ジャムやタルトなどの洋菓子、サラダにも使われることが多いルバーブ。
見た目はフキのようですが、ルバーブはタデ科の野菜なので全くの別物だそうですよ。
そんなルバーブ、あく抜きをするにはどうしたら良いのでしょうか。
カットして水にさらすだけで、お手軽にあく抜きができちゃいます。
この記事では、ルバーブのあく抜き方法や時間は?について調べてみました。
他にも、
〇ルバーブはどんな食べ方がある?
〇ルバーブの葉っぱは食べれる?毒はある?
〇ルバーブの日持ちはどれくらい?保存方法も
〇ルバーブが腐るとどうなる?
についてもご紹介します。
もくじ
ルバーブのあく抜き方法や時間は?
ジャムやケーキなどに使われることが多いルバーブ。
ルバーブにはあくがあるため、あく抜きをした方がおいしく加工できます。
あく抜きと聞くと、難しそうなイメージがありますが、ルバーブのあく抜きは簡単にできますよ。
ルバーブは、水にさらしておくだけであく抜きは完了です。
時間はおおよそ10~30分程度ですが、気になる方は1時間程度さらしておくと安心です。
皮をむくか気になる方もいるかと思われますが、皮にも栄養が含まれていますので、そのまま水にさらしておくと良いそうです。
あく抜きで水にさらしておけば、皮も柔らかくなります。
ルバーブはどんな食べ方がある?
昨今、栄養価が高いことと、美容への効能もあることから認知度が上がってきたルバーブ。
加熱すると溶けるという性質もあり、洋菓子などに使われることも多いです。
ルバーブは独特の香りと酸味が強い野菜で、いちごジャムのような味わいになったり、塩と煮込むと練り梅のような味わいにもなる、面白い野菜でもあります。
ルバーブの食べ方の定番、ジャムの作り方をご紹介します。
1~2㎝の大きさにカットしたら、鍋に入れ、グラニュー糖をかけて1時間おきます(あく抜きもこれでOK)。
1時間経ったらレモン汁を加え、中火で加熱します。
煮立ったら火を弱火にし、よく混ぜながら煮詰め、好みの固さになったらできあがりです。
ちなみにルバーブは子宮を収縮させたり、下痢を引き起こす場合があるため、妊娠中の方や、授乳中の方は食べない方が良いと言われているので、ご注意ください。
ルバーブの葉っぱは食べれる?毒はある?
ルバーブは茎の部分を食べるのが一般的です。
お店で購入した時、葉っぱもついている場合もあるかと思いますが、調理する際には必ず葉っぱを取るように言われています。
というのも、ルバーブの葉っぱには毒があるため食用には適していないからです。
葉っぱには高濃度のシュウ酸やアントラキノンなど、有毒な成分が含まれています。
生で摂取すると、胃痛や下痢、嘔吐などの中毒症状が現れ、死に至る場合もありますので、ルバーブの葉っぱは食べないよう注意喚起がされています。
葉っぱは有毒なルバーブですが、茎は漢方薬に使われています。
ルバーブを安全においしく食べるために、ルバーブの葉っぱは食べないように気をつけてくださいね。
ルバーブの日持ちはどれくらい?保存方法も
ルバーブは常温での保存には向いていません。
常温でおいておくと傷みが早くなってしまいますので、冷蔵か冷凍での保存をオススメします。
冷蔵での保存方法は、ルバーブを新聞紙などに包み、冷蔵庫へ。
冷蔵での保存期間は1週間ほどです。
ルバーブをカットしてから保存した場合、傷みやすくなっているため1週間よりも早く使い切るようにしてください。
冷凍での保存方法は、洗って水気を切ったら、2~3㎝程度の大きさにカットします。
冷凍保存用のジッパー付きの袋に入れ、冷凍庫へしまいます。
冷凍での保存期間は1年と長持ちしますが、長く保存したい場合は温度の変化がないように気をつけてください。
冷凍後、使用する場合はそのまま加熱して調理しても大丈夫です。
ルバーブが腐るとどうなる?
ルバーブを使おうとしたら、色が変わっていたり、しなびていたりすることもあるかと思います。
腐っているのか、まだ使えるのか、悩んでしまいますよね。
ルバーブは腐るとどうなるのでしょうか。
新鮮なルバーブは鮮やかな赤味をしていますが、傷んだり、腐ってくると茶色く変色していきます。
水分が抜けていくため感触もふにゃふにゃと柔らかくなることや、乾燥してしなびていることもあります。
また、ぬるっとした水気が出ていたら腐っていると判断して間違いないので、もしそういう状態になっていたら、もったいないですが捨てた方が良いです。
腐ったルバーブを食べてもおいしくありませんし、食中毒の原因にもなりかねないので、食べない方が安全です。
まとめ
この記事では、「ルバーブのあく抜き方法や時間は?食べ方や葉っぱは食べれる?毒はないの?日持ちや保存方法も」についてご紹介しました。
まとめると、
・ルバーブのあく抜きは、水に10~20分程度さらすだけで良いが、気になる場合は1時間程度さらしておくと良い。
・ジャムやタルト、ケーキなどの洋菓子に加工して食べられることが多いが、塩と煮込むと練り梅の代用にもなる。
・ルバーブの葉っぱは有毒なので、食べない方が良い。
・冷蔵だと1週間、冷凍だと1年保存できる。
日本では認知度が上がってきたルバーブですが、欧米では食卓にあがる機会の多いメジャーな野菜だそうです。
ジャムに使えば、パンにぬるだけではなく、紅茶にいれても良いし、使い道も広がりそうですね。
酸味と独特な香りが魅力なルバーブ、ぜひ食べてみてくださいね。