ハンバーグを作る時、タネがゆるくなってしまって「失敗した!」という経験はありませんか?
タネがゆるくなってしまった時は、どうしたらうまく焼くことが出来るのでしょうか。
ここでは、ハンバーグのタネがゆるい時、冷やして焼くとどうなるのか、調べてみました。
他にも、小麦粉を入れた場合や、パン粉がない時の対処法、タネの硬さの目安やハンバーグの固さの調整についても調べました。
もくじ
ハンバーグのネタがゆるい!冷やして焼いても崩れないの?
ハンバーグのタネがゆるい時、冷やして焼くと良いと聞いたことがありませんか。
でも、冷やすことで逆に崩れたりしないのでしょうか。
結論としては、冷やして焼いた方が崩れません。
これは、冷やすことでひき肉の油が固まるので、崩れないということなんです。
ハンバーグのタネを作る際には、手で形成する時に手の温度でひき肉の油が溶けてしまい、それがゆるくなる原因ともなります。
そういった場合には、形成をした後でタネを冷蔵庫に入れ冷やすか、氷を入れたボールを使い、冷やしながらタネを作る様にすると油が溶けることを防いで崩れにくいタネを作ることが出来ますよ。
ハンバーグのタネがゆるい時は小麦粉を入れても良い?
ハンバーグのタネにパン粉を入れるのが一般的ですが、小麦粉を入れても、美味しく出来るのでしょうか。
ずばり、出来ます!
これは、うっかりパン粉を切らしていた!なんて時に、嬉しい対処法ですよね。
パン粉を普段入れるのは、タネの中の水分を吸ってもらう為です。なので水分を吸ってくれるものであれば、代用ができるということなんですね。
ハンバーグを作る時には、卵や牛乳を入れますが、その際の水分がひき肉に対して多過ぎると、やはりゆるいタネに仕上がりがちです。
べちゃべちゃするなと思った時には、パン粉や小麦粉を入れて、調整しましょう。
ハンバーグのタネがゆるいけどパン粉ない場合はどうしたらいい?
上記では、小麦粉を入れてもハンバーグを作ることが可能であるとお伝えしました。
それでは、小麦粉以外にもパン粉の代用は可能なのでしょうか。
実は、小麦粉以外にもご家庭にある物で、パン粉の代用は可能です。
片栗粉や麩、食パンでもタネに入れることが可能なんですよ。
ただし麩は、水分をよく吸うので、入れすぎてしまうとタネが硬くなる原因になってしまいます。入れすぎない様に注意しましょう。
パン粉が無くなってしまってどうしよう・・・という時、家にある物を思い出して、代用できるとせっかく作ったタネも無駄にならずに済みますから、覚えておきたいですね。
ハンバーグのタネの硬さの目安は?
さて 、ハンバーグのタネがゆるい時の対処方について調べましたが、タネの硬さの目安はあるのでしょうか。
ハンバーグのタネの硬さの目安というより、タネをこねる目安なのですが、ひき肉を糸が引くくらいまでにこねるのが、良いそうです。
ひき肉をしっかり糸が引くまでこねることで、焼く時にも崩れない、ちょうど良い硬さに仕上げることが出来ますよ。
また、ひき肉をしっかりとこねる為に、塩を入れてこねると良いそうです。
塩を入れることで、粘り気がしっかりと出るタネを作ることが出来るそうなんです!
ハンバーグを作る時には、塩も忘れずに入れてからこねてみて下さい。
ハンバーグの固さの調整はどうすればいい?
ここまでタネについて、色々と見てきましたが、ハンバーグ自体の固さの調整はどの様にしていくのでしょうか。
こちらは、タネの硬さで決まると言っても過言ではありません。
ですので、タネをしっかりとこねて、温度によってひき肉の脂が溶けてしまい、べちゃべちゃにならない様に、素早くタネを作らなくてはなりません。
また、熱したフライパンでは無く、火を付けていない状態から、タネをフライパンに乗せ、そこから中火で片面を、反対を弱火でじっくり焼くことでジューシー、ふっくらのハンバーグが作れます。
皆さんもぜひ作ってみて下さい。
ハンバーグのタネがゆるい原因は?
ハンバーグのタネがゆるくなってしまうのには、原因を紹介します。
1.ひき肉をこねる手順が違う場合
ハンバーグのタネをつくる前に、まずはひき肉だけをしっかりこねましょう。
最初からひき肉とたまねぎなどの副材料を入れて混ぜるとゆるいタネになってしまいます。
そのため、ひき肉だけの状態で粘りが出るまでしっかりこねて、たなねぎなどを加えてから更に全体をこねるとタネに粘りが出てゆるいタネになりません。
2.玉ねぎの下準備が適切でない場合
ハンバーグに使用するたまねぎの下準備によっても、生地をゆるくさせてしまうことがあります。
たまねぎをあらかじめ炒める場合はしっかりと熱をとって冷めたものを加えることが重要です。
炒めた直後の熱を持ったものを加えると、その熱でひき肉の脂が溶け出して生地をゆるくしてしまい、タネが痛む原因にもなります。
たまねぎを炒めない場合は、刻んだ玉ねぎをキッチンペーパーなどでしっかりと水分を絞らないと生地がゆるくなります。
そのため、しっかり水分を絞ってから、ひき肉に加えましょう。
3.パン粉と水分の割合が間違っている
パン粉はあらかじめ牛乳に浸しておくのが一般的ですが、この水分が多いと、当然生地がゆるくなって失敗しまいます。
牛乳+卵の水分で、パン粉がふやけて水っぽさがなくなるくらいのバランスがちょうど良いでしょう。
まとめ
ここでは、「ハンバーグのタネがゆるい時の対処法は?冷やす・ゆるいまま焼く?パン粉がない時や硬さの目安も」について、ご紹介しました。
まとめると、
・ハンバーグのネタがゆるい!冷やして焼いても崩れないの?については、冷やして焼いた方が、ひき肉の油が固まり、崩れないということでした。
・ハンバーグのタネがゆるい時は小麦粉を入れても良い?については、小麦粉を入れても問題無いということでした。
・ハンバーグのタネがゆるいけどパン粉ない場合はどうしたらいい?については、片栗粉や麩、食パンでも代用は可能ということでした。
・ハンバーグのタネの硬さの目安は?については、ひき肉を糸が引くまでこねるて作るタネがちょうど良いということでした。
・ハンバーグの固さの調整はどうすればいい?については、タネが手の温度でべちゃべちゃにならない様に、素早くそしてひき肉が糸を引くくらいまでこねたタネを作ることで、ふわっとしたジューシーなハンバーグが作れるということでした。
簡単で美味しいハンバーグ、ぜひご家庭で失敗なく作りたいですね。