お弁当や朝食に食べる機会が多いゆで卵。
好きという方も多いのではないでしょうか。
そんなゆで卵ですが、コレステロールが高くなるとか、卵は1日1個以上食べると体に悪いとか、そんな話を聞いたことはありませんか?
ゆで卵は、食べ過ぎたり、塩やマヨネーズなどをかけすぎたりしなければ、体に悪いわけではないんです。
この記事では、ゆで卵は体に悪いの?について調べてみました。
他にも、
〇ゆで卵はカロリーが低いからダイエットには向いてるの?
〇ゆで卵を水から入れて作る場合、茹で時間はどれくらいなの?
〇ゆで卵の保存は水や塩水に浸けるの?冷凍はできる?
〇ゆで卵の賞味期限は?冷蔵庫と常温保存の場合は?
についてもご紹介します。
もくじ
ゆで卵は体に悪いの?
卵を食べるとコレステロール値が上がるから1日に1個まで、なんて言葉聞いたことありませんか?
実は、研究が進み現在では卵を食べたことでコレステロール値が上がる因果関係はないとの結果が出ているのだとか。
ですので、ゆで卵を食べても体に悪いわけではありません。
卵は完全栄養食品と呼ばれることもある、すごい食品でたんぱく質やビタミン、食物繊維など、栄養が豊富。
腹持ちも良く、ダイエットとの相性も良いと言われています。
そんなゆで卵ではありますが、食べ過ぎてしまうと消化不良や胃痛などの原因にもなるので、食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください。
ゆで卵はカロリーが低いからダイエットには向いてるの?
有名人がゆで卵でダイエットをして成功した話から、ゆで卵ダイエットに注目が集まったことがありましたが、本当にゆで卵はダイエットに向いているのでしょうか。
ゆで卵は生卵を茹でるだけですので、1個あたりのカロリーが約80㎉。
低カロリーなのにたんぱく質や脂質など、栄養が豊富に含まれている優れた食品です。
しかも腹持ちも良く、作り置きもできて手軽に始められます。
ゆで卵ダイエットの方法は簡単です。
1日1~2回、主食を食べる前にゆで卵を食べる。
ご飯や麺、パンなどの前に食べるというもの。
ゆで卵で満腹感が得られるため、食べ過ぎを防ぐことができます。
もうひとつが、いつも食べているおやつをゆで卵に置き換えるというもの。
低カロリーで満腹感のあるゆで卵を食べることで、余分な脂質や糖質の摂取を防ぐことができます。
注意することは、ゆで卵だけの食事など、偏った食事内容にしないことです。
低カロリーなのに栄養豊富なゆで卵、ぜひ上手にダイエットに取り入れてみてください。
ゆで卵を水から入れて作る場合、茹で時間はどれくらいなの?
ゆで卵をつくる時、水から茹でるのか、時間はどれくらいかかるのかについて調べてみました。
卵は水から茹でた方が良いそうで、沸騰した湯に入れるよりも、水から入れた方が温度差がなく、ひび割れを防ぐことができます。
水からゆでて、沸騰してからの茹で時間は次の通りです。
とろとろ卵にしたい場合は約5分。
半熟卵にしたい場合は7~8分。
かたゆでにしたい場合は約9分。
使っている鍋や、ガスなのかIHなのか、卵の大きさなどにより微妙な差があるため、ここでご紹介する時間は目安として考えてください。
茹でる際には、鍋から火がはみださない程度の強火で、気泡が立って沸騰してきたら中火にしてから時間を計ってください。
ゆで卵の保存は水や塩水に浸けるの?冷凍はできる?
ゆで卵の保存方法についてご紹介します。
火を通してありますが、ゆで卵を保存する時は殻つきの状態で冷蔵保存することが推奨されています。
よくゆで卵を水につけて保存すると良いといった話も聞きますが、卵の殻についているサルモネラ菌などの細菌が繁殖してしまうため、水につけての保存は避けた方が良いです。
長く保存したい場合は殻つきで、冷蔵庫で3~4日を目安に食べきることをおすすめします。
塩水に浸して保存する場合、茹で上がった卵を殻付きのまま塩水に一晩漬け、翌日に取り出します。
こちらも冷蔵で5日を目安にしてください。
また、ゆで卵の冷凍保存は味や食感が変わってしまい、おいしくなくなってしまいます。
どうしても食べきれず、冷凍保存したい場合はタルタルソースやフィリングなど、半調理した状態での保存がおすすめです。
半調理をした状態での冷凍した場合、保存期間は約1か月です。
ゆで卵の賞味期限は?冷蔵庫と常温保存の場合は?
生卵よりも火を通してあるゆで卵の方が長く保存できるイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。
実は、ゆで卵は生卵よりも保存期間が短く、早めに食べきる必要があります。
さらに細かく書くと、殻付きで保存した場合と殻をむいて保存した場合とでも賞味期限に差があります。
かた茹でにして、殻付きの状態で冷蔵保存した場合は3~4日、殻をむいたものはその日のうちに食べきると良いそうです。
半熟の状態での保存は注意が必要で、殻付きの状態で約3日、殻をむいた場合は12時間以内を目安に食べきる必要があります。
保存する場合、冬場であれば、殻付きの状態で約3~7日はもつとされていますが、基本は冷蔵庫での保存が推奨されています。
まとめ
この記事では、「ゆで卵は体に悪い?カロリーとダイエットには向いてる?茹で時間・保存方法と賞味期限についても」についてご紹介しました。
まとめると、
・ゆで卵は食べ過ぎなければ体に悪いわけではなく、たんぱく質などの栄養が豊富に含まれている優れもの。
・ゆで卵ひとつあたりのカロリーが約80㎉で、腹持ちも良く、栄養価も高いことからダイエットに向いている。
・ゆで卵の保存は基本冷蔵保存、殻つきの状態で約3~4日、殻をむいた状態はその日のうちに食べきった方が良い。
・生卵よりもゆで卵の方が賞味期限が短いため、早めに食べきった方が良い。
おかずにもおやつにもなる万能食品、ゆで卵。
そのまま塩をふって食べてもおいしいですが、細かく刻んでタルタルソースにしたり、卵サンドにするなど、アレンジ方法もたくさんあります。
おいしくて栄養価も高いゆで卵、ぜひおいしく食べてくださいね。