数滴たらすだけで、スッキリとした香りを楽しむことが出来るハッカ油。
そのハッカ油を、お風呂の中に入れて入浴剤として活用できるだけでなく、残り湯を洗濯の際に活用できるって知っていましたか?
ハッカ油には、メントールの良い香りというだけでなく、消臭効果や抗菌効果に優れているという作用があるのです。
そこで今回は、様々な効能が期待できるハッカ油が、洗濯に使えるのかや洗濯に使った時の注意点などを調べてみたいと思います。
ハッカ油を入れた風呂の残り湯でも洗濯できる?
ハッカ油を入れたお風呂の残り湯は、実は洗濯をする時に使う事が出来るのです。
自然由来の成分で作られているハッカ油は、科学的な成分で作られた物よりも、安全性の面から見ても安心です。
また、ハッカ油にはスッキリとしたメントール効果のほかに、消臭効果や抗菌効果もあるので、洗濯に使うのにはピッタリなのです。
ただし、ハッカ油を洗濯の時に使う際に、注意する点があります。
それは、ハッカ油はメントールの成分があるので、お肌が弱い場合や刺激に弱い場合は使用量を調節する必要があります。
だいたい、一般的な家庭の浴槽の場合、お湯が満杯の状態に対して、3滴程度が丁度いいでしょう。
最大でも、5滴までにするようにしてください。
お風呂の残り湯で困る独特の臭いも、ハッカ油を使う事によって気にならなくなりますよ!
ハッカ油を柔軟剤に混ぜる量はどのくらい?
それでは次に、洗濯をする時に、ハッカ油を柔軟剤に混ぜる量を調べてみたいと思います。
ほぼ全ての洗濯機では、柔軟剤はすすぎの段階で投入されるので、柔軟剤の投入口に入れますよね。
ハッカ油も、同じ場所に数滴入れるだけでOKなのです。
ハッカ油の消臭効果や抗菌効果が、最大限に引き出されるのは、柔軟剤と同じく洗濯のすすぎの段階で入れることです。
ハッカ油は、自然由来の成分で作られているので、柔軟剤に混ぜても効果が半減する心配はありません。
しかし、ハッカ油は香りが強いので、同じく香りの強い柔軟剤と合わせてしまうと、香りが合わないという事があります。
また、柔軟剤に混ぜるハッカ油の量が多すぎると、メントールの香りが強すぎてしまう可能性があるので、注意するようにしましょう。
ハッカ油で洗濯した衣類は乾燥機にかけても大丈夫?
では最後に、ハッカ油で洗濯した衣類を、乾燥機にかけて大丈夫なのかを調べていきたいと思います。
調べてみると、ハッカ油で洗濯した衣類を、乾燥機にかけると火災に繋がるので絶対にしてはいけないという事が分かりました。
ハッカ油は、その名の通り「油」です。
その為、洗濯しても簡単には落ちず、成分は残った状態のことが多いのです。
そして、ハッカ油の成分が衣類に残った状態で乾燥機にかけると、乾燥機の熱でハッカ油が酸化して、熱を発生させます。
この時発生する熱の事を、「酸化熱」というようです。
そして、酸化熱が乾燥機の中で更に高温になり、衣類の熱をどんどん吸収して、結果的に自然発火するという仕組みなのです。
このように、ハッカ油で洗濯した衣類には、乾燥機にかけると発火する可能性があるので、洗濯したらすぐにハンガーにかけて干すようにしましょう。
まとめ
さて今回は、ハッカ油を入れたお風呂の残り湯が洗濯に使えるのかや、ハッカ油で洗濯した時の注意点などを調べてみましたが、いかがだったでしょうか?
スッキリとしたメントールの香りが特徴のハッカ油ですが、乾燥機にかけたり使用方法を間違うと危険だという事も分かりましたね。
これから冬に向けて、洗濯の部屋干しが多くなると思います。
ぜひ今回ご紹介したハッカ油を使って、お部屋を良い香りでいっぱいにしてみてくださいね!