普段、梅干しを保存する時は、ほとんどの場合冷蔵保存していると思います。
もちろん、冷蔵庫でも保存食の中では日持ちのする梅干しですが、大容量のパックで購入して、冷凍保存できたらもっと便利ですよね。
そこで今回は、お店で買ってきた梅干しが冷凍保存できるのかや、美味しさを保つための正しい冷凍保存方法を調べてみたいと思います。
梅干しは冷凍できる?
実は、梅干しは冷凍保存できる食材なのです。
昔は梅干しは、容器に入れて常温で保存しておく食材でしたよね。
ですので、冷凍保存と聞くと驚くかもしれませんが、常温で保存しておける梅干しというのは、添加物などが加えられていない、昔ながらの塩分濃度が高いものを指します。
現在、お店などで売られている調味済みの梅干しは、やはり冷蔵保存か冷凍保存をしておくと安心です。
塩分濃度が比較的高い梅干しは、冷凍保存すると独特な食感になって、さらに美味しくなる特徴があります。
特に夏場は、ひんやり固まった梅干しを舐めながら溶かしていくと、徐々にすっぱさが染み出てきて最高です。
また、はちみつ漬けなど調味してある梅干しは、冷凍保存することで調味液の水分がシャーベットのようにシャリシャリします。
梅干しが苦手なお子様でも、おやつ感覚で食べる事が出来るのでオススメです。
梅干しを冷凍保存する方法は?
それでは、梅干しの美味しさを保つための、冷凍保存の方法を調べていきたいと思います。
基本の冷凍方法
*用意するもの*
・梅干し
・サランラップ
・保存用のジッパーのついた袋
*冷凍保存の方法*
①梅干しを直に触る場合は、カビなどを防ぐために、しっかり手を洗ってから行いましょう。
②梅干しを一粒ずつ取り出して、ラップに包んでいきます。
③なるべく、ラップと梅干しの間に空気が入らないように、ぴったり包むのがコツです。
④すべて包み終わったら、ジッパー付きの保存袋に重ならないように入れていきましょう。
⑤冷凍庫の平らな場所におくと、しっかりまんべんなく冷凍することが出来ますよ。
もし、上記のようにラップで一つずつ包むのが面倒な場合は、そのままジッパー付きの保存袋に入れる方法もあります。
その場合は、重ならないように梅干しを保存袋に入れて、平らな状態で冷凍します。
そして、まだ完全に固まり切らない状態の時に、一度袋を全体的に振って、梅干し同士がくっつかないようにバラバラにします。
こうすることで、梅干しがくっつくことなく、一つずつ冷凍することが出来ます。
ペースト状にする冷凍方法
上記の冷凍方法のほかに、梅干しをペースト状にして冷凍保存する方法もオススメです。
①梅干しの種を取り、ポリ袋などを使ってペースト状にします。
②それを、使う量ごとにサランラップなどで空気が入らないように平らな状態で包みます。
③ラップで包んだものを、ジッパー付きの保存袋に重ならないように入れ、平らな場所で冷凍しましょう。
冷凍梅干しの解凍方法は?
それでは最後に、冷凍した梅干しの解凍方法をご紹介したいと思います。
冷凍した梅干しは、自然解凍が一番おいしさを保ったまま食べる事が出来ます。
半解凍の状態で、そのまま食べるのもおいしいですし、これからの時期はそうめんや冷やし茶漬けなどに入れても、酸味と涼感を同時に楽しむことが出来てオススメですよ!
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まとめ
さて今回は、保存食として有名な梅干しの冷凍方法について調べてみました。
常温でも保存できる梅干しですが、冷凍することで活用方法が広がるのも魅力ですね。
アイス感覚にすれば、お子様も適度に塩分補給が出来てオススメです。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!