春が来たな~と感じさせてくれる『ふきのとう』ですが、
ふきのとうをあく抜きしないで食べた・・・
ということはありませんか?
毒性があると言われるふきのとうですが、
・どのような毒性があるのか
・体にどのような症状が出るのか
ふきのとうの毒性と症状について調べてみました。
他にも、天ぷらにしたい時、ふきのとうは苦味やアクが強いから、アク抜きはした方が良いのか?
また、美味しく天ぷらを揚げるコツやふきのとうのアクの抜き方ついて調べてみました。
もくじ
ふきのとうの毒性って何?どんな症状が出る?
ふきのとうの毒性について調べてみました。
ふきのとうは肝臓に対して毒性を持ったピロリジジンアルカロイドという物質があるようです。
どんな症状があるか、実際にふきのとうを食べて具合が悪くなった例をみると、
ふきのとうをサラダで食べた時に、お腹を壊して下痢がひどくなったり、舌がしびれたなどがあるようです。
この例をみると、切ったふきのとうを水にさらさないで、そのまま食べた可能性が高いようです。
なので、水にさらしてアク抜きをしたり、揚げたり、炒めたりすれば、このような心配はなく食べることができます。
もし症状が出て、長引くようなことがあれば、病院でみてもらうことで良いと思います。
ふきのとうで天ぷらをする時、あく抜きは必要?
ふきのとうを天ぷらにするときって、アク抜きはするのか?
ですが、結論から言うとアク抜きはしなくて良いんです。
ふきのとうをキレイに洗ってから、水気を拭き取ってから天ぷらにするといいです。
でも、苦味やアクが気になる方は、アク抜きはした方が美味しく食べれます。
ふきのとうのあく抜きの方法は?
ふきのとうが芽をだしころは黄色っぽく苦味がすくないのですが、
緑になると苦味やアクが出てくるのでアク抜きは必要です。
そして、
ふきのとうのアク抜きの方法は3つあります。
その方法はこちらに紹介してます!
ふきのとうを沸騰した塩が入ったお湯につける
用意するものは、塩が入って沸騰したお湯と氷水です。
アク抜きをするポイントは!
短時間(3~4分)で茹でること。そして冷水につけることでアクが抜けていきます。
あとは、キッチンペーパーで水分を拭き取ればOKです。
お湯に塩を入れるのは、色がキレイに出るようにすることと、栄養分が出ないようにするためです。
これは他の野菜を茹でる時と同じですね。
次に、
ふきのとうを沸騰した重曹が入ったお湯につける
重曹が入った沸騰したお湯に氷水を用意します。
上記の塩が重奏に変わっただけで、アク抜きの方法は同じです。
重曹にはいろんな効果がありますが、ここではアク抜き効果です。
重曹でアク抜きすることで、繊維をやわらかくしてアク抜きが抜けやすくなります。
細胞の健康維持を助ける栄養素
健康が気になる方はこの油がいいかも
ふきのとうを水にさらす
ふきのとうを水にさらすことで苦味をとることができます。
苦味を残したいなら、30分程度水にさらし、
苦味をしっかりとりたいなら、2~3時間、時々水を変えながらさらすと良いです。
ふきのとうを使って、どんな料理をするかで、アクの抜き方を選んでも良いですね。
ふきのとうの天ぷらをカラッと揚げるコツは?
ふきのとうを天ぷらで食べると美味しいですよね。
プロのように小麦粉と氷水でといた衣につけて揚げても良いですが、これだと腕も必要ですよね。
折角のふきのとうが台無しになるので、私は市販の天ぷら粉を使っています。
天ぷら粉を水で溶いて、サラッとした濃度にします。この濃度が濃いと重たくなるので薄めで作ります。
どんな状態かというと、170℃の油に、溶いた衣を少し入れて、全体に散るくらいが目安です。
そして、ふきのとうを衣につけて、160~170℃の低音で水分を飛ばすように4~5分揚げていき、衣が少し透き通ってきたら水分が抜けている状態になっているので出来上がりです。
天ぷら粉なので、ふきのとうの表面がカリッとしていて美味しいです。
でも、カリッとより、サクッとした食感が好きな方は、天ぷら粉は使わずに、小麦粉と氷水で衣を作った方がいいかもしれません。
この時、衣を作るときは混ぜすぎないことです。
混ぜすぎると粘り気が出て、軽い衣にならないからですね。
ふきのとうのレシピで天ぷら以外は何がある?
ふきのとうといえば、天ぷらをイメージしますが、
茹でてアク抜きしたふきのとうを使って醤油と砂糖、お酒で煮て卵でとじたり、炒めたり、味噌などで味を付けたり。
また、胡麻和えや白和え、酢味噌和えやクリーム煮、すき焼きに入れてもいいですね。
まとめ
ふきのとうを天ぷらにする時はアク抜きは不要でしたね。
ただ、緑っぽくなったら、苦味やアクも強くなるのでアクを抜いた方が美味しく食べれます。
また、水でさらしたり、アク抜きをしないでサラダで食べると、腹痛が出ることもあるので、サラダで食べる時はしっかり水にさらしたいですね。
ここでは、ふきのとうで天ぷらをする時あく抜きは必要なのかや毒性について紹介しました。