お酒のおつまみや食事の箸休めとしてらっきょうって良いですよね。
好きな方ですと、気づけば数十粒食べてしまった!ということもあるかと思います。
らっきょうは体に良いですが、こんなことを思ったことありませんか。
らっきょうって食べすぎても体に影響はないの?
体に良くても食べ過ぎると及ぼす食品もありますよね。
そこで、今回はらっきょう食べすぎた時にどのようなことが起きるのか調べてみました。
好きな方、つい食べ過ぎてしまう方はぜひ
参考にしてみてください。
らっきょうの食べ過ぎはどうなる?
調べたところによると、らっきょうを食べ過ぎてしまった場合には胃に負担がかかってしまうそうです。
その結果、胃もたれや胸焼けを起こす場合があります。
ついたくさん食べがちですが、
1日に摂取して良い個数は4、5個です。
意外と少ないと感じませんか。
らっきょう好きの方は物足りないと思う方も多いかと思います。
もっと食べたいと思ってしまいますが、それ以上食べると体に症状が出ることがありますので注意してください。
らっきょうを食べ 過ぎると鼻血が出る?
私が調べた中では、らっきょうの食べ過ぎで出る最も主な症状は
先程紹介した胃の負担です。
しかし、それ以外にもらっきょうの食べ過ぎによって
症状が出ることがあります。
その一つが鼻血です。
胃への負担は何となく分かりますが、鼻血はなんで?と思いませんか。
私はその原因を調べるまで知りませんでしたが、調べたら納得です!
食べ過ぎで鼻血が出る原因は「硫化アリル」という成分が関係していました。
これはらっきょうの中に含まれる成分です。
聞き慣れないかもしれませんが、この硫化アリルは
玉ねぎなどにも含まれています。
玉ねぎといえば、「血液をサラサラ」と思いつく方も多いかと思います。
まさにその成分です。
「え?体に良い成分だよね?」
そうです!
硫化アリルは体にとっては必要な成分です。
血液をサラサラにすることは良いのですが、食べすぎると
体内でサラサラになった血液が出血をした場合に止まりません。
鼻は粘膜が薄い場所です。
その為、あまりにもサラサラになっていれば、鼻を少し傷つけたときに鼻血となって出てしまうのです。
ちなみに先ほど紹介した胃への負担もこの硫化アリルです。
一定量は体に良いですが、取り過ぎると結果的に胃に負担となります。
そして胃もたれや胸焼け、さらには鼻血を引き起こしてしまいます。
らっきょうの食べ 過ぎは便秘に良いの?
今度はらっきょうと便秘の関係について紹介します。
らっきょうは便秘に効果がある!
これは結論から言えば、間違いではありません。
らっきょうにはフルクタンという成分も含んでいます。
このフルクタンは水溶性食物繊維に分類されます。
簡単に言うと、便に水分を与えてくれる効果を持っているのです。
その為、結果として便秘解消となります。
しかし、注意です!
特に女性は便秘で悩んでいる方も多くいます。
便秘を解消したいと思い、食べ過ぎてしまうのは危険です。
らっきょうを食べ過ぎてしまうと、このフルクタンの効果が
大きく発揮されてしまいます。
その為、食べすぎると今度は下痢をしてしまうことがあるようです。
便秘を改善したい気持ちは分かりますが、やはり
食べすぎずに適量を守ることが大切なようです。
らっきょうを食べすぎるとガスが溜まる?
らっきょうを食べすぎるとお腹の中にガスが溜まってしまいます。
その理由は繊維質が多いことが関係しています。
らっきょうは繊維質が多いので、胃の中では消化しきれません。
その結果、大腸まで行ってしまいます。
そして大腸で分解されるので、炭酸ガスやメタンガスになりやすいそうです。
このことがガスの溜まる原因となります。
美味しいからと言って食べ過ぎてしまえば、よりお腹の中でガスになりやすく溜まってしまいます。
まとめ
今回はらっきょうの食べ過ぎによって起こる症状をまとめてみました。
らっきょうは1日5粒程度が目安となっており、
それ以上食べてしまうと食べ過ぎになります。
主な症状としては胃もたれや胸焼けがありますが、
鼻血や下痢のような症状もあります。
また繊維が多い為、ガスも溜まりやすくなってしまう食材です。
体に良い物でもありますが、やはり適切な量を守って食べてくださいね。