あさりの砂抜きをしても、砂を吐いてないことってありますよね。
塩水につけているのに、なぜか抜けない。できれば砂抜きが終わったサインがあれば良いですが…
ここではあさりが砂をはかない理由や砂抜きの方法、至急砂抜きをしたい!という時に使える、短時間でできる裏技の塩抜き方法も紹介します。
もくじ
あさりが砂をはかない原因は?
あさりが砂をしているのに、砂をはいてくれない原因をみると、
- 真水であさりを洗っている!
- 塩水が海水の塩分濃度になってない!
- あさりを浸す塩水の量が少ない!
- あさりがはいた砂を、また吸い込んでいる!
- 明るい所に置いて砂抜きしている!
- 時間が短い!
- そもそもあさりが死んでいる!
などがあります。
あさりを砂抜きをする時は、海水と同じ塩分濃度にしないと砂をはいてくれないですよね。
同じ塩分濃度にしても、明るい所に置いてもはいてくれないし、浸しても時間が短かったり、あさりの浸し方が悪いとせっかくはいた砂も、また吸い込んでしまうこともあります。
死んでしまっているアサリはもちろん砂ははきませんが、塩分濃度や暗い場所に置けば砂をはいてくれます。
それと潮干狩りでとったアサリやスーパーで買ってきたアサリは、塩水に浸す前に真水で洗いますよね。
砂や汚れが気になるので、私も普通に真水で洗います。
その後、塩水に浸すのですが、時間が経つと滑りが出たりします。
ここで塩水を変えようとして、滑ったあさりを真水で洗って、もう一度塩水に浸すと、砂をはいていたアサリも、真水にびっくりして口を閉じてしまって、砂をはいてくれなくなります。
なので、真水で洗うより塩水で洗った方が砂をはきやすいなります。
また、最初から塩水でアサリを洗った方が砂をはき始めるまでに時間がかからないと思いますが、塩分濃度や暗い場所に置けば、最初は真水で洗っても大丈夫です。
私も最初は真水で洗ってます。それでも砂をはいてくれます。
なので、サッと洗う分は問題ないと思います。
面倒な砂抜きも不要!
簡単に調理できるアサリとしじみ
あさりの砂の抜き方
ここではあさりの砂抜きの方法を紹介します。
塩分の濃度は海水に合わせる
海水の塩分は3%
なので、100g(cc)に対して塩が3gです。
水 | 塩 |
100cc | 3g |
500cc | 15g |
1000cc | 30g |
また、塩の場合、小さじ1杯が約6gなので、計りを使わなくても良いですね。
水 | 塩 |
200cc | 小さじ1杯 |
400cc | 小さじ2杯 |
1000cc | 小さじ5杯 |
あさりを塩水に浸すポイントは?
私の場合は、バットに網を入れてあさりを入れます。バットだと、平たく並べることができるからですね。
そうすると、あさりがはいた砂を、あさりが吸わなくてすむからです。
あさりを塩水に浸して置き場所は?
あさりは暗い場所に置くと、砂をはきやすくなるので、新聞紙などを上から覆うと良いです。
新聞紙を塩水につけてしまうと重たくなって、あさりも口を開きにくくなるので、覆って暗くなる感じです。
あさりを塩水の砂抜きの時間はどれくらい?
塩分濃度と暗くして置いていれば、2時間から3時間ほどではいてくれます。
ただ、あさりから砂抜きが終わったサインがないので、バットの底に砂をはいているかチェックしてみてください。
また、一晩塩水につけて置くのもいいですね。
あさりを冷凍する場合は?
潮干狩りであさりを大量にある時は、生きている時に砂抜きをして冷凍します。
生きている時にしか、あさり(貝類)は砂をはかないからですね。
ちなみに、冷凍は真空が良いです。
真空にすると、乾燥や冷凍焼けを防ぐことができますし、長期の保存もできるので、真空パックがおすすめです。
裏技時短でできる!あさりの砂抜き方は?
アサリの砂抜きをすぐに済ませたいという方は、短時間でする砂抜きする方法があります。
それは、50℃のお湯に浸すという方法です。
用意するのはボール(またはナベ)と、50℃のお湯です。
50℃のお湯は、水を沸かして50℃にしても良いですし、給湯器を50℃にしても良いです。
手順
- ボールまたはナベにアサリを入れます。
- その中に50℃のお湯を入れます。
- お湯を入れたら、手で殻と殻を数回こすり合わせます。
- しばらく放置(15分ほど)します。するとあさりが口を開き砂や汚れをはきだす。
- 汚れたお湯を捨て、再度50℃のお湯で洗う。
- 最後は水洗いをして砂抜き終了。
この方法は、アサリにショックを与えて砂を吐き出させる方法なんです。
お湯で洗うと味が抜けるんじゃないかと思ってしまいますが旨味や栄養分は抜けないで、逆に、あさりの身がふっくらします。
アサリの砂抜きに時間がないときの使ったみてはいかがでしょうか。
ちなみに、しじみの砂抜きってどうしていますか?
しじみは砂抜きはどうする?
しじみは、味噌汁やしじみ汁、酒蒸しにしても美味しいですよね。
でも、食べていたら、ジャリってしたことはありませんか?
しじみについてはこちらで紹介しています↓
まとめ
ここではアサリが砂をはかない原因や砂の抜き方、
砂抜きに時間がない時の裏技の砂の抜き方について紹介しました。
アサリの砂抜きのポイントは、
- 塩分濃度を海水濃度の3%にする。
- 暗くすることですね。
また、短時間で砂抜きをしたい場合が、
50℃のお湯を使うと簡単に砂抜きすることができます。
あさりは好きだけど、砂が残っていたら食べる気をなくしますよね。砂が残らないためにも、この方法を試してみてはいかかでしょうか。