スーパーの精肉コーナーでよく見かける牛脂。
お肉を焼くだけではなく、ハンバーグなどの料理にも使えて便利な牛脂ですが、脂というだけあって体に悪そうと思っている方もいるのでは?
牛脂は過剰に摂りすぎなければ、体に悪いものではありません。
この記事では、牛脂は体に悪いの?危険なの?について調べてみました。
他にも、
○牛脂ダイエットの方法・使い方は?
○牛脂の代用になるものは?
○牛脂はスーパーや業務スーパーでいくらで売ってる?
○牛脂の賞味期限は?期限が切れても食べれる?腐る見分け方も
についてもご紹介します。
もくじ
牛脂は体に悪いの?危険なの?
牛脂は脂だから、体に悪そうと思っている方は少なくないと思いますが、実際はどうなのでしょうか。
牛脂は食べ過ぎなければ体に悪いものではなく、人体に必要なエネルギーを作るのに必要な脂質となります。
ですが、過剰に摂ってしまうと高脂血症や高血圧をはじめとする生活習慣病のリスクが上がりますので、気をつけてくださいね。
牛脂にも種類があり、「ヘット」と呼ばれる牛の脂肪を精製して固めたものと、「ケンネ脂」と呼ばれる牛の腎臓周囲の脂を小さくカットしたものとがあります。
スーパーの精肉コーナーで見かけることが多いのはヘットになり、加熱するとすぐに液状になる特徴があります。
ケンネ脂は和牛の牛脂が使われることが多く、精肉店で付いてくるのはこちらが主です。
和牛の牛脂はコクと旨味があり、料理の風味をより良くしてくれるそうです。
ですが使い過ぎは体に良くありませんので、適量に留めておくと良いです。
牛脂ダイエットの方法・使い方は?
牛脂ダイエットというのがあるのをご存知ですか?
糖質を摂らない代わりに肉や魚などの脂質を含む食品を積極的に摂取するダイエット方法です。
ご飯やパン、麵類、砂糖といった糖質を一切摂らずに、牛脂などの脂質を含む食材を食べるという、シンプルな方法です。
人によっては糖質を一切摂らないという決まりが精神的に堪えるかもしれません。
脂質を多く摂るという決まりなので、きのこや豆類などの野菜をいっぱい使った牛脂スープやオムレツ、ハンバーグといった方法で食べると良さそうです。
牛脂を使ったスープのレシピをご紹介します。
温めた鍋に牛脂を入れ、大さじ1程度の油分が取れたら牛脂を取り出します。
水、醤油、みりん、創味シャンタンを加え沸騰させたら、塩こしょうで味を整えます。
鍋にレタスをちぎって入れ、溶き卵を回し入れて火を止めます。
蓋をとじ、余熱で火を通したら完成です。
牛脂の代用になるものは?
すき焼きやハンバーグを作ろうとしたのに、肝心の牛脂が無いということもあるかと思われます。
そういう時に知っておくと便利な、牛脂の代用になるものをご紹介します。
まず一つ目が、オリーブオイルです。
健康志向の方は、普段から使っている方が多いかもしれません。
ステーキなど、お肉をあっさりした風味で食べたい時におすすめです。
ふたつ目が、サラダ油です。
サラダ油はどのご家庭にもあるかと思いますので、牛脂が無い時には代用しやすいですね。
牛脂ならではのコクは出ませんが、お肉の味を損ないたくない時に良いです。
最後にバターです。
バターもコクや風味がありますので、こってりした料理にはぴったり。
どれもご家庭によくあるものですので、牛脂が無かったという時にはぜひお試しください。
牛脂はスーパーや業務スーパーでいくらで売ってる?
牛脂を使いたいのだけど、どこで入手できるのか、いくらするのか気になりますよね。
一般的に、スーパーや業務スーパー、精肉店では牛肉を購入した方へ無料で配布してくれる所が多いようです。
一部のスーパーなどでは有料のようですが、値段は各店舗に確認する必要があるようです。
お近くのスーパーや、精肉店で確認すると確実かと思われます。
もし少量の牛脂では足りない、もう少し容量が欲しいという場合には、Amazonや楽天などのネットストアで検索すると良いですよ。
Amazonでは、松阪まるよしというストアから松坂牛の牛脂100gで890円の価格で販売されています(セール等により値段が異なる場合があります)。
他にも、佐賀牛やA5ランクの和牛の牛脂も購入可能ですので、気になる方は検索してみてはいかがでしょうか。
牛脂の賞味期限は?期限が切れても食べれる?腐る見分け方も
牛脂をもらってきたけど、どれくらいもつのかわからない、賞味期限はあるのか気になるという方もいるかと思います。
お店でもらえる小さな牛脂には、賞味期限がありません。
これは包装の表示可能面積が30平方センチ以下の場合には、賞味期限の記載義務はないという決まりからです。
賞味期限の記載はありませんが、一般的に牛脂は冷蔵保存で5日、冷凍保存で1か月が賞味期限と言われています。
常温でも保存はできますが、溶けないように直射日光の当たらない冷暗所での保存が推奨されています。
冷蔵での保存が一般的ですが、時間が経つとそれだけ風味やコクが落ちてしまいます。
冷凍での保存もできますが、長持ちする反面、風味・コクがかなり落ちてしまうデメリットも。
腐ってしまった牛脂は、カビが生えていたり、異臭がする、ボロボロになっているなど、見た目や臭いで判断することができます。
牛脂を入手したら、できるだけ早めに消費するようにしてくださいね。
まとめ
この記事では、「牛脂は体に悪い?ダイエット方法の使い方は?代用や賞味期限切れ・業務スーパーについても」についてご紹介しました。
まとめると、
・牛脂は過剰摂取すると体に悪影響を及ぼすが、適量であれば問題はない。
・牛脂ダイエットは、糖質を一切摂らず牛脂や肉、魚といった脂質を多く摂取するダイエット法。
・牛脂の代用には、オリーブオイル、サラダ油、バターなどが使える。
・スーパーなどで入手する際は、各店舗で無料・有料と異なるため、確認すると確実。
・牛脂の賞味期限はないが、冷蔵保存で5日、冷凍保存で1か月が目安。
ハンバーグやすき焼き、ステーキなどの料理に使うとコクや風味が増す牛脂。
一度使うと病みつきになるというのも納得です。
お店でもらう牛脂で物足りなくなったら少しランクアップさせて、ネットストアなどで国産和牛の牛脂を買って使ってみるのも良さそうですね。