放置していた飲みかけのペットボトルのお茶をあやまって子供が飲んでしまったり、無意識に飲んだペットボトルのお茶が古いものだったりする事ってありますよね。
でも飲んでしまったものを吐き出せないし、どうしたらいいのか不安になります。
また、煮だしたお茶を冷蔵庫で保管していたら、カビのようなものが浮いていたなんてこともあります。
ここでは、お茶にカビが!飲んだらどうなる?などについてご案内していきます。
もくじ
お茶のカビを飲んだらどうなる?大人や子どもの場合も!
免疫に問題ない人の場合、カビを摂取しても大事には至りません。
また、カビを飲んでしまって、何も症状がない状態で病院に行っても対処方法があまりないでしょう。
人によっては、下痢をする可能性はありますが、まずは様子を見る事です。
多少のカビであれは、体調に異常は現れません。
しかし、
- 一度に大量に飲んでしまった
- 知らないで、数日間飲み続けていた
- 体調が悪い人、免疫力が低い人が飲んでしまった
- 赤ちゃんやお年寄りが飲んでしまった
場合などは、
体調に変化があるか様子をみるのではなく、早めに病院で診察や相談をしてみた方が良いでしょう。
知らずにお茶に入った白いカビを飲んでしまった!対処法はある?
知らずにお茶に入った白いカビを飲んでしまったときの対処法は、残念ながらありません。
病院で胃の洗浄という方法もありますが、胃の洗浄は簡単なことではないので、食中毒などの症状がない場合の選択肢としては適切ではありません。
食中毒のような症状が出てきた場合はまずは適切に対処して病院にいきましょう。
①吐き気がでてきた場合
身体が悪いものを外に出すという反応なので、我慢しないで吐くことが大切です。
②下痢になった場合
悪いものを外に出すという反応なので、下痢止めなどで対処をしないで悪いものは出しましょう。ただし、下痢は体水分も出してしまうので脱水になる危険があります。
③熱が出た場合
熱が出るということは、体が細菌と戦っているといことなので、病院に行く前に解熱剤などを飲まない方が良いでしょう。
いずれの場合も、できるだけ早く病院に行く事が大切です。
カビのお茶を飲んでしまった場合の家庭でできる応急処置方法などはないので、食中毒の症状がなくても、不安な場合は病院に行きましょう。
容器やペットボトルに入れたお茶にカビが!これはカビなの?
お茶を沸かした後に、ベットボトルに移して保管することがありますが、ペットボトルの内側に茶色のカビのようなものが付着していることがあります。
お茶は、殺菌作用を持つカテキンを含む分、腐りにくいと思ってしまいますが、実は、茶葉には細菌やカビが好むタンパク質を多く含むため、腐りやすいのです。
そのため、体に有害な菌を発生する危険があり、時間が経ったお茶は飲まない方が良いでしょう。
煮だしたお茶の賞味期限は意外と短く、3日から4日くらいなんです。
その為、冷蔵庫に入れていたとしても日数が経過したお茶は細菌やカビがたくさんなんてこともありますので、煮だしたお茶は早めに飲みましょう。
なぜお茶にカビが発生するの?対処法はある?
煮だしたお茶や水出しの麦茶などを容器に入れて保管していると5日くらいで、カビが生えたりします。
煮だしていても、水出しのパックでも、お茶を入れる容器に雑菌がいる場合があります。
雑菌がいる状態で冷蔵庫に入れてもお茶が冷えるまでの間にその雑菌が繁殖する恐れがあります。
容器は、熱湯消毒ができるものであれば熱湯で消毒したり、耐熱の容器でない場合は塩素系漂白剤で殺菌したりして、煮出したお茶は冷ましてから容器に移すなどの対処をすれば、多少は長く日持ちするかもしれません。
また、水出しのパックの場合、保管状況によってはパック自体に雑菌がいる場合があります。
そのため、お茶を長持ちさせようとするのではなく、作ったら早めに飲んでしまうことが一番良いでしょう。
水筒に入れたお茶にカビの臭いが!水筒のカビの臭いの取り方は?
長く使用していたステンレスのボトルがカビ臭いときはどうしたら良いのでしょうか。
ステンレスボトルの各メーカーが推奨しているのは、漂白剤です。
漂白剤はハイターなどの塩素系漂白剤と、酸素系漂白剤の2種類があります。
塩素系漂白剤は、サビや故障の原因となるため使用できませんので、酸素系漂白剤を使用しましょう。
酸素系漂白剤での洗浄方法
①水またはお湯、約2リットルに対して、10g(大さじ1弱)の酸素系漂白剤を入れ、よく混ぜます。
②作った液をボトル入れます。
本体の外側は、塗装などの剥がれの原因になるので、漂白剤は使用しないでください。
また、漂白剤液を入れたボトルの蓋をすると内圧が上がりとても危険なので蓋をしないでください。
③ふたやパッキンは、漂白剤液に30分ほど漬け込みます。
ステンレスボトルの洗い方の中の酸素系漂白剤の使い方
④漬け終わったら、よくすすいでください。
また、クエン酸や重曹などを水に溶かして漬けておくのも効果的です。
ステンレスボトルのメーカーによっては専用のステンレスボトル用洗浄剤を販売していたりします。
まとめ
ここでは、「お茶にカビが!飲んだらどうなる?カビるのはなぜ?白い浮遊物・容器・ペットボトル・臭いも」について紹介しました。
まとめると
・お茶のカビを飲んだらどうなる?大人や子どもの場合も!
免疫に問題ない人の場合、カビを摂取しても大事には至りません。
「大量に飲んでしまった」「体調が悪い人、免疫力が低い人が飲んでしまった」「赤ちゃんやお年寄りが飲んでしまった」場合などは、一度病院で診察や相談をしてみた方が良いでしょう。
・知らずにお茶に入った白いカビを飲んでしまった!対処法はある?
知らずにお茶に入った白いカビを飲んでしまったときの対処法は、残念ながらありません。
食中毒のような症状が出てきた場合はまずは適切に対処して病院にいきましょう。
また、食中毒の症状がなくても、不安な場合は病院に行きましょう。
・容器やペットボトルに入れたお茶にカビが!これはカビなの?
お茶を沸かした後に、ベットボトルに移して保管することがありますが、ペットボトルの内側に茶色のカビのようなものが付着しているのはお茶の成分ではなくカビです。
お茶は、殺菌作用を持つカテキンを含む分、腐りにくいと思ってしまいますが、実は、茶葉には細菌やカビが好むタンパク質を多く含むため、腐りやすいのです。
・なぜお茶にカビが発生するの?対処法はある?
煮だしていても、水出しのパックでも、お茶を入れる容器に雑菌がいたり、保管状態によっては水出しパックに雑菌がいたりする場合があります。
対処法としては、容器を熱湯消毒したり、耐熱の容器でない場合は塩素系漂白剤で殺菌したりして、煮出したお茶は冷ましてから容器に移すなどの対処をすれば、多少は長く日持ちするかもしれません
・水筒に入れたお茶にカビの臭いが!水筒のカビの臭いの取り方は?
ステンレスボトルの各メーカーが推奨しているのは、漂白剤です。
漂白剤は、酸素系漂白剤を使用しましょう。
また、クエン酸や重曹、ステンレスボトルのメーカーが販売している「ステンレスボトル専用」の洗浄剤もあります。
お茶は実はカビやすいんですね。
ペットボトルのお茶より煮だした方が安いし、美味しいから煮だしたお茶を作りますが、長く保管したものはカビが生えやすいかに出したお茶は早く飲むことが大切ですね。