私の家では犬を飼っているのですが、お散歩中に草むらに入ったりするとダニがついていないかなと不安になったり、
家でもかゆそうな仕草をしていると大丈夫かな?と心配になりすることありますよね。
そんな時にダニは目に見えるのか、取ってもいいのか気になっていました…
ここでは犬についたダニの見つけ方や、犬に食いついたダニを取る方法について調べてみました。
犬についたダニの見つけ方は?
ダニは犬の体表面に寄生しますが、特に犬の耳、胸部、内股部、おしり(肛門)の周りなど、被毛の少ないところに寄生するそうです。
見つける4つポイント
- 血を吸う前のマダニはゴマ粒大(1mm程)の薄っぺらな形をしていて色はグレーや茶色をしてる。
- 血を吸うと黒く膨れて小豆粒大になり、大きなイボかホクロのように見えることがある。
- 皮膚が薄く付着と吸血が容易な場所につく。
- 毛を指でかき分けてみる。または、触って指にイボ状のものが触れる。
上記の4つが見つけ方のポイントです。
散歩から帰宅したらこのようなことをチェックしてみてください。
犬に食いついたダニを取る方法は?
吸血中のダニは、セメントのような物質でしっかり咬み付いているため、引っ張ってもなかなか取れません。
無理に取ろうとすると、口器だけが皮膚内に残り、化膿などの原因となります。
そのため、ダニを取り除くときは口器を皮膚内に残さないように専用のピンセットで慎重に除去したり、動物病院で薬剤を使用して取り除きます。
アルコールや酢でダニを取る
犬にダニがついたとき、良くアルコールや酢で駆除できるといわれます。
でも本当にその方法は有効なのでしょうか?
そもそもダニには種類があって、ついたことがわかるのは肉眼で確認できるマダニくらいです。
犬につくダニとしても一番影響があるのがマダニ。
先ず、酢やエタノールをしみ込ませた脱脂綿をダニに押し当てて、自然にダニが落ちるのを待ちます。
ダニの周囲を酢やエタノールで取り囲むように当てるのがポイントです。
“決して無理に引き剥がそうとしない事”
マダニは皮膚にしっかりと食いついているため、無理に取ろうとすると皮膚に口の一部が残り、ここから化膿したりします。
効果的な方法ですが、ついつい力を入れてしまったりして犬の肌にかえってダメージを与える結果になりがちです。
余程慣れている人以外にはあまりお勧めできません。
犬のダニ駆除は病院で!
マダニを見つけたら、動物病院に連れて行き、そこで取り除いてもらうのが確実です。
またダニを駆除する薬も処方してもらいましょう。
フロントラインプラスという薬が駆除にも効果的で予防の役割も果たします。
一部、副作用や死亡例もあるようですが、フロントラインプラスを直接舐めてしまった時に起きているそう…
医師の処方にしたがって使えば問題は無いでしょう。
一般的に市販されている薬もありますが、効果に限界がありますので獣医師に処方してもらうのが一番いい方法でしょう。
アルコールや酢を用いても犬からマダニを取り除くことはできます。
しかし、取り除き方や後の処理は正しい知識を身につけていないと人にも影響を及ぼしてしまいます。
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まとめ
マダニは犬だけなく人間にも似たような害をもたらします。
人もマダニを媒介とする感染症にかかってしまうことがあるので、安全確実な方法を選択して駆除しましょう。
愛する愛犬のため正しい知識で正しい方法で予防、駆除できるといいですね。
そんなことがないように予防のために“野山や草むらを歩かせないこと”が何より重要です!
お散歩の際には十分な注意を払って、愛犬との時間を楽しく過ごせるようにしましょう!