甘くておいしいはちみつ。どんな食べ物にも合いますよね。
甘いものをたくさん食べると虫歯になるって聞いたことがあります。
そんな中、はちみつは、虫歯にならないという事をききました。
甘くておいしいはちみつが本当に虫歯にならないのか、どうして虫歯にならないのか気になったので調べてみました。
甘くておいしいはちみつの効果をチェックしてみてくださいね!
はちみつは虫歯にならないのは本当?実際は…
はちみつは虫歯にならないとされています。それは、はちみつの甘味成分が理由になります。
はちみつは吸収が早く合理的な栄養分です。
ブドウ糖と果糖が結合した砂糖(ショ糖)と比べて、これら二つの糖類は、単果糖と呼ばれ、構造が単純で体内に入ると短時間で吸収されます。
体内での吸収が早いとなると、はちみつは、即効性のある栄養分となります。
はちみつの甘さの成分は、すぐ体内に吸収され、しかも虫歯にならないブドウ糖と果糖。無敵の甘み成分です。
甘み成分と虫歯の関係
実は、甘いものすべてが虫歯の原因となるわけではありません。
イメージによって虫歯になりやすいと言われてきたのかもしれません。
甘み成分にはわかり易く分けて、3つあり、ショ糖、ブドウ糖、果糖があります。
普段の食事やおやつとして食べている砂糖は、ショ糖と呼ばれるものです。
その正体は「ブドウ糖」と「果糖」が合体して結合したもので二果糖とも呼ばれています。
(「ブドウ糖」と「果糖」が単体で入っている場合は、「ショ糖」にはなりません。)
砂糖には、いろいろな種類があります。
その区別は「ブドウ糖」「果糖」の合体する割合の差であったり、生成される形状に違いによって分けられています。
砂糖には、さらさらしたもの固形の物、液体の物など本当にたくさんの種類があります。
グラニュー糖、上白糖、シロップ、角砂糖、氷砂糖、粉砂糖、和三盆、黒糖などなど、これらは全て砂糖(ショ糖)なのです。
ショ糖が虫歯の原因です。人間はショ糖を多く摂取するようになってから虫歯が増加したと言われています。
甘いものすべてが虫歯になるのではなく、ショ糖が虫歯の天敵になるのです。
主なはちみつの甘み成分は、ブドウ糖(約42%)と果糖(51%)です。
これらは、虫歯菌が餌にしづらいため、そのまま食べても虫歯になりにくいです。
食べたものが本当に、はちみつだけなら、歯を磨かなくても虫歯にはならないのです。
しかし、はちみつと一緒に砂糖、(ショ糖)を摂取すると虫歯になってしまいます。
※1ブドウ糖
生命維持に不可欠のエネルギー源。脳はブドウ糖がなければ動けません。
砂糖の約半分はブドウ糖なので、頭が働かないときに、チョコレートを食べるのは理にかなっています。甘いですが、ブドウ糖単体では虫歯の原因にはなりません。
※2果糖
最も甘く、水に溶けやすいと言われている糖分です。
また虫歯の原因にもならないと言われています。虫歯菌の餌にならないということです。
はちみつ以外にも虫歯になりにくい甘い物があります。
それがキシリトールです。代用甘味料と言われています。
大量に摂取すると下痢になってしまうということがありますが、虫歯予防には最適な甘味料となります。
はちみつの効果の種類は?どんな効能があるの?
優秀な、万能甘み成分であるはちみつ。どのように使えば、虫歯予防として効果的に使用できるのでしょうか。
純度100%の、はちみつだけが対象です。
はちみつを歯みがき粉代わりに使う
はちみつを歯みがき粉と同じように、歯ブラシに載せそのままいつも通りに歯を磨きます。はちみつで磨いた後、汚れを落とすためにお口をお水ですすぎましょう。
歯みがき終了後にお口の中に広げる
はちみつの持つ殺菌作用は、お口の中の菌の増殖を抑えてくれます。
特に、夜寝ている間は、お口の中は乾燥気味になり、唾液が少なくなってしまいます。
唾液が少ないと虫歯菌は戦う敵が少なくなるので、暴れたい放題。虫歯菌は乾燥が大好きなのです。
はちみつを寝る前にお口の中で広げると、保湿効果+殺菌効果で夜の虫歯菌の活動を抑えることができます。
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まとめ
はちみつは栄養、吸収性が高く体にいい!
そして、虫歯になりにくいというスーパーフードです。