クリスマスなどのイベントがあるとき、家でローストビーフを作りたいと思うときがありますよね。
でも、自分で作ったローストビーフが生焼けだったらどうやって見分けるのでしょうか。
また、生焼けを食べてしまっても大丈夫なんでしょうか。
元々生に近い状態なので、見分けづらいですよね。
牛肉なんで食べても大丈夫な気がしますが、実際のところはどうなんでしょう。
ここではローストビーフが生焼けだった場合の見分け方や対処法、そして再加熱の方法を紹介します。
もくじ
ローストビーフの生焼けは食べても大丈夫?
家でローストビーフを作った時に、いざ食べようとして切ってみたら生焼けだったなんてこと8もあります。
そんなとき、再度加熱する時間もないなんてときは、そのまま食べても大丈夫なのか心配になりますよね。
ローストビーフが生焼けであっても大丈夫です。
理由は、牛肉には人体に害のあるような害虫はいませんし、豚肉などと違って肉の中まで細菌がいるようなこともないからです。
ローストビーフは表面を焼いてしまうので、肉の表面に付着する菌は消滅します。
そのため、表面に火が通っていれば中が生焼けであっても問題なく食べられます。
ローストビーフが生焼けの時の見た目は?
ロースロビーフは見た目がどんな状態であれば火が通っているのでしょうか。
ローストビーフは、ロゼの状態であれば最適な焼き加減ができているということになります。
ロゼは、レアとは異なり、じっくりと火を入れることで肉の中身が薄いピンク色になることです。
肉を切った時に赤い血が出てきたときは、生焼けの状態なので再度加熱が必要です。
また、切ったときは薄いピンク色だったのに、食べるときになってお肉から赤い血のようなものが出てきた場合は、牛肉の血液成分のヘモグロビンが空気中の酸素と反応しているだけなので、生焼けではありません。
ローストビーフの生焼けの見分け方・確認はどうする?
ロースとビーフを切ったときの色で判断することはできますが、ローストビーフを焼いてすぐに切ってしまうと赤い肉汁と一緒にうま味が逃げてしまいます。
また、切ってから生焼けだとわかった場合、再調理するのに手間がかかることになります。、
ローストビーフを切らずに焼き加減を見分ける方法をご紹介します。
①ローストビーフの中心部分の温度を測る
ローストビーフがロゼの状態であるときの温度は、54℃~57℃です。
②金串を使って中心部の温度を調べる
金串をローストビーフの中心部まで突き刺し、10秒ほどで取り出して下唇に当ててみてください。
「熱い」ときは焼きすぎ、、「温かい」ときはロゼ、「冷たい」ときは生焼けです。
唇につけて判断する際に、やけどしないように一度指で触ってみるのもいいですね。
ローストビーフが生焼けだった時の対処法は?
ローストビーフが「生焼け」だとわかったときの対処法はどうすればいいのでしょうか。
ローストビーフが生焼けだったときの対処法としては、そのまま食べるか、時間があれば再加熱しましょう。
ローストビーフは、表面を焼いているので中が生焼けでも食べられます。
生焼けが気になるようでしたら、再加熱して中まで火を通しましょう。
また、生焼けでも再加熱してもスライスしたローストビーフは長時間置いておくと細菌がついてしまうので、長時間放置するのはやめましょう。
また、一度に全部スライスしないで、食べる分だけスライスするようにした方が、再加熱しやすくなり、スライスしたローストビーフより細菌をつきにくくすることができます。
生焼けのローストビーフを再加熱する方法は?
簡単にローストビーフを再加熱す方法をご紹介します。
①湯せんにかける
お肉をラップで二重に包み、さらにビニール袋に入れて空気が入らないように口を縛りましょう。
そして、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて空気を抜き、袋を閉じます。
お肉が入る大きい鍋でお湯を沸かして沸騰したら火を止めます。
その中にお肉全体がお湯に浸かるように鍋に入れて蓋をして15~20分置きます。
その後、蓋を外して5分置いてください。
②フライパンで蒸し焼きにする
フライパンにアルミホイルに包んだお肉をのせて蓋をして弱火で5~10分蒸し焼きにします。
③電子レンジで再加熱する
あまりおすすめできる方法ではないのですが、両面を10秒ずつ再加熱する方法があります。
この方法は、加熱の加減が難しく熱を入れすぎてしまう可能性が高いですが、あまり時間がないときにはこのような方法もあります。
再加熱すると火を入れすぎてしまったりするので、できれば、再加熱などしない状態で最初からきれいに仕上げられるように、ローストビーフを作る際に冷蔵庫から出したお肉は30分ほど置いて常温に戻しましょう。
冷たいまま調理すると中心部が生焼けになったり、焼きムラができてしまったりするので注意してください。
まとめ
ここでは、「ローストビーフの生焼けは食べても大丈夫?生焼けの見た目・対処法や再加熱の方法も」について紹介しました。まとめると
・ローストビーフの生焼けは食べても大丈夫?
ローストビーフが生焼けであっても大丈夫です。
理由は、牛肉には人体に害のあるような害虫はいませんし、豚肉などと違って肉の中まで細菌がいるようなこともないからです。
・ローストビーフが生焼けの時の見た目は?
ローストビーフは、ロゼの状態であれば最適な焼き加減ができているということになります。
ロゼは、レアとは異なり、じっくりと火を入れることで肉の中身が薄いピンク色になることです。
肉を切った時に赤い血が出てきたときは、生焼けの状態なので再度加熱が必要です。
・ローストビーフの生焼けの見分け方・確認はどうする?
ローストビーフの生焼けの見分け方
①ローストビーフの中心部分の温度を測る
ローストビーフがロゼの状態であるときの温度は、54℃~57℃です。
②金串を使って中心部の温度を調べる
金串をローストビーフの中心部まで突き刺し、10秒ほどで取り出して下唇に当ててみてください。
「熱い」ときは焼きすぎ、、「温かい」ときはロゼ、「冷たい」ときは生焼けです。
・ローストビーフが生焼けだった時の対処法は?
ローストビーフが生焼けだったときの対処法としては、そのまま食べるか、時間があれば再加熱しましょう。
・生焼けのローストビーフを再加熱する方法は?
①湯せんにかける
お肉をラップで二重に包み、さらにビニール袋に入れて空気が入らないように口を縛り、沸騰してから火を止めたお湯にいれて蓋をして15~20分置き、更に蓋を外して5分置きましょう。
②フライパンで蒸し焼きにする
フライパンにアルミホイルに包んだお肉をのせて蓋をして弱火で5~10分蒸し焼きにします。
③電子レンジで再加熱する
両面を10秒ずつ再加熱します。
たまには、家でローストビーフを作るというのもいいですね。
美味しく食べるためにも調理するまえにお肉を常温に戻すことを守れば、生焼けになることはないようなので、再加熱なしで美味しくローストビーフを食べたいですね。