子どものお昼ご飯や会社のお昼ご飯にお弁当を持っていく人も多いですよね。
毎日のお弁当作り、早起きをしてメニューを考えて大変ですよね。
大変なことがたくさんある中でもお弁当がなかなか冷めずに慌てること、イライラしてしまうことありませんか。
その場で食べる食事であれば、熱々ものを食べたい所ですが、お弁当の場合には冷めてから持っていく方が良いと言われています。
ここではお弁当を冷ます時間はどれくらいなのか、冷ます理由や忙しい朝に早く冷ますにはどうしたら良いか冷ます方法を紹介します。
今後のお弁当作りの参考にしてみてください。
もくじ
お弁当を冷ます時間はどのくらい?
朝、頑張って早起きをしてお弁当を一から作る場合、出来立て熱々のご飯やおかずばかりです。
手で触ると熱いご飯やおかずがどのくらいになれば、お弁当箱に入れて持っていけるのでしょうか。
季節や作った分量、種類によって冷める温度は違ってきますので一概に何分待てば良いと言うことは言い切れません。
しかし、おおよその目安ですと冷めた基準は寒い冬の場合は常温程度とされています。
寒い冬に暖房などを付けていない部屋に置いておけば比較的短い時間で常温になります。
冬場は忙しい朝でも、少しまてばお弁当に詰めて持っていけるようになりますが大変なのは夏です。
春過ぎから徐々に暑くなっていくので、なかなか冷めにくくなります。
特に夏場は朝起きた段階で物凄く気温が高い上、お弁当を作る為に火を使っていたら更に部屋の温度が上がってしまいます。
冷めにくい上、さらに冬場以上に冷ます必要があります。
夏場のお弁当の温度は手で触った際に少しひんやりしている程度まで下げた方が良いです。
部屋にそのまま置いておいてもなかなか冷めず、出発までに間に合わなかったと言う経験の方もいるのではないでしょうか。
なかなか冷めないお弁当も少しの工夫で冷めるまでの時短をすることが出来ます。
その方法は後半にお伝えさせていただきます。
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お弁当を冷ます方法は?
お弁当を常温に置いて冷ますと時間が掛かってしまい
急いで支度をしなければいけない朝にイライラが重なってしまいます。
そこで少しでも早くお弁当を冷ます方法をまとめてみました。
お弁当を冷ます冷蔵庫の場合
早く冷ます方法として、まず思いつくものが冷蔵庫ではないでしょうか。
冷蔵庫の中は部屋の温度と比べても一段と寒いですよね。
特に夏の暑い時期と比べたら、温度差がかなりあります。
冷蔵庫に入れると確かに温度は下がりますが、入れる時には注意が必要です。
注意すべき点は2点です。
1つ目は熱いまま蓋をして冷蔵庫に入れてはいけません。
冷蔵庫に入れても蓋をしていれば、湯気によって水分が発生します。
先程も紹介させてもらったように、水分が発生すると安全とは言えません。
そして
2つ目はお弁当が大丈夫であっても他の食品が危険かもしれません。
熱々のまま冷蔵庫に入れてしまうと、お弁当を入れたことによって冷蔵庫の温度が上がってしまう可能性があるためです。
上がった状態が続いてしまうと、適切な冷蔵庫の温度で冷やさないといけないものが冷えにくくなってしまいます。
その結果、その食品を品質低下に繋がってしまいます。
もし冷蔵庫で冷やす場合にはしっかりと粗熱を取り入れてください。
お弁当を冷ます保冷剤の場合
ケーキなどの洋菓子を買うと付いてくる保冷剤ありますよね。
いざという時に使えるように自宅に保管している方も多いのではないでしょうか。
保冷剤自体がとても冷たく、また冷ましたいものだけを冷ますことが出来ます。
その為、冷蔵庫のように他の食材を気にする必要もないのでとても便利です。
保冷剤が何個か自宅にある方は、保冷剤を複数並べて冷ましてください。
ただし、置き場所に注意してくださいね。
保冷剤の上にお弁当を乗せると安定感がなくなってしまいます。
朝バタバタしている時に、手が当たるなどしてお弁当を落とさないようにしてください。
せっかくのお弁当が台無しになってしまいます。
お弁当を冷ます扇風機の場合
夏であれば、扇風機を使っている家庭も多いので扇風機で冷ませば良いと思う方もいらっしゃいますよね。
扇風機は直接風をお弁当に当てられるので確かに冷めます。
しかし、扇風機って頻繁に掃除をしないとほこりや汚れが溜まってしまいませんか。
お弁当を目の前に置いておけば、扇風機のほこりや、または床などのホコリを巻き上げてしまう可能性があります。
目には見えないかもしれませんが、もしホコリなどが付いていたら嫌ですよね。
それにお弁当の中身、特にキャラ弁などであれば、扇風機の風によって配置がズレることがあります。
お弁当を冷ますのに扇風機のまえに置いておくのは手軽ですが、このような点に注意してくださいね。
お弁当を冷ます理由は?
そもそもお弁当を冷ます理由についてお伝えさせていただきます。
「どうせ食べる頃に冷めるし、最初から冷ます必要ないのでは」と
思ってしまう人もいますよね。
私も昔はそう思っていました。
しかし、お弁当を移動中に冷ますのはとても危険なことです。
冷めないまま持っていくことで細菌が繁殖しやすくなります。
菌があることによって、食中毒になる可能性が十分あるのです。
お弁当を持っていく時には必ず蓋をしていきます。
蓋をしなければ、こぼれてしまうので蓋は必須ですが、この蓋こそ菌を増殖させる原因でもあります。
お弁当箱に蓋をすることでお弁当の中身が冷めにくくなります。
菌が好きな温度があります。
その温度こそがお弁当の中の温度でなりやすいのです。
熱々のご飯を入れれば、湯気が出ます。
湯気によってお弁当の中の湿度が上がります。
部屋でも湿度の高い所にカビや菌が発生すると聞きませんか。
考えるのも嫌ですが、この状況がお弁当の中で起こる場合があるのです。
そのため、お弁当をしっかり冷ます必要があります。また、もう一つ理由を付けたすと味の問題です。
湯気によって蓋に水滴がつき、次第に水滴がご飯に落ちると味も落ちてしまいます。
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まとめ
今回はお弁当を冷ます理由、そして方法をまとめてみました。
冷ます時間がないからと言ってお弁当の中身が熱いうちに持っていきたくなります。
しかし、安全性を優先して是非冷ましてからお弁当を持っていってください。
冷ます方法は色々なやり方があります。
それぞれのメリット、デメリットを考えて自分にあった時短テクを見つけてください。