カレーやサラダには欠かせない野菜、玉ねぎ。
スライスして生で食べたらからみが強くて…という経験がある方は多いのではないでしょうか。
玉ねぎのからみやアクを抜くには、どんな方法があるのでしょうか。
この記事では、玉ねぎのアク抜きの時間や方法について調べてみました。
他にも、
〇時短で玉ねぎのアク抜きするやり方は?
〇玉ねぎのアク抜きは必要?料理によってあく抜きする・しないがある?
〇離乳食に使った玉ねぎのアク抜きを忘れたけど食べさせても大丈夫?
についてもご紹介します。
もくじ
玉ねぎのアク抜きの時間や方法は?
玉ねぎは様々な料理に使える万能な野菜ですよね。
そんな玉ねぎのアク抜きの仕方についてご紹介します。
玉ねぎをスライスして水にさらす方法です。
玉ねぎを半分に切り、繊維を切るように横方向に薄切りにします。
この時、からみが苦手という方は塩を少々振っておくと良いそうです。
次にボールなどに水をたっぷり用意し、その中に薄切りにした玉ねぎを入れます。
そのまま5分ほど置きますが、からみをしっかり抜きたい方は、10分ほど置くと良いです。
時間になったら、水気を切ればアク抜き・からみ抜きは完了です。
玉ねぎを水にさらすと、辛み・えぐみ、臭みが抜ける事と、変色が防ぐ効果もあります。
この方法では、玉ねぎを薄切りではなくみじん切りにしてもできますので、調理するものに合わせてご活用ください。
時短で玉ねぎのアク抜きするやり方は?
急いでいる時や忙しい時には、なるべく早く簡単に済ませたいものですよね。
電子レンジを使った、時短になる玉ねぎのアク抜き方法についてご紹介します。
水にさらす方法と同じように、玉ねぎを薄くスライスします。
耐熱容器にスライスした玉ねぎを入れ、電子レンジで30秒程度加熱。
粗熱を取って、冷蔵庫で10分ほど冷ませば、サラダなど生でも食べやすくなりますよ。
レンジで時短できる方法をご紹介しましたが、スライスする時にもアク抜きしやすくなるコツがあります。
まず繊維を断ち切ること。
玉ねぎは上下に繊維が通っていて、この繊維を断ち切ると断面が空気に触れ、アクやからみが抜けやすくなります。
もうひとつが、とにかく薄くスライスすること。
繊維を断ち切るようにカットしたら、次はとにかく薄くスライスすることで、空気に触れる面積が多くなります。
空気に触れる面積が増えると、アクもからみも抜けやすくなるので、切り方も一工夫すると、より時短に繋がります。
玉ねぎのアク抜きは必要?料理によってあく抜きする・しないがある?
玉ねぎを使った料理は色々あります。
カレーやハンバーグ、肉じゃがなど、たくさんありますが、煮物や炒め物などでもアク抜きは必要なのでしょうか。
玉ねぎは、基本アク抜きが必要な野菜ではありません。
ほうれん草やごぼうなどは、アク抜きをしてから調理をした方がえぐみや苦みは軽減しますが、玉ねぎにはアク抜きをする程のえぐみも苦みもないのがほとんど。
サラダなど生で食べる場合、からみ抜きとして水にさらしたり熱湯をかけたりします。
ですので、煮込み料理や炒め物など加熱調理する場合は加熱することで辛みもえぐみも抜けていくため、基本アク抜きはしなくても問題ありません。
離乳食に使った玉ねぎのアク抜きを忘れたけど食べさせても大丈夫?
加熱すると甘くてうまみが増す玉ねぎですが、離乳食で使う場合いつ頃から与えて良いのでしょう。
離乳食で与える際、生後5~6か月頃からが良いそうです。
生のまま与えると、下痢になってしまったり、からくて食べられないため、離乳食で玉ねぎを使う際には必ず加熱するよう注意が必要です。
玉ねぎは加熱するとからみ、アクが抜ける為、アク抜きを忘れた!となっても、しっかり火が通っていれば大丈夫です。
月齢やお子さんの様子により、食べやすいよう細かく刻んだり、ペーストにする等合わせてくださいね。
はじめて玉ねぎを食べる赤ちゃんの場合、加熱がしっかりできていないと玉ねぎアレルギーを起こす可能性がありますので、気をつけてあげてください。
まとめ
この記事では、「玉ねぎのアク抜きの時間・時短の方法は?料理によってあく抜きは必要?離乳食で抜き忘れた時はどうする?」についてご紹介しました。
まとめると、
・玉ねぎのアク抜き、からみ抜きは薄くスライスして水にさらす方法の他、レンジで加熱する方法がある。
・玉ねぎをカットする際、繊維を断ち切る、薄くスライスするよう切り方を工夫するのも時短のコツになる。
・サラダなど生食する以外、玉ねぎのアク抜きは不要。
・離乳食で与える際は、しっかり加熱すればアク抜きをし忘れても大丈夫。
玉ねぎは安くていろんな料理に使える、まさに万能野菜です。
キャンプでカレーをつくる機会が多くなる季節、ぜひ玉ねぎをおいしく食べてくださいね。