レタスは、野菜の中でも傷みやすいと言われています。
しかし、具体的に腐るとどうなるのかや、どのくらい日持ちがするのか分かりづらい時がありますよね。
そこで今回は、レタスが腐るとどう変化するのかや、日持ちする保存方法などを調べていきたいと思います。
もくじ
レタスは腐るとどうなる？
ではまず、レタスが腐った時の見た目の変化や、臭いなどの変化を調べてみましょう。
レタスは腐ると見た目
レタスは、腐ってくると全体的に赤くなるのが特徴です。
新鮮な時は、鮮やかな緑色をしていますが、腐ってくると切り口や断面から赤く変色してくるのです。
そして、赤い色からさらに進行してくると、赤黒く変色してきます。
新鮮な時に、レタスから出てくる白い液体の色も、腐ってくると茶色がかった色に変化します。
赤く変色している時点で、レタスは腐ってしまっているので、食べないようにしましょう。
レタスは腐ると臭い
レタスは、腐ってくると臭いも変化してきます。
鼻をつくような、酸っぱい臭いがしたら腐っている証拠です。
分かりやすい例えだと、ドレッシングにレタスを浸したような、酸っぱい感じの臭いが特徴です。
このような臭いがしたら、加熱しても菌を殺す事は出来ないので、食べないようにしましょう。
レタスは腐ると触った感触
レタスは腐ると、ぬるっとした感触に変化します。
レタスから出た液体も、ドロッとした感触になるので、このような場合は腐っている証拠です。
食べない方が良い状態のレタスは?
レタスの見た目が、赤く変色して酸っぱい臭いのする状態のものは、食べない方が良いでしょう。
また、葉っぱがしなっとしていたり、ヌルヌルとした状態のものも、食べないようにしましょう。
レタスの日持ちさせる保存方法や保存期間は?
それでは、レタスを日持ちさせる保存方法や、目安となる保存期間を調べてみましょう。
レタスを丸のままの保存方法
レタスは、丸のまま保存するのが一番日持ちすると言われています。
丸のまま保存する時に大切なのは、「乾燥を防ぐ」ことと「芯をくり抜く」ことです。
レタスは、収穫された後でも成長は止まっていないので、葉から水分を得ようとします。
葉の水分がなくなるとレタスは鮮度が落ちてしまうので、それを防ぐために湿らせた新聞紙やキッチンペーパーなどで包むと良いでしょう。
あまり水分が多いと腐る原因になるので、少し湿らせたくらいの新聞紙でちょうど良いですよ。
その後、冷蔵庫の野菜室に入れて保存しましょう。
外側の葉から使うようすれば、新鮮なレタスなら3週間以上日持ちさせることが出来ます。
小麦粉を使う・保存期間
レタスの保存方法で、小麦粉を使って保存をするのもオススメです。
- レタスの芯を包丁で切り落としたら、切り口に小麦粉をまぶします。
- そして、ポリ袋に入れ、芯の部分を下にした状態で野菜室で保存しましょう。
こうすることで、切り口からレタスの水分が抜けるのを防ぐ事が出来るので、日持ちが良くなるのです。
この状態で保存すれば、だいたい3週間ほど保存することが出来ますよ！
爪楊枝を使う・保存期間
爪楊枝を使った保存方法もオススメです。
- レタスの芯の部分に、3～4本の爪楊枝を深く差し込みます。
- その後、新聞紙かラップででレタスを全体的に包んで、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
この方法は、レタスの成長のスピードを左右する、成長点の特徴をうまく活かした保存方法です。
レタスを日持ちさせるには、レタスの成長を止める必要があります。
そこで、レタスの芯の部分にある成長点に爪楊枝を指す事で、レタスの成長を止めることが出来るのです。
具体的な保存期間は、温度やレタスの状態にもよりますが、普通に爪楊枝を指さない状態で保存するよりは日持ちすることが分かっています。
使いかけ、余ったレタスの保存方法
サラダに使って余ったレタスなど、使いかけの保存方法を調べていきたいと思います。
水に浸す
使いかけのレタスの保存方法は、葉に水分をしっかり含ませることが大切です。
ボウルなどに水を入れて、その中に使いかけのレタスの葉を浸します。
その状態で、冷蔵庫の野菜室に保存すれば、長持ちしますよ！
50度洗い
二つ目は、50度のお湯で洗って保存する方法です。
①最初にお湯の中に、サッとレタスを浸します。
②その後、冷水にレタスを浸す事で、新鮮な状態のシャキッとした食感に戻るのです。
お湯で洗う事で、レタスの葉の表面を殺菌できる効果も期待できます。
レタスを冷凍保存方法
最後にご紹介する保存方法は、レタスを冷凍する方法です。
- レタスを冷凍する時は、大きめにカットします。
- レタスは何度も冷凍すると食感が悪くなるため、一回分で使う量ごとに小分けにするのがオススメです。
- 葉物を冷凍すると、冷凍焼けを起こすので、小分けにしたレタスをキッチンペーパーなどで包みましょう。
- そして、密閉できる容器に入れて冷凍します。
もし、急速冷凍機能が付いている場合は、急速で冷凍した方がより鮮度を保つことが出来るのでオススメです。
レタスを冷凍するメリットは?
レタスを冷凍保存するメリットは、レタスの成長を止めて、鮮度を保つことが出来るという点です。
鮮度の良い状態のうちに冷凍することで、断面や切り口から腐ってしまうのを防ぐ事が出来るのです。
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まとめ
さて今回は、傷むのが速いレタスの保存方法や、腐っているかの見分け方を調べてみました。
レタスは、野菜の中でも腐るスピードが速いので、適切な方法で保存することが大切です。
今回ご紹介した方法で、ぜひレタスの鮮度を保って、長く新鮮な状態で食べられるようにしてくださいね！
