ブロッコリーを食べる時は茹でて食べていると思いますが、ブロッコリーは生でも食べられるのでしょうか?
実はブロッコリーは生のまま食べられます。
ブロッコリーを生のまま食べるとたくさんのメリットあります。
今回は、ブロッコリーを生で美味しく食べる方法や注意点、また冷凍保存の方法などを紹介していきます。
もくじ
ブロッコリーは生で食べれる?注意点は?
ブロッコリーは、葉も茎も生で食べられます。
生で食べる場合、固い部分は厚めに皮をむいて中心部分だけを食べるようにしましょう。
花蕾と同様に葉・茎にも、βカロテン、ビタミンC、食物繊維が含まれています。
ブロッコリーを生で食べる際の注意点としては、アブラナ科のブロッコリーは虫がとてもつきやすい野菜であるため、農薬を散布し害虫対策を行っています。
そのため、食べる前にはよく洗う事が大切です。
また、ブロッコリーの花蕾や房部分は汚れや目に見えにくい小さな虫が入り込んでいることがあります。
それらは、流水で洗っただけでは取れないので、生で食べるときは、注意が必要です。
ブロッコリーの洗い方は、水を張ったボウルに房の部分を逆さにしてつけ、20分ほど放置してからゆすると虫や汚れが浮いてきます。
今まで、茹でていたときはそのような洗い方をしていなかった場合でも、茹でたり加熱したりする事で死滅しており身体への害はありません。
ブロッコリー、生の食べ方は?
ブロッコリーを生で食べるレシピはどんなものがあるのか、生でも食べられるレシピを紹介します。
①ブロッコリーサラダ
ブロッコリーを生で初めて食べる事に抵抗がある人もチーズやマヨネーズなどをかけると食べやすくなりますす。好きなだけチーズをかけて構いません。
②和え物
ブロッコリーの房よりも栄養が高い茎をツナなどで和えると美味しくいただけます。
また、ドレッシングなどで和えてもいいでしょう。
βカロテンは油と一緒に摂ると吸収率があがります。
③漬物
茹でるときは捨ててしまいがちなブロッコリーの茎ですが、ぬか漬けなどで漬けて漬物にしても美味しくいただけます。
④ピクルス
ブロッコリーの房を使ったピクルスは、長期保存が効きます。
ブロッコリーは生のまま冷凍保存できる?
ブロッコリーは生で冷凍保存できます。
ブロッコリーの冷凍保存方法
- 小房ごとにカットし小分けする
- 小分けしたブロッコリーを一つ一つラップにくるんで冷凍庫で保存する
ブロッコリーを冷凍庫で保存する際に一個一個をラップでくるむことで傷みにくくなり、くっついて房がバラバラになってしまうことを防ぐことができます。
また、お弁当のアクセントとして入れるときも一つだけ取り出して茹でたり、レンジで加熱したりして使うことができるので便利です。
冷凍で保存した場合、保存期間は一か月くらいが目安です。
大きな房を購入した場合は、この方法で保存すると使いやすく長持ちします。
冷凍した生のブロッコリーの栄養は落ちる?
市販の冷凍タイプのブロッコリーもスーパーなどで手軽にできますが、冷凍ブロッコリーは、生と比べると栄養価が落ちてしまします。
市販の冷凍ブロッコリーは短時間下茹でする加工処理がされていて、旬の時期に収穫したブロッコリーの鮮度を保った状態で冷凍しています。
これを料理する際に下茹ですると、水溶性のビタミンなどの栄養素が流れてしまいます。
また、家庭の冷凍庫でブロッコリーを冷凍した場合は、市販されているブロッコリーと違い急速冷凍ができないため、冷凍されるまで時間がかかります。
そのため劣化しやすく、市販のブロッコリーより栄養価も少なくなってしまいます。
水溶性の栄養素は、冷凍したブロッコリーを茹でるとさらに流れ出てしまいます。
そのため、そのまま炒めたり、ミキサーにかけたりしてポタージュなどにするのがおススメです。
生のブロッコリーでスムージーを作ると身体に良いの?
ブロッコリーは、緑黄色野菜の中でも栄養価が高いです。
そんなブロッコリーをミキサーで手軽に作れる「スムージー」にすることで、加熱すると失われやすいビタミンも効率よく摂り入れられます。
ブロッコリーには、水溶性のビタミンが多く含まれているので、免疫力向上や貧血予防など幅広い健康効果が期待できます。
でも、茹でてしまうとその栄養素がお湯に溶けだしてしまうので、ビタミンCや葉酸も半減してしまいます。
また、ブロッコリーに含まれている不溶性食物繊維は、腸内での運動を活発にして、便秘の予防や改善に効果を発揮してくれます。
ただし、不溶性食物繊維には、腸内の水分を吸収する作用もあるため、ブロッコリーだけを摂取するとかえって便秘を引き起こしてしまう場合があります。
スムージーで他の食材や水分と一緒に摂り入れれば、その心配もなく、むしろ、相乗効果が期待できます。
ブロッコリーを使ったスムージーの中で人気の組み合わせはバナナです。
バナナを合わせることでブロッコリー特有のにおいが消えて生でも飲みやすくなります。
まとめ
ここでは、「ブロッコリーは生で食べれる?注意点は?食べ方・冷凍保存方法や栄養・スムージーは身体に良い?」について紹介しました。まとめると
・ブロッコリーは生で食べれる?注意点は?
ブロッコリーは、葉も茎も生で食べられます。
注意点は、アブラナ科のブロッコリーは虫がとてもつきやすい野菜であるため、農薬を散布し害虫対策を行っているのでよく洗う事が大切です。
・ブロッコリー、生の食べ方は?
ブロッコリーを生で食べるレシピを紹介します。
①ブロッコリーサラダ
チーズやマヨネーズなどをかけると食べやすくなりますす。
②和え物
ブロッコリーの房よりも栄養が高い茎をツナやドレッシングなどで和えると美味しくいただけます。
③漬物
ぬか漬けなどで漬けて漬物にしても美味しくいただけます。
④ピクルス
ブロッコリーの房を使ったピクルスは、長期保存が効きます。
・ブロッコリーは生のまま冷凍保存できる?
ブロッコリーは生で冷凍保存できます。
冷凍保存方法は、小房ごとにカットし小分けをして、一つ一つラップにくるんで冷凍庫で保存します。
冷凍で保存した場合、保存期間は一か月くらいが目安です。
・冷凍した生のブロッコリーの栄養は落ちる?
冷凍したブロッコリーは、生と比べると栄養価が落ちてしまいます。
また、家庭の冷凍庫でブロッコリーを冷凍した場合は、市販されているブロッコリーより劣化しやすく、市販のブロッコリーより栄養価も少なくなってしまいます。
・生のブロッコリーでスムージーを作ると身体に良いの?
ブロッコリーを「スムージー」にすることで、加熱すると失われやすいビタミンも効率よく摂り入れられます。
そのため、免疫力向上や貧血予防など幅広い健康効果が期待できます。
また、ブロッコリーに含まれている不溶性食物繊維は、腸内での運動を活発にして、便秘の予防や改善に効果を発揮してくれます。
ブロッコリーを使ったスムージーの中で人気の組み合わせはバナナです。
ブロッコリーを生で食べると体に良い栄養素がたくさん摂取できますね。
今まで、生で食べたことのない人も、たくさんの栄養素が摂取できて、簡単に作れるスムージーからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。