しじみを買ったけど冷蔵庫でのどのくらい持つのか気になりますよね。
3日前に勝買ったしじみを食べても大丈夫かなんて、悩んだりしたことはありませんか。
また、時短で砂抜きできる方法があればもっとしじみを献立に取り入れるのになんてことありますよね。
ここでは、しじみの保存方法や、冷蔵の賞味期限、また時短の砂抜き方法などを案内します。
もくじ
冷蔵庫でしじみを保存する方法は?
しじみの上手な冷蔵保存方法はどうするのでしょうか。
しじみの冷蔵保存の手順
- 砂抜きをしたしじみの水分をよく拭き取ります。
- 食品保存袋やビニール袋に入れて、できるだけ空気を抜いてから口を閉じ、冷蔵庫にいれます。
夏場は3日程度、冬場は1週間程度保存できますが、できるだけ早く食べることをおすすめします。
冬場は、砂出ししたしじみをパットに並べて、濡れたキッチンペーパーなどを被せて3時間ほど置いておくとしじみのうまみ成分が増します。
その状態で、冷蔵することによってうまみを増した美味しいしじみを保存することができます。
なお、この方法は、夏場は向いていませんのでしないでください。
また、生だと2~3日持つのに、味噌汁だと日持ちが短くなります。
これは、佃煮など味の濃いものは別ですが加熱後は貝が死んでしまうため特に味噌汁などは、日持ちしないのです。
海鮮食品は、肉や野菜より雑菌の繁殖が早いので注意してください。
しじみを冷蔵庫に入れておくと死ぬの?
冷蔵庫で保存したしじみが口を開けていたけど死んでしまったのでしょうか。
冷蔵庫で保存した、しじみの口が開いていても、また動かなくても死んでいません。
冷蔵庫で冷えすぎるとしじみの動きが鈍くなるので、口を開けて動かないからといって死んでしまったわけではありません。
しかし、貝類は保存が効きにくいため、購入時で既に死んでいるしじみもあります。
・死んでいるしじみの見分け方
口の開きが微妙なしじみ
貝の蝶番部分が壊れている、または死んでいる可能性があります。
どちらか判断できない場合は、臭いを嗅いてみてください。
腐っていれば異臭がしますので、食べないようにしてください。
また、どちらかわからない場合も食べないようにしましょう。
・大きく口を開けているしじみ
大きく口を開けているしじみは、死んでるか弱っているので取り除いたほうが良いです。
・変な臭いがする
死んでいる可能性があるので取り除いてください。
・加熱しても口がひらかないしじみ
加熱して最後まで口を開かないしじみは死んでいるので取り除きましょう。
しじみの冷蔵で保存できる期限は?
しじみの冷蔵保管の期限は夏場で3日程度、冬場は1週間程度保存できます。
保存期限内であっても、しじみはできるだけ早く食べることをおすすめします。
冷蔵しても、しじみは生きていますが、餌がないので少しずつ痩せてしまいます。
そのため、あまり長く保管すると美味しさが半減してしまいますのでそうならないうちに食べましょう。
すぐに食べないのであれば、小分けにして冷凍保存をした方が良いでしょう。
冷凍保存する場合も、冷蔵保存同様に砂抜きをして保存袋の空気をできるだけ抜いてください。
なお、冷蔵保存の場合は、1カ月程度保存できます。
鉄を使ってのしじみの砂抜きはどうするの?
鉄を使ってしじみの砂抜きをする方法は、通常の砂抜きの方法で、1000ccの水に、塩を小さじ2杯程度入れて、しじみの頭が出るくらい塩水に浸す時に、料理用の鉄たまごや釘を一緒にいれるという方法です。
鉄を入れることによりの水に鉄分が入り海水に近い状態になることで、しじみが元気よく呼吸をする為、砂を吐き出すということです。
しかし、この方法は科学的に根拠がなく効果がないとも言われています。
ですが、昔からある生活の知恵の一つと考えて、興味のある方は、一度試してみられるのもいいかもしれません。
時短でできるしじみの砂抜き方は?
砂抜きをするのを忘れていたので、時短でできる砂抜きの方法があると便利ですよね。
50度のお湯に5分漬けると時短で砂抜きができると言われています。
しかし、食塩水でじっくり砂抜きをした場合とは違うようで、ある程度の砂は除けるという方法です。
味噌汁などで、身を食べず、砂が底に残っている可能性があるので汁を最後まで飲まないという前提であれば緊急の場合、この方法で砂抜きをしても良いでしょう。
・用意するもの
- しじみ
- 50度のお湯
- バット
- ザル
・砂抜きの方法
- 水道水でしじみをざっと洗います。
- お湯をはったバットに、しじみを入れて5分待ちます。
- しじみをザルなどに入れて水洗いをします。
この方法は、沸騰するレベルに近い熱湯だと、貝のだしが外に出ていってしまうので注意が必要です。
しじみを冷凍保存できる期間はどのくらい?
生のしじみは、冷凍すると3ヵ月ほど日持ちしますので、使いきれない場合は冷凍保存がお勧めです。
しかし、3カ月は日持ちしますが美味しくいただけるのは1週間前後です。
そのため、長く持つからといってもなるべく早く調理したほうが良いでしょう。
砂抜きをしていないと日持ちも悪く、また解凍後調理するそのまま使用できないので、必ず砂抜きをしてから冷蔵保存してください。
また、しじみを新聞紙で包んで冷凍すると、冷凍にかかる時間を延ばすことになり、その結果しじみの栄養価が高くなります。
ただし、栄養価を高くするのは冷凍後24時間で、それ以降長く冷凍してもそれ以上栄養価が高くなることはないようです。
まとめ
ここでは、「しじみの保存方法で冷蔵庫の場合は?冷蔵の賞味期限や鉄を使っての砂抜き・時短の砂抜き法も」について紹介しました。まとめると
・冷蔵庫でしじみを保存する方法は?
しじみの冷蔵保存の手順
砂抜きをしたしじみの水分をよく拭き取り、食品保存袋やビニール袋に入れて、できるだけ空気を抜いてから口を閉じ、冷蔵庫にいれます。
夏場は3日程度、冬場は1週間程度保存できます。
・しじみを冷蔵庫に入れておくと死ぬの?
冷蔵庫で保存した、しじみの口が開いていても、また動かなくても死んでいません。
冷蔵庫で冷えすぎるとしじみの動きが鈍くなるので、口を開けて動かないからといって死んでしまったわけではありませんが、貝類は保存が効きにくいため、購入時で既に死んでいるしじみもあります。
・しじみの冷蔵で保存できる期限は?
しじみの冷蔵保管の期限は夏場で3日程度、冬場は1週間程度保存できます。
保存期限内であっても、美味しく食べるためにできるだけ早く食べることをおすすめします。
・鉄を使ってのしじみの砂抜きはどうするの?
鉄を使ってしじみの砂抜きをする方法は、通常の砂抜きの方法で、1000ccの水に、塩を小さじ2杯程度入れて、しじみの頭が出るくらい塩水に浸す時に、鉄たまごや釘を一緒にいれるという方法です。
しかし、この方法は科学的に根拠がなく効果がないとも言われています。
・時短でできるしじみの砂抜き方は?
50度のお湯に5分漬けると時短で砂抜きができると言われています。
しかし、食塩水でじっくり砂抜きをした場合とは違うようで、砂が残る貝もあります。
砂抜きの方法は、水道水でしじみを洗い、50度のお湯をはったバットに、しじみを入れて5分待つ、しじみをザルなどに入れて水洗いをします。
ここでは、しじみの冷蔵方法や保存期間、また時短の砂抜き方法などを紹介しました。
しじみを美味しくいただくために、保存期間ぎりぎりで食べるのではなく早めに食べること、時短の砂抜きは、今日食べないと捨てることになるなど緊急な場合のみにする方が良いでしょう。
しじみの砂抜きは面倒ですが、手間をかけた分美味しくいただけるのだと思います。