どこのお家でもだいたい冷蔵庫に入ってるジャム。
色んな味がありお気に入りのメーカーや味がある人もいるはず。
でも食べようと思って開けた時に白いモノがジャムに…なんて時ありますよね。
実はそれ、カビなんです!
この記事ではジャムの白いものはカビ?結晶や綿、つぶつぶは食べても大丈夫かご紹介しています。
また、ジャムの保存方法とカビの見分け方、捨て方、食べたらどうなるか調査しました!
もくじ
ジャムの白いものはカビ?結晶や綿・白いつぶつぶは食べても大丈夫?
ジャムに怪しく浮かぶ白いもの。
それはカビ。
でもジャムって保存食だしカビにくいんじゃないの??って思いますよね。
カビは栄養・空気・水分がそろえばどこでも生えます。
糖度が低いジャムは元々保存性が低く、栄養も水分もそろってるのでカビの餌食になってしまいます。
最近のジャムは健康志向から甘さ控えめタイプのものが多く市販されています。
そういったジャムを開封後、カビさせないためには
- 清潔なスプーンやナイフですくうこと
- 使ったら早くフタする
- 冷蔵庫に入れて保存する
- 開封後は出来るだけ早く食べる
これを守ることが大事です!
カビの生え方は綿毛のようなフワフワしたものだったり、白いつぶつぶが全体に広がってるもの、いくつものカビが集まって結晶になってるものがあります。
カビの種類によっては白いものだけじゃなく青っぽいような緑っぽい色もあります。
どの色のカビでも生えてたら食べずに捨てましょう!!
ジャムがカビないように冷凍保存する方法や食べる時はどうする?
カビないようにするため冷凍保存する方法もあります。
冷凍する時は必ず1回で食べ切れる量ずつラップに包んで凍らせてくださいね。
ビンのまま凍らせてしまうと中身が膨張して割れてしまう可能性があるので注意です!
ジャムは糖度が高いので完全にカチコチにはなりません。
食べる時はこんがり焼いたトーストの上にそのまま乗せてもいいし、ヨーグルトにそのまま混ぜてフローズンっぽくするのもおすすめです。
うちでは飲むヨーグルトや牛乳に浮かべて飲んでいます。
いちごジャムだけでなくブルーベリーやりんご、桃、カシスなどカラフルにすると子どもも大喜びします♪
ジャムを凍らせる時は必ず1回で食べ切れる量ずつラップに包んで保存してくださいね!
ジャムのカビの見分け方は?
白いものすべてがカビというわけではないんです。
未開封のブルーベリージャムに白いものがいたらそれは「ブルーム」というもの。
ブルームはブルーベリーが分泌する白い粉。
ぶどうの表面って白っぽいですよね。
アレがブルームです。
ブルームは白い結晶のように見えるのでカビとは違って見えると思います。
これができるってことは新鮮なブルーベリーで作った証拠なので食べても大丈夫です。
でもこれは未開封で手作りではない場合に限ります。
開封済みの場合はカビ、しかも白いなら白カビです。
チーズの発酵にも使われるカビですがジャムの場合は食べれません。
また、緑色になったら青カビ。
これもブルーチーズに使われたりしますがジャムに生えた場合は食べれません。
また、表面にカビがなくてもどことなくカビくさい場合。
これは目に見えなくてもカビがジャムに付着している証拠になります。
食べない方がいいです。
未開封ならブルーム、開封後ならカビ
覚えておくと迷わずに済みますね!
カビたジャムの捨て方は?
そのままゴミ箱にポイ!ってしたいですよね。
でもそれはぐっとこらえてください。
カビは放置していると広がってしまうんです。
つまり、ポイしたあとにもゴミ箱の中で着々と増え続けてゴミを捨てる時には……
袋の中が真っ白!!
怖いですね……
なのでそのままポイではなく塩素系漂白剤をカビに直接かけてカビを死滅させましょう。
塩素系漂白剤はハイターだったり、カビキラー、キッチンハイターなどの名前で売られています。
使う時は必ず換気をしながら、できればマスクや手袋をして安全に使ってくださいね。
カビに直接かけたら蓋をして全体に行き渡るように振ってください。
激しく振ると塩素系漂白剤が飛び散ったりするので要注意です。
ジャムが塩素系漂白剤まみれになった頃、カビも死滅しているのであとはビニール袋に入れて捨てましょう。
万が一カビが生きてたら他のゴミに移ってしまいますのでビニール袋の口は閉じます。
死滅したからといって食べるのは絶対にやめましょう!!!!
カビは死滅させてからビニール袋に入れてポイ!!
が鉄則です!
ジャムに生えたカビを気づかずに食べたらどうなる?
カビに気づかないで食べてしまった場合。
すぐに何か症状がでたりするわけではないですし、重篤な状態にはほぼなりません。
人間の体は胃から出る胃酸でカビをやっつけられるんです。
人間の体ってすごい。
でも人によってはカビアレルギーを持ってるとアレルギー症状が出ます。
呼吸しにくくなったり、吐き気や嘔吐が症状として現れるようです。
でもこれは一時的なもので済むようで亡くなった人はいないとのこと。
ひと安心ですね。
ですがカビ毒を出すカビもいて、それは見た目では分からないんです。
しかも
カビてる=他にも菌がいるかもしれない
可能性があり、もしかしたら食中毒の原因になる菌もいるかもしれません。
下痢や嘔吐などの症状が出たらまずは病院に行きましょう。
冷蔵庫に長時間入れてたジャムを食べる時はよく見る、においを確かめてから食べましょう!
まとめ
今回はジャムの白いものはカビなのか、ジャムの冷凍保存のやり方、カビの見分け方、カビてしまったジャムの捨て方とうっかり食べてしまった場合はどうなるかご紹介しました。
まとめると
○ジャムの白いものはカビ。カビさせないためには清潔なスプーンを使ってすくう、すぐにフタをする、冷蔵庫にいれる、できるだけ早く食べること。綿毛のようなもの、つぶつぶしたもの、結晶はカビなので食べない。
○冷凍保存する時は必ず1回で食べ切れる量ずつ凍らせる。解凍せずに凍らせたまま使える。
○未開封のブルーベリージャムに白いのがあったらブルーム。開封後だったらカビ。
○カビたジャムはそのまま捨てずに塩素系漂白剤でカビを死滅させてからビニール袋に包んで捨てる。
○カビたジャムを食べてもすぐに健康に影響はない。でもカビ毒や食中毒の危険があるので食べる前によく見てから食べる。
お気に入りのジャムがカビてたらショックですよね。
もし食べる頻度が少ない場合は1食ずつ小分けになってるタイプもあるのでそちらを買う方法もありだと思います!