豚肉は、様々な料理に使えるので、特売で買いだめをするという事も多いかと思います。
しかし、表示されている消費期限は、それほど長くありませんよね。
そこで今回は、豚肉が腐ってしまった時の見分け方や、日持ちする保存方法などを調べてみたいと思います。
もくじ
豚肉は腐るとどうなる?傷んだ時の臭いや見た目・感触は?
豚肉が腐ると、見た目や臭いから違いが分かります。
色は、緑のような灰色っぽくなり、肉自体の色が悪くなってきます。
そして、酸っぱいヨーグルトが腐ったような臭いがした時は、間違いなく腐ってしまっているので注意しましょう。
また、鼻をつくようなアンモニア臭がした時も、豚肉が腐っている時のサインなので食べないようにしましょう。
そして、感触の違いとしては、糸を引くようなネバネバしていたら、豚肉が腐っている証拠です。
腐った豚肉を加熱したらどうなる?食べられるの?
では次に、腐ってしまった豚肉は加熱したら食べられるのかを調べてみたいと思います。
腐ってしまった豚肉は、加熱すると何とも言えない酸っぱい臭いがします。
このように、加熱した時に酸っぱい臭いのする豚肉には、食中毒の原因となる細菌やウイルスが繁殖している可能性があります。
腐った豚肉に発生した細菌やウイルスは、加熱しても毒素はなくならないので、食べないようにしましょう。
また、獣臭のような明らかに食べられないと感じる臭いがするので、決して食べず廃棄するようにしましょう。
もし、腐った豚肉を食べてしまった時は?
気づかずに腐った豚肉を食べてしまった場合は、すぐに体に異変が出てくることが多いと言われています。
最も多い体の症状としては、吐き気や悪寒、下痢や腹痛などです。
もしも、腐った豚肉を食べてしまったと気づいたら、飲み込まずにすぐに出すようにしましょう。
食中毒菌が付いた豚肉を食べてしまったらどうなる?
先ほども解説しましたが、腐ってしまった豚肉を食べてしまった時は、吐き気や腹痛・下痢などの症状が出ます。
吐き気が出た時や、下痢の症状が出た時は、無理に症状を抑えるとかえって菌が全身にまわってしまう可能性があります。
その為、下痢止めや吐き気止めは飲まず、早めに病院へ行くようにしてください。
食中毒菌が増殖した豚肉を使った後に気をつけることは?
食中毒菌が増殖した豚肉を使って調理をした後は、調理器具などを消毒しないと危険です。
一番効果が高い方法は、熱湯消毒と塩素系の漂白剤での消毒です。
まな板などは熱湯をかけて、しっかり乾燥させるようにしましょう。
そして、包丁などは鍋に沸騰したお湯を用意して、そこで煮沸消毒すれば安心です。
食中毒菌は、水分があるところで増殖するので、しっかり乾燥させるのも忘れないようにしましょう。
豚肉の常温・冷蔵・冷凍 日持ちはどれくらい?
それでは最後に、豚肉の日持ちについて調べていきたいと思います。
豚肉の常温の日持ちは?
豚肉は、常温での保存はオススメ出来ません。
豚肉には、もともと肉自体が持っている菌があるため、常温のまま置いておくと菌が増殖して腐ってしまいます。
その為、豚肉を保存する時は冷蔵保存か冷凍保存するようにしましょう。
豚肉の冷蔵の日持ちは?
冷蔵保存した豚肉は、ひき肉の場合は当日か翌日まで、スライス肉の場合は2日~3日程度日持ちがします。
購入してから冷蔵するまでに、あまり温度変化がないようにすると日持ちがしやすくなりますよ!
豚肉の冷凍の日持ちは?
冷凍保存した豚肉は、ひき肉の場合は2週間程度、普通のスライス肉なら1ヶ月程度日持ちがします。
空気が入らないように、ラップなどで小分けにした状態で冷凍すれば、長く日持ちさせることが出来ますよ!
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まとめ
さて今回は、豚肉が腐っているかどうかの見分け方や保存方法などを調べてみました。
豚肉は、様々なお料理に使う事が多いだけに、多めに買ってきて保存しておきたい食材でもありますよね。
今年は特に暑さが厳しい事もあり、適切な方法で保存しないとすぐに腐ってしまいます。
安全に、美味しい状態で豚肉を食べられるように、ぜひ参考にしてみてくださいね!