高級食材として人気がる松茸ですが、ぬめりがあると心配になりますよね。
また、松茸は腐っているかの見分け方が難しく、ぬめりがあると食べても大丈夫なのか気になります。
そこで今回は、松茸にぬめりがある時は食べても大丈夫なのかや、傷んでいる時の見分け方、保存方法などを調べてみたいと思います。
松茸のぬめりは大丈夫?腐っているの?
それでは早速、松茸のぬめりがある時について、調べてみましょう。
結論から言うと、松茸にぬめりがあっても腐っているわけではありません。
鮮度は落ちている可能性がありますが、食べても特に問題ないので、安心しましょう。
松茸のぬめりの洗い方は?
では次に、松茸にぬめりがある時の洗い方を調べてみたいと思います。
よく、きのこ類は洗わない方が良いという声を聞きますよね。
通常、鮮度が良い状態のきのこの場合は、洗わなくても大丈夫ですがやはり洗った方が安心な場合もあります。
松茸を洗う時は、主に流水で軽く流すか、濡らしたキッチンペーパーなどで拭く方法の2種類があります。
流水で洗い流す時は、本当に軽くサッと流す程度にしましょう。
これは、松茸本来の良い香りをなくさないためです。
濡れたキッチンペーパーで拭く場合も、表面を軽く押さえながらサッと拭く程度で大丈夫です。
流水で流す場合も、キッチンペーパーで拭く場合も、どちらも松茸を傷つけないように軽く行うようにしましょう。
松茸が腐るとどうなる?臭いや見た目は?
では、松茸が腐った時というのは、どのような臭いや見た目なのでしょうか。
食べない方が良い時の見分け方を、詳しくご紹介していきましょう。
- カットした時に中が変色している状態
- 酸っぱいツンとした独特の臭いがする
- 松茸の一部分がドロッとした状態になっている
- 松茸の表面にカビが生えている
上記のような状態になっている松茸は、腐っている状態と言えます。
そのため、このような見た目や臭いがあった時は、食べないようにしましょう。
松茸の食中毒の症状は?
では次に、松茸の食中毒には、どのような症状があるのかを調べてみたいと思います。
松茸は、弱毒菌のため通常の範囲内で食べている場合は、食中毒が起こる事が少ないと言われています
しかし、一度に大量に食べた場合や、腐っている松茸を食べた時には、食中毒の症状が現れます。
主な、食中毒の症状としては下記のようなものがあります。
- 吐き気
- 激しい嘔吐
- 下痢
- むかつき
このような食中毒の症状は、松茸に含まれる有毒成分が原因となります。
この有毒成分は「ヒスタミン」と「フェニールエチルアミン」と呼ばれるもので、腐った松茸はこの成分が有毒化するので、上記のような症状が現れやすくなるのです。
松茸の保存方法は?
それでは最後に、松茸を長く美味しく楽しむための、適切な保存方法をご紹介したいと思います。
保存方法によって、松茸の鮮度に違いが出てくるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
松茸を保存する場合は、冷蔵保存がおすすめです。
- 松茸の石づきを、軽くカットしましょう。
- 表面の汚れを取るために、軽く流水で洗い流すか、濡れたキッチンペーパーなどで拭きましょう。
- 1本ずつ、きれいなキッチンペーパーなどで包みます。
- すべてキッチンペーパーなどで包んだら、さらにラップで包みましょう。
- そして、冷蔵庫に入れて保存します。(出来れば、チルド室がおすすめです。)
この状態で、約4~5日ほど保存することが出来ます。
まとめ
さて今回は、松茸のぬめりがある時に食べても大丈夫なのかや、食中毒の症状、保存方法などを調べてみました。
松茸は高級食材なので、腐る前に食べる事が多いと思います。
しかし、腐っているかの見分け方を知っていると、食中毒の危険から身を守ることが出来ますよね。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!