赤飯の日持ちは冷蔵庫で何日持つのか気になりますよね?
結論から言うと、
- 赤飯の常温での日持ちは2日です。
- 冷蔵庫保存の日持ちは3日程度です。※常温保存も気温が高いと腐るのも早くなるので注意が必要です。
家族のお祝い事やご近所さんからたくさん頂いてしまって、
とても食べきれない時はどうしたらいいのか…
ここでは赤飯の日持ちは冷蔵庫では何日保存(賞味期限)できるのかや、常温では何日保存できるのか。
また、赤飯を冷凍保存する方法や解凍方法などについて紹介します。
もくじ
赤飯の日持ち(賞味期限)は冷蔵庫では何日保存できる?保存方法は?
赤飯は冷蔵庫でどのくらい日持ちがするのでしょうか?
結論から言うと、冷蔵庫保存の日持ちは3日程度です。
保存方法はタッパーなどの容器に入れて密封して保存します。
また、温める場合は少量の水をかけ、ラップをします。そうするとパサパサ感を抑えられます。
米には、大きく分けて「うるち米」と「もち米」があります。
2つの大きな違いは含まれているデンプンの成分にあります。
うるち米にはアミロースとアミロペクチンが2:8で、もち米には含まれるのはアミロペクチンのみです。
もち米の粘りと独特の食感はこのアミロペクチンのせいなんです。
アミロペクチンは水分と熱を加えると分子にすき間ができ柔らかくなります。
ですのでもち米で作られる赤飯が蒸したてはモチモチとしていますが、冷めると固くなります。
もち米などに含まれるデンプンは0~3℃の温度で最も劣化しますが、赤飯は冷蔵保存にはあまり向いていません。
その理由は冷蔵庫の中がこの温度に近く劣化を進めてしまうからです。
赤飯がパサパサになって食感と風味が劣化してしまいます。
冷蔵保存する場合は赤飯が乾かないようにタッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
このように劣化を早めてしまうため、冷蔵庫保存の日持ちは3日程度でしょう。
ですので、早めに食べることをおすすめします。
赤飯の日持ち、常温では何日保存できる?
つぎに赤飯は常温でどのくらい日持ちがするのでしょうか?
赤飯の常温での日持ちは2日です。
なぜこんなに短いのか理由は、赤飯の賞味期限が短いのは炊いてアルファ化したもち米が冷めるとすぐに劣化が始まって味が落ちるからです。
加えて赤飯に混ぜる小豆も劣化が早いのであまり常温では長持ちしません。
常温保存の場合は早めに食べてしまうか、食べられない場合は冷凍保存をおすすめします。
赤飯を冷凍保存する方法は?
つぎに冷凍保存の方法をみていきましょう。
冷凍保存した場合に2ヶ月は保存ができます。
冷凍保存する場合は赤飯が冷めてしまってから冷凍庫に入れるとかえって乾燥が早まってしまいます。
ですから赤飯をおいしい状態で冷凍するには炊きたての状態で二重にしラップで包んで蒸気を逃さないようにしてくださいね。
そして冷凍庫の臭いが移ったり霜がつかないようにタッパー密閉容器やジッパー袋などの冷凍保存袋に入れてなるべく空気を抜いて冷凍保存しましょう。
また、劣化が進む温度をできるだけ早くさける冷凍保存のしかたが赤飯の美味しさを保って保存することができるコツです。
冷凍保存した場合に2ヶ月は保存可能で、赤飯がたくさん余ってしまった場合は冷凍保存が1番適しています。
冷凍した赤飯を解凍するには?
では冷凍保存した赤飯を解凍して美味しく食べる方法をみていきましょう。
冷凍した赤飯を解凍して食べる時は蒸し直すか電子レンジで湯気が立つまで温めてくださいね。
この時途中で赤飯の様子をみながらパサパサ感が気になるようなら、ティースプーン1〜2杯の水か料理酒をかけて温めると作りたてのようなふっくら感が戻って美味しく食べられます。
また冷蔵庫で保存していた赤飯も同じ方法で温めると美味しく食べられますので、ぜひ試してみてくださいね。
赤飯が腐るとどうなる?
赤飯が腐ると、見た目や食感、匂いが変わります。
- 腐った赤飯の見た目は、通常の赤飯の色合いから褐色や黒色に変色したり、また、表面にカビが生えている場合もあります。
- 食感は、腐った部分が柔らかくなってしまっているため、通常の赤飯と比べてふやけていることがあります。
- 匂いは、通常の赤飯の甘い香りから、すっぱい臭いだったり、腐敗臭に変化していることがあります。
まとめ
今回は赤飯の冷蔵庫の日持ちはどのくらい?冷蔵庫での日持ちや解凍方法について紹介しました。
- 赤飯の冷蔵庫での日持ちは3日で冷蔵庫保存はあまりおすすめではない。
- 赤飯は冷凍保存がおすすめ。
- 赤飯の常温保存は2日と短い。
- 赤飯の冷凍保存は密閉容器で保存、日持ちは2ヶ月ぐらい。
- 赤飯の解凍方法は蒸し器で蒸すか、電子レンジで湯気が立つまで温める。
今回は赤飯は常温では2日しか日持ちがしないので早めに食べるか
冷凍保存が良いようです。