チーズは今の若い世代に大人気で、最近では専門店も増えてきていますよね!
ところで、チーズやバター、マーガリンなどの乳製品それぞれ違いが何なのか気になりませんか?
よくマーガリンよりバターの方が体にいいとか聞きますよね、実際どんな違いがあるのか調べてみました。
ここではチーズやバター、マーガリンの違いやそれぞれ何から出来ているのか紹介します。
チーズやバター・マーガリンの違いは?
チーズとバターは動物性のもので、マーガリンはほとんどが植物性とのこと。
では、チーズとバターの違いはなんでしょう?
「チーズ」は生乳のたんぱく質と油脂分から水分を抜いて固めたもので、その後発酵させたりしてるものが多いです。
「バター」は生乳を分離させて油脂分を集めたもので、ほとんど油脂分だそうです。
それではチーズ、バター、マーガリンそれぞれ何からできているのでしょうか?
チーズは何からできてる?
チーズは、その製造方法によってプロセスチーズとナチュラルチーズの2種類に大別されます。
このうち、ナチュラルチーズは、牛乳、山羊乳、羊乳などの原料乳に、酸や酵素を加えて凝固させたあと、発酵、熟成のみを行ったもの。
加熱や殺菌などの加工を行わないため、チーズ本来の味わいや風味、個性が楽しめます。
ヨーロッパでチーズといえば、通常はこのナチュラルチーズを指しています。
一方、現在、日本で主流となっているのがプロセスチーズ。
こちらは何種類かのナチュラルチーズを混ぜ合わせたのち、加熱して溶かし、味を調えて再びかためたものです。
こうした工程を経ているため、“保存性が高い”うえ、味の面でもクセがなく、だれにでも食べやすいのが利点です。
バターは何からできてる?
バターの主原料はミルクです。
1箱分のバター(200g)を作るのに、約4.4ℓものミルクを必要とします。
バターの成分の80%以上は乳脂肪ですが、バターの脂肪は食用油脂のなかでも消化がよく、効率的にエネルギーに換えることができるというメリットがあります。
また、バターはビタミンAを含んでいるのも、大きな特長です。その他にビタミンD、ビタミンEなども含まれています。
動物性脂肪で作られているバターの最大の弱点は、植物性油や、魚油と比べて、コレステロール値が上がりやすいことです。
食べ過ぎると、肥満はもちろん、コレステロール値の上昇や、動脈硬化などの健康被害が出てきてしまいます。
では、マーガリンはどうなのでしょうか?
マーガリンは何から作られる?
マーガリンの主原料は植物性・動物性の油脂です。油脂に粉乳・発酵乳・ビタミン類・食塩などを加えて練った加工食品になります。
マーガリンはフランスのナポレオン3世の時代、バター不足から代替品として誕生したという経緯があります。
マーガリンはバターに似せた別の製品のようです。
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まとめ
チーズは“人間の体に必要な栄養素の多くが、バランスよく含まれている食べ物”です。
栄養素で欠けているものは、ビタミンCと食物繊維なので、野菜や果物と一緒にチーズを食べれば栄養バランスアップ!
美味しくて栄養バランスがとれて最高な食べ物ですね。
バター、マーガリンは結局のところ油分なので、高カロリーだし、摂りすぎたら体に悪いことは明白です。
なので、どっちが健康的か?というよりも、そもそもの脂肪分の摂取量を減らす!
なるべく原材料が明確で加工物を含まない食品を利用するというのが、一番なのです。
また、チーズと同様に野菜などを多く食べることも大切です。
野菜は、油で酸化した体をキレイにしてくれます。
特にマーガリンは、本来食べ物ではない加工物を含んでいて、
はっきりと理由がわからないのに、体に悪影響なことだけわかってます…
みなさんも、この機会に普段食べてる食べ物に、何が使われているのかを意識してみてはいかがでしょうか。