寒い季節、手軽に持ち運びできる手作りおにぎりを子供に持たせたもののどうしてもお昼頃には冷えてしまう…
特に食べる場所が野外だと、なおさら冷たいし、固いし、もっと温かいおにぎりを食べさせてあげたい…と思った経験はないでしょうか？
今回この記事では、おにぎりを保温する方法、保温することによって起こる食中毒の危険性、その場でのおにぎりの温め方について調べてみました。
おにぎりを保温するにはどんな方法がある?
おにぎりを保温する方法を調べたところ保温バッグの活用している人が多いようです。
最近はおにぎり型の保温バッグがあるようで、あつあつとまではいきませんが、保温効果が期待できそうです。
そして、カイロを直接保温バッグに入れる人や、発泡スチロールの入れ物にカイロを入れて持って行く人もいるようです。
しかしこのような保温、心配になるのが食中毒です。
保温することによる食中毒の危険性はないのでしょうか？
おにぎりを保温すると食中毒の危険性は?
細菌が最も繁殖しやすい温度は２５℃〜４０℃と言われています。
カイロは温度が高くなったとしても４０℃〜５０℃であり、その後カイロの温度は下がって行くので保温している温度はまさに真夏の気温と同じ状態になります。
そうすると、細菌がどんどんと繁殖してしまいます。
おにぎりに食中毒で可能性のある菌は以下のようなものが挙げられます。
●黄色ブドウ球菌
健常者では２０〜３０%保菌していると言われる常在菌で、素手で調理する場合に食品に付着してしまう可能性があります。
●ノロウィルス
冬場の気温が低く乾燥している時期に増殖することが多く、触ったことによる接触感染も可能性があります。
調べた結果、保温することによる食中毒の危険性は高いように感じられました。
このような食中毒、前もって防ぎたいですね。
極力菌を防ぐためには、直接的な接触感染を防ぐことが重要になってきます。
手洗いや消毒をしっかりすることで菌を防ぐことやおにぎりを作る際に、素手ではなくラップや手袋を使用することで直接的な接触感染を防ぐことができます。
このように事前に菌を増殖させない工夫を心がけましょう！
おにぎりを温める方法は?食中毒が怖いから、その場で温めたい!
おにぎりを保温することが難しいなら、
その場で温めたい！
そういった場合は、どのような方法があるでしょうか。
調べた結果、湯煎する、焼くなどの方法はありましたが、キャンプなどで使用するアウトドアな方法が多いように感じられ、一番お手軽な方法はとしては、カイロで温めるが有力説でした…
しかし、このカイロで温める方法。温めるタイミングを考えることで、改善ができそうです。
それはズバリ、食べる直前にカイロで温める！です。
おにぎりの上からカイロで３０分くらい包むことで、温めることができるそうです。
またこの方法は、ハンカチやタオルでさらに包むことで保温効果が高まり早く温まりやすいそうです。
最後に、冷めてもご飯が固くならない工夫があればいいなぁと思ったところ、活用したいと思った方法があったので、皆さんにもお伝えしたいと思います。
冷めてもご飯が固くならない工夫とは
それはお米を炊くときに氷と蜂蜜を入れることです！
甘くならないの？と思ってしまいますが、大丈夫だそうです！
やり方としては、ご飯を炊くときに、氷と蜂蜜を入れるのですが、分量としては、
・適量の水のうち、４分の１の量の割合で氷を入れる。（氷１：水３）
・ハチミツを小さじ１入れる。
その後、いつものようにご飯を炊けば完成です。
そして、おにぎりを包む時にも美味しくなる工夫があります。
それは・・・アルミホイルで包むことです。
理由としては、ご飯との間に程よく隙間ができることで、余分な水分を逃すことができるので時間が経ってもベチャベチャにならないで済むそうです。
おにぎりを作る前の一工夫。
カイロとの合わせ技でぜひ活用してみてください。
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まとめ
今回はおにぎりを保温する方法、保温することによって起こる食中毒の危険性、その場でのおにぎりの温め方、
そして、保温とは別の効果になりますが、冷めてもご飯が固くならない工夫について調べました。
食べる前の一工夫で、美味しくなるコツがわかりました。皆さんも是非、試してみてくださいね。
