毎日歯ブラシを使っていて、歯ブラシの根本が黒くなることってありませんか?
使い始めた新しい歯ブラシでも、だんだん根元に黒いカビのような物があると、心配になりますよね。
そこで今回は、歯ブラシが黒くなる原因とイソジン・ミルトン・熱湯などで落とす方法を調べていきたいと思います。
もくじ
歯ブラシが黒くなる原因は?
歯ブラシの根元についた黒い物の正体は、主にカビだと言われています。
私たちの口の中には、常に菌が存在しています。
菌自体が黒いわけでは無く、歯を磨いた時などに口の中の菌が歯ブラシに付着し、その菌に食べかすが合わさる事で、黒カビが発生するというメカニズムなのです。
歯ブラシの消毒方法は?
では、歯ブラシが黒くなってしまう黒カビから守るための、消毒方法を調べてみましょう。
歯ブラシの消毒をイソジンでする場合
歯ブラシをイソジンで消毒する方法は、とても簡単です。
コップに水を入れ、その中にイソジンを数滴たらします。
その中に、歯ブラシを浸け置きするだけでOKなのです。
次に歯ブラシを使う時に、軽く水洗いをしてから使用しましょう。
歯ブラシの消毒をミルトンでする場合
ミルトンで歯ブラシを消毒する場合は、あらかじめ歯ブラシについた歯垢や食べかすなどは、しっかり落としておきましょう。
ミルトンの殺菌効果が、歯ブラシについた汚れによって薄まるのを防ぐためです。
歯ブラシが入る容器などにミルトンを用法・用量通りに入れ、1時間程度浸け置きします。
ミルトンの場合は、消毒後に洗い流す必要がないので、次に使う時はそのまま歯ブラシを使う事が出来ます。
歯ブラシの消毒を熱湯でする場合
歯ブラシを熱湯で消毒することは、歯ブラシが変形してしまう可能性があるのでオススメ出来ません。
市販で売られている歯ブラシは、耐熱性がないものがほとんどだと言われています。
プラスチックが溶けたり、変形・変質の恐れがあるので、熱湯での消毒はしないようにしましょう。
歯ブラシの消毒を消毒 ケースで!
歯ブラシ専用の消毒ケースを使って、消毒する方法もオススメです。
専用の除菌器として売られている事が多く、歯ブラシを専用ケースに入れるだけで除菌作業を開始してくれる優れものです。
紫外線を使って除菌するもので、歯周病菌や黄色ブドウ球菌などを、99,99%除菌できる消毒ケースなのです。
持ち運びに便利なコンパクトサイズなので、外出先での歯ブラシ消毒にオススメです。
消毒できない時の歯ブラシの洗い方は?
それでは最後に、消毒が出来ない時の歯ブラシの効果的な洗い方をご紹介したいと思います。
流水でしっかり洗い流す
歯磨きをしたあとの歯ブラシには、口の中の食べかすや歯垢の汚れが残ったままになっている時があります。
流水でしっかり流しながら歯ブラシを洗いましょう。
オススメの方法は、まずコップに水をためて歯ブラシをシャカシャカさせて洗います。
その後、再び流水で洗い流せば、歯ブラシの汚れは落ちますよ。
植毛部を揉みようにしっかり洗う
歯ブラシの根元の部分は、一番汚れが溜まりやすい場所です。
水で洗い流すときは、指を使って食べかすなどが残っていないか確認しながら揉み洗いしましょう。
歯ブラシの間に入ってしまった食べかすなどは、歯間ブラシやつまようじなどを使うと取りやすいです。
しっかり乾燥させることも大切
歯ブラシが濡れたままの状態は、カビが発生しやすい状態と言えます。
歯ブラシを洗った後は、しっかり乾燥させることも忘れないようにしましょう。
キッチンペーパーや清潔なタオルなどで水気を取り、風通しの良い場所で保管することをオススメします。
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まとめ
今回は、歯ブラシが黒くなってしまう原因や、歯ブラシを清潔に保つための消毒方法などを調べてみました。
日頃のお手入れでは、しっかりと流水で洗い乾燥させておくことが大切です。
そして週に2回くらいは、消毒液を使った消毒をして、清潔な状態で歯ブラシを使えるように心がけましょう。