるの?
大根が柔らかくなっている場合ですが、柔らかいからと言って
必ずしも腐っているとは言い切れません。
腐っており、大根が柔らかくなっている場合ももちろんあります。
しかし、腐ってないのに柔らかくなっている場合もあります!
その為、食べる際には腐っているかを見極める必要があります。
腐っているかの見分け方の方法は後程、紹介させてもらいますね。
そして大根が柔らかくなる原因ですが
大根にはたくさんの水分を含んでいます。
その水分が日に日に抜けてしまう事で
大根は柔らかくなってしまいます。
水分が抜けて柔らかくなっているので
腐ってないようであれば食べられます。
しかし、柔らかい大根は生のまま食べるより
しっかりと加熱をした方が良さそうです。
そして、柔らかいので煮物など、食感を楽しむものより
大根を柔らかくして食べる料理に使った方が良さそうですね。
大根が腐る見分け方は?
大根が腐っているのかを見分けるポイントを紹介します。
腐っている方法を知るポイントはいくつかあります。
今回は3つ紹介させてもらいますね!
まず、1つ目は
ブヨブヨになっているか?!
です。
先ほど、柔らかくても腐っていないこともあると
お伝えしました。
ここで言っているのは多少柔らかいかな?と言うレベルではなく
ブヨブヨとしてヌメリがある状態です。
この状態まで来てしまったら大根は腐っています。
中がドロドロに溶けてしまっている場合もあります。
このような状態は腐ってしまっています。
次に二つ目は
大根の臭い
です。
他の野菜でも同様のことが言えますが、大根が腐ると
普段とは違う臭いがします。
腐ると大根から酸っぱい臭いがしてきます。
この臭いがしていたら捨てるのは勿体ないですが、
食べるのを諦めてください。
最後に3つ目は
色味
です。
大根は本来、白いですが、腐っていくとこの白色が変わっていきます。
次第に茶色へと変化していくのです。
なんとなく大根の色が違うかもと感じたら腐っているかもしれません。
しっかりと確認をして食べても良いか判断してください。
このように大根が腐っているかを見分ける方法があります。
食べるときに少しでも不安に感じた場合はこのようにして確認をしてくださいね。
もったいないなと思って捨てるのを躊躇してしまうこともあるかと思います。
ですが、少しでも不安の場合は残念ですが諦めで下さいね。
大根を長持ちさせる方法は?
大根を買ってきてすぐに使う方が新鮮で
栄養価も高いですが、なかなかすぐに使えない時もありますよね。
大根を少しでも良い状態で保存出来る方法をまとめました。
まず大根を葉付きで買った場合には葉を切って身の部分とは別に保存をしてください。
葉が付いたまま食べるまで保存をしておくと、身の部分の栄養や水分が葉に流れてしまいます。
その結果、身の部分の新鮮さがどんどんなくなっていきますので早めに葉を切ることで良い状態で保存が可能になります。
そして葉を切った大根を1本なり保存出来るスペースがあれば新聞紙を巻いて保存をして下さい。
また、入りきらない場合や使いかけを保存する場合にはラップなどでしっかり巻いてジッパー付きの袋などに入れてください。
出来る限り空気と触れさせない方が長持ちします。
そしてカットしたものは冷蔵庫の野菜室で保存をしてください。
そしてもし、しばらく使う予定がないのであれば冷凍で保存をしてください。
冷凍保存は常温や冷蔵保存と比べてかなり長持ちします。
そして使わないと分かった時点で早めに冷凍保存してくださいね。
日にちが経ってから冷凍するより、出来るだけ新鮮な状態で冷凍してください。
大根の保存期間・賞味期限は?
では大根は一体どの程度、保存できるのでしょうか。
大根をカットせずに1本ごと常温においていた場合には5日~2週間程度です。
夏場のように気温が高い季節であれば5日程度が限度になります。
そして冷蔵庫にいれた場合には約1週間程度、冷凍庫の場合には約1か月程度と言われています。
しかし、これらは気温や保存環境で異なってきます。
日数だけを意識するのではなく、日にちが経った場合、しっかりとその都度食べられるか判断して下さい。
今回は大根の柔らかさや腐っている見分け方、保存方法についてまとめてみました。
大根は柔らかくなっていても腐っていない、そして食べられる場合もあります。
腐っている時には臭いや見た目などいくつかの項目で腐っているかを判断して下さい。
そして大根の保存は葉がついていれば、取り、適切な方法で保存してください。
使う予定がない分に関しては早めに冷凍をして少しでも食べる際に良い状態の大根を食べれるようにしましょう。
上記で大根の冷凍できる期間などを短く紹介しましたが、大根を冷凍するとまずい?解凍したらブヨブヨになったり…
その原因や正しい冷凍や解凍方法を紹介します。
一年中、いろんな料理に使う事の出来る大根。
冷凍保存したいけど、ブヨブヨになってまずい、という印象がありますよね。
しかし、これからの季節は傷むのも早くなるため、美味しく冷凍保存しておける方法があると便利です。
そこで今回は、大根の正しい冷凍保存方法や冷凍した大根を使ったレシピを、調べていきたいと思います。
冷凍した大根がブヨブヨに柔らかくなる原因は?
冷凍した大根って、なぜかブヨブヨに柔らかくなってしまいますよね。
この、ブヨブヨになる原因は、解凍することで大根の中の水分が、抜けてしまうからなのです。
大根は、とても水分の多い野菜で、その水分は冷凍することで一度固まります。
そして解凍することで水分に戻るのですが、一度繊維から出てしまった水分は元に戻ることが出来ないのです。
そのため、解凍した時に大根の繊維の中に水分が戻るのではなく、外に流れてしまうのでブヨブヨとした食感になってしまうのです。
大根を冷凍する3つ方法
それでも、安い時に大きめの大根を買ってきて、冷凍保存しておきたくなりますよね。
そこでここでは、出来るだけ大根を美味しい状態で保存しておける、冷凍方法を調べてみたいと思います。
大根を生のまま冷凍する
それではまず最初に、大根を生のまま冷凍する方法です。
- 大根はきれいに表面を洗って、皮をむいておきます。
- そして、使いたい用途に合わせて「輪切り」「いちょう切り」「短冊切り」などにカットしていきます。
- 切ることで余分な水分が出てくるので、しっかりキッチンペーパーなどで水気を取っておきます。
- しっかり水分を取ったら、使う量ずつにラップで包み、ジップロックなどの保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫へ。
- なるべく平らな状態で置いておくと、短時間で冷凍することが出来ますよ。
大根をすりおろして冷凍する
次は、大根をすりおろして冷凍する方法です。
すりおろした大根を冷凍する場合は、大根の水気をしっかり取っておく必要があります。
キッチンペーパーなどで、挟みながら水気を取りましょう。
その後、使う分ごとにラップで包んで、ジップロックなどの保存袋に入れて空気をしっかり抜きます。
平らにしたら、解凍しやすいように、箸などで軽く線をつけておくと、使う時に便利ですよ!
また、製氷機を使って冷凍する方法もあります。
すりおろした大根おろしを、製氷機に入れて、そのまま冷凍しておけば、とても便利です。
大根を煮物にして冷凍する
次は、大根を煮物にしてから、冷凍する方法です。
大根は、冷凍することでより味が染み込む性質があるので、味のおいしさが逃げないのはこの方法が一番オススメです。
煮物にしてから冷凍する場合は、煮汁ごとジップロックなどの保存袋に入れて、冷凍します。
この時に、なるべく短時間で冷凍できるように、平らにした状態で冷凍するようにしましょう。
煮物にしてから冷凍する場合は、解凍時に水分が抜けてグズグズになってしまう事を想定して、少し硬めに煮ておくようにしましょう。
皮も、若干厚めにむいておいた方が、形が崩れにくくなりますよ!
冷凍大根を使ってどんな料理ができる?
それでは最後に、冷凍大根を使った簡単なレシピをご紹介したいと思います。
ふろふき大根
一度、冷凍した大根は、味が染み込みやすくなっているので、ふろふき大根にはピッタリです。
今回は、うどんスープの素を使った、簡単なレシピをご紹介します。
*材料*
- 大根:お好みの量
- 水 :適量
- ヒガシマルのうどんスープ:1袋
*作り方*
- 冷凍してある大根をそのまま炊飯器に入れ、次にヒガシマルのうどんスープを入れます
- 大根がかぶるくらいの水を加えて、普通炊きでセットします。
- 炊き上がったら、しばらく漬けたままにしておくと、さらに味が染み込んで美味しくなりますよ!
ツナと大根の煮物
下ゆでがいらず、ツナとの相性もバッチリな逸品です!
*材料*
- 大根:300g(約1/3本)
- ツナ缶:1缶
- めんつゆ(3倍濃縮):大さじ3
- 水 :150cc
- 青ネギ:少々
*作り方*
- 鍋に、冷凍した大根、ツナ缶(缶汁ごと)、めんつゆ、水を入れて、落し蓋をして中火で10分程煮込みます。
- これだけで、しっかりと大根に味が染み込み、美味しくなります。
- 仕上げに、青ネギをちらしたら完成です。
まとめ
さて今回は、大根を冷凍した時にブヨブヨになってしまう原因や、冷凍した大根だからこそ美味しくなる料理のレシピを調べてみました。
これからの季節は、特に野菜が傷みやすくなるので、賢く冷凍保存して美味しさを逃がさないまま使い切れるようにしましょう!