カリフラワーは白が特徴的な野菜ですよね。
でも、カリフラワーを購入して冷蔵庫で保管していたら、紫色に変色していたことありませんか?
紫色に変色したカリフラワーは食べられるのか心配になりますよね。
ここでは、カリフラワーが紫に変色してるけど食べられるのか、また、茹でたり冷凍すると黒い点や茶色に変色した場合などについて紹介していきます。
もくじ
カリフラワーが紫に変色してるけど食べても大丈夫?
カリフラワーの花の部分が紫色になるとびっくりしてしまいますが食べても問題ありません。
スーパーなどで販売されているカリフラワーの花の部分が白いのは、白さを作るために、カリフラワーの葉で太陽の光を浴びないよう花を覆うという手間がかかっています。
何もしないでカリフラワーを育てると花に日光が当たり、黄色くなってしまいます。
そして、この白い花の部分が紫に変色することがありますが、それは、カリフラワーが冷気に触れた時に反応してアントシアニンと呼ばれる色素が出るためです。
この紫色は“ナス”や“ブルーベリー”の紫色と同じ色素なので食べても問題ありません。
しかし、黒い斑点などは、カビの可能性があるのでその部分を取り除いて食べてください。
カリフラワーを茹でると茶色に変色するのはなぜ?
カリフラワーを茹でたら、茶色に変色してしまうこともあります。
この変色の原因は酸化です。
カリフラワーの鮮度が良ければ塩茹でするだけで白く茹で上がりますが、ものによっては茶色っぽくなってしまうことがあります。
変色を防ぐ方法は、茹でる時はお湯に2%の塩と、 お酢もしくは レモン汁を入れることで、白く茹でることが出来ます。
茹で時間は1分ほどで、房はばらさずに塊のまま茹でた方が良いでしょう。
まだ少し硬くても、茹で上がったらザルにあげてそのまま冷ますと余熱でさらに火が入ります。
カリフラワーを購入したら、鮮度が落ちてしまう前に調理しましょう。
カリフラワーの変色を防ぐ方法は?
真っ白なカリフラワーは、時間の経過と共に徐々に白から黄色に変化して、茶色やピンクや紫などに変色していきます。
何色に変色するかは、変色の原因によって異なりますがカリフラワーを茹でると変色してしまうといったことが多いです。
茹でたカリフラワーが変色してしまうのは、酸化が原因なので、変色を抑えるために、鍋に塩と酢(レモン汁でも可)を少量入れることで簡単に防ぐことができます。
すぐに調理しない場合、カリフラワーは基本的に日持ちしない野菜なので生の状態だと、茎が伸びたり花蕾が開き変色したりするなどで、おいしさが損なわれてしまいます。
そうならないためにも、すぐに食べない場合の保存方法を紹介します。
茹でたカリフラワーをしっかりと水気を切り、少量ずつラップに包みます。
カリフラワーを加熱したら、表面に水分が残っていると傷むのが早まってしまうのでキッチンペーパーなどでしっかりと水気を取り除きます。
1食に使う分ずつ小分けにしてラップに包み冷蔵庫、もしくは冷凍庫にて保存します。
冷凍したカリフラワーが変色したけど食べれる?
冷凍したカリフワーが変色してしまっても食べることはできます。
せっくかくなら見た目が良い白い状態で食べたいですね。
カリフラワーは生の状態で冷凍すると、解凍後に変色を引き起こす原因になります。
そのため、保存するのであれば、カリフラワーの冷凍保存は下茹でしてから冷凍した方が良いでしょう。
冷凍する際には、少し硬めに茹でて、キッチンタオルで水分を拭きとりましょう。
解凍するときは、凍ったまま調理することで、変色するのを防ぐことができます。
また、自然解凍してからサラダなどで、カリフラワーにお酢をかけるとピンクに変色しますが、こちらも問題なく食べられます。
カリフラワーの花蕾が赤紫っぽく変色してるけど食べれる?
カリフラワーの花蕾が赤紫っぽく変色するのは、花蕾に蓄えられた糖分の一部が日光と温度の影響でアントシアニンに変化したものなので問題無く食べられます。
紫色が気になるという場合は、茹でてしまうとアントシアニン色素がお湯に溶けて白く戻ります。
しかし、アントシアニンはブルーベリーなどに含まれる体に良い成分なので、色素を抜いてしまうのはもったいないと思います。
アントシアニンはポリフェノールの一種なので、抗酸化作用が期待出来る安全な色素です。
いままで、紫色に変色しているから処分してたという方などは、捨てずに食べてください。
まとめ
ここでは「カリフラワーが紫に変色してるけど食べれるれる?茹でたり冷凍すると黒い点や茶色に変色した場合は?」について紹介しました。
まとめると、
・カリフラワーが紫に変色してるけど食べても大丈夫?
カリフラワーの花の部分が紫色になるとびっくりしてしまいますが食べても問題ありません。
黒い斑点などは、カビの可能性があるのでその部分を取り除いて食べてください。
・カリフラワーを茹でると茶色に変色するのはなぜ?
カリフラワーを茹でたら、茶色に変色してしまうこともあります。
この変色の原因は酸化です。
カリフラワーの鮮度が良ければ塩茹でするだけで白く茹で上がりますが、ものによっては茶色っぽくなってしまうことがあります。
・カリフラワーの変色を防ぐ方法は?
真っ白なカリフラワーは、時間の経過と共に徐々に白から黄色に変化して、茶色やピンクや紫などに変色していきます。
また、茹でたカリフラワーが変色してしまうのは、酸化が原因なので、変色を抑えるために、鍋に塩と酢(レモン汁でも可)を少量入れることで簡単に防ぐことができます。
すぐに調理しない場合、茹でてから水分を拭き取り1食に使う分ずつ小分けにしてラップに包み冷蔵庫、もしくは冷凍庫にて保存します。
・冷凍したカリフラワーが変色したけど食べれる?
冷凍したカリフワーが変色してしまっても食べることはできます。
変色を避けるために、保存するのであれば、カリフラワーの冷凍保存は下茹でしてから冷凍した方が良いでしょう。
・カリフラワーの花蕾が赤紫っぽく変色してるけど食べれる?
カリフラワーの花蕾が赤紫っぽく変色するのは、花蕾に蓄えられた糖分の一部が日光と温度の影響でアントシアニンに変化したものなので問題無く食べられます。
紫色が気になるという場合は、茹でてしまうとアントシアニン色素がお湯に溶けて白く戻ります。
カリフラワーは変色しやすい食材なので、安ったから買っておくのではなく料理に使用する日に購入するのが一番いいですね。
たくさんいただいてしまった場合などは、茹でて冷凍保存しましょう。