卵は、色々な献立に使えるので、常に冷蔵庫に常備している事が多い食材ですよね。
しかし、購入した時期によっては、うっかり賞味期限が過ぎてしまったなんて事も良くあります。
そこで今回は、卵が腐るとどのようになるのかや、腐った時の見分け方などを調べていきたいと思います。
もくじ
卵が腐るとどうなる?
それでは早速、卵が腐るとどうなるのかを調べていきましょう。
卵は、腐ってくると見た目や臭いに変化が出てきます。
ここでは、それぞれの変化ごとに詳しくポイントを解説していきたいと思います。
異臭がする
まず1つ目の変化は、臭いです。
卵は腐ると、割った時に異臭がするようになります。
通常は、割った時ににおいを感じる事は少ないと思いますが、腐っている時は割った瞬間ににおいの変化が分かります。
特に、細菌が繁殖してしまっているような時は、アンモニア臭や硫化水素の臭いがするのが特徴的です。
黄身が崩れやすくなる
2つ目の、卵が腐った時の特徴が、黄身が崩れやすいことです。
卵が腐っていない状態の時は、卵を割っても黄身がしっかり形を保ったまま出てきますよね。
艶があって、多少お箸でつついても、すぐに割れてしまう事はありません。
しかし、卵が腐っている時というのは、割った瞬間に黄身が崩れてしまっていたり、黄身と白身が混ざってしまっています。
そのような黄身の状態の時は、卵が腐っている証拠です。
水に浮くようになる
そして3つ目の変化が、水に浮くようになることです。
卵は、新鮮であればあるほど水に入れると沈むという特徴があります。
しかし、卵が腐っている時というのは、殻の中に空気が入っている事が多く、水に入れると浮くのです。
卵が腐った時の見分け方は?
それでは次に、表からは分かりづらい、卵が腐っているかどうか見分ける方法をご紹介していきたいと思います。
この見分け方を知っておくと、食べる時に不安にならずに済みますよ!
上記でも解説しましたが、卵が新鮮か古いかを見分けるには、いくつかポイントがあります。
水に入れてみる
卵が腐っているかを見分けるには、水の中に入れてみるのが一番分かりやすい方法です。
卵が新鮮な状態なら、水に入れた時にすぐ沈みます。
しかし、卵が古くなっていて、腐っているような場合は、水の中に入れると卵は浮いてくるのです。
臭いを確認する
次に、卵が腐っているか見分ける方法として分かりやすいのが、臭いを確認する方法です。
卵を割ってみて、アンモニア臭のように、鼻をつくような臭いがしたら、腐っているので食べないようにしましょう。
黄身の状態を見る
そして3つ目の見分け方は、卵を割ってみて黄身の状態を見てみる方法です。
卵を割った時に、黄身がしっかり形を保っていれば新鮮な証拠です。
逆に、黄身がドロッとした状態になっていて、白身と混ざっているような状態の時は、腐っているので食べないようにしましょう。
卵が腐る期間はどれくらい?
卵は、生の状態のまま食べられるのは、約2週間と言われています。
もともと、日持ちする食材なので、2週間前後は安心して食べる事が出来ますよ。
卵が腐る原因に、サルモネラ菌という菌の増殖があります。
この、サルモネラ菌の繁殖は、季節や気温などでも変化します。
卵が腐るまでの、おおよその期間が、夏場は産卵後16日前後、春秋は産卵後25日以内、冬場は産卵後57日以内となっています。
適切な温度で保存していれば、上記の期間内なら安心して食べる事が出来ます。
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まとめ
さて今回は、普段から冷蔵庫に常備しておくことの多い、卵について調べてみました。
卵は、食材の中でも日持ちのする方ですが、それでも腐る時は来ます。
今回ご紹介した、卵が腐った時の見分け方を覚えておくと、食べて大丈夫か心配になった時に役立ちますよね。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!