甘酸っぱくて目にもいい成分が含まれてるブルーベリー。
レアチーズケーキの上にトッピングされてたり、タルトにしたり、ヨーグルトやスムージーにいれたりとけっこう身近なフルーツですよね。
家で栽培してる家庭もあるのではないでしょうか。
自家製ブルーベリーが酸っぱくて「これって追熟しなきゃダメなんじゃ?」って思いますよね。
でもブルーベリーって追熟しなくていいフルーツなんです!
この記事ではブルーベリーは追熟するかしないかご紹介しています。
また、ブルーベリーを甘くする方法、美味しいブルーベリーの見分け方、熟さない時の対処法と追肥のタイミングとやり方について調査しました。
ブルーベリーは追熟する?
収穫してすぐのブルーベリーを食べると渋かったりすっぱかったり…
新鮮でフレッシュな状態なのに美味しくない!甘くするために追熟しよう!
と思いますが
ブルーベリーは追熟しないんです。
ちなみに追熟しないフルーツを非クライマクテリック型と言います。
ブルーベリーは樹になっている状態で完熟を迎えます。
なので収穫後、どれだけ放置しても甘みの元となる糖が増えることはないんです。
でも冷蔵庫に入れてたらなんだか酸っぱくなくなった!ってことがありますよね。
ブルーベリーは収穫後、甘くはなりませんが酸味が抜け、果肉が柔らかくなる性質があります。
酸味がない=甘いと脳が勘違いしてしまうんです。
ブルーベリーは追熟しないので固めが好きな方はなるべく新鮮なものを、柔らかめが好きな方は少し日が経ったものを選ぶといいかもしれませんね!
ブルーベリーを甘くする方法ってある?
じゃあ酸っぱかったり渋かったりするブルーベリーはどうすれば甘くなるの?
残念ながら収穫されてしまったブルーベリーを甘くする方法はないんです。
渋かったり酸っぱいブルーベリーはジャムやブルーベリーソースに加工すると気にならなくなります。
ジャムにしたりするのが面倒!できれば簡単に甘くさせたい!
そんな場合はうちでやってるおすすめの方法をご紹介します!
薄いタッパかジップロックに砂糖多めとブルーベリーをいれて軽くもんで冷凍するだけ!
食べる時は解凍せずにヨーグルトやスムージー、アイスに入れればシャリシャリも楽しめるし砂糖のおかげで酸味や渋みが分からなくなります。
軽くレンジでチンしてフレンチトーストにトッピングするのも美味しいです♪
ブルーベリーを収穫後、甘くする方法はありませんが少し手間をかけるだけで美味しくなるのでぜひやってみてくださいね!!
美味しいブルーベリーの見分け方は?
美味しいブルーベリーは
- ふっくらしてて皮に張りがある。
- 軸のところまで濃い青紫色でやや黒っぽい色。
- 粒が大きめ。
- ブルームがついてる。
のが特徴です。
しわしわだったり、柔らかくなったものは収穫してから時間が経っているので味がややボケてしまってるかもしれません。
ブルーベリーは未熟だと赤紫っぽい色をしていて、熟してくると青紫や黒っぽくなるんです。
ブルーベリーの色には3段階あり、収穫期の基準は6ステージもあるんです。
1番収穫に適してるのはステージの1番上の「Ripe.R」という濃い色。
ブルーベリーの糖度と色はリンクしてるので濃い=甘いと覚えておくとわかりやすいと思います。
ブルームとは表面に付いている白っぽい粉のことです。
これがついてるのは新鮮な証拠なんです。
ブルーベリー自身が出すものなのでキレイに落とさなくても大丈夫!!
この白い粉、まさか農薬!?なんて思ってましたが新鮮な証拠で安心しました。
ブルーベリーは
粒がおおきくて色が濃く、白っぽい粉がついてる=美味しい、新鮮
って覚えましょう!
ブルーベリーが熟さない時は?
庭で植えてるブルーベリーがそろそろ旬を迎える時期なのに全然熟さない!
確かにブルーベリーの旬で最盛期は6~7月ととても短いんです。
なのにうちのはまだ青いまま…なんてちょっと心配になりますよね。
でも大丈夫!
ブルーベリーは品種によって収穫時期もバラバラで夏の始まり頃に収穫できるものや秋の終わり近くに収穫時期を迎えるものもあるんです。
家庭菜園でよく植えられるブルーベリーのうち、収穫時期がハイブッシュ系は早く、ラビットアイ系は遅い特徴があります。
また、住んでる地方や日当たりによっても大きく変わるんです。
北関東から北では梅雨明けから熟す傾向にあったりと気候もかなり影響してくるようです。
それでも熟さない…って時は何年目の樹なのか確認します。
桃栗三年柿八年と言いますが、ブルーベリーは3年目からようやく実をつけ始め、5年で美味しくなってくるようです。
ブルーベリーかなかなか熟さない時は品種、日当たりなどの環境、樹の年齢を確認してみてくださいね!
ブルーベリーの追肥の時期ややり方は?
栽培する前に元肥はしたけど追肥はいつやったらいいの?
実はブルーベリーに肥料をあげるタイミングは1年間に3回です。
1回目は新芽を伸ばす頃、3月から6月の梅雨明けくらいまでにあげてください。
春肥といってブルーベリーの樹に新芽を伸ばすための体力を補給してもらいます。
2回目は芽出し肥といってブルーベリーをたくさん実らせるため、収穫が始まる頃の6月にあげます。
3回目は9~10月の収穫が終わった頃にブルーベリーに収穫のお礼としてあげるので礼肥と言うんです。
礼肥をすることで収穫後の弱ったブルーベリーの体力回復や次の年の成長に繋げられるんです。
あげる日は雨の日の前日!!
雨が降ると肥料の養分が溶けだしてブルーベリーが吸収しやすくなるので天気予報をチェックしながらあげる日を決めてください。
やり方は樹の葉先のあたりに樹を囲むようにドーナツ状に穴を掘って肥料をひとつかみいれて埋めます。
ちょっと大変ですが、こうすることで均一に肥料を与えられるので頑張りましょう!
ちなみに収穫する時は手でも摘めますが専用の収穫道具があると安心。
ブルーベリーを短時間に摘めるだけでなく、手で触れないので衛生的なんです!
肥料は3回、ドーナツを描くように穴を掘ってあげてくださいね!
まとめ
今回はブルーベリーは追熟するのか、甘くして食べる方法、美味しいブルーベリーの見分け方、熟さない時と肥料のあげ方についてご紹介しました。
まとめると
- ブルーベリーは追熟しないフルーツ。樹になっている時点で完熟するため。
- 甘くないブルーベリーを甘くする方法はないのでジャムやソースして加工して食べるのがおすすめ。
- 美味しいブルーベリーは白っぽい粉がついてて皮に張りがあり、色の濃いもの。
- 熟さない時は樹の年齢や日当たりなどの環境をチェックする。
- 追肥は3回、樹を囲むようにドーナツ状に穴を掘って肥料をあげる。
手間はかかりますが、気をつければたわわに実るブルーベリーができますので頑張りましょう!!