じゃがいもってどんな料理でも合い、家庭の食事に欠かすことの出来ない野菜ですよね。
でも袋詰めの場合ですと、なかなか全てのじゃがいもを使うのに日にちが経ってしまう事もあります。
放置しすぎて芽が出てしまったという経験をされる方もいますよね。
ちなみに私は経験者です。
それも何度も。
でもじゃがいもの芽を食べてはいけないことは何となく知っていても詳しくは知りませんでした。
そこで今回はじゃがいもの芽についてまとめてみました。
じゃがいもの芽が出てしまった場合には参考にしてみてください。
芽の出たじゃがいもは、芽を取れば食べれる?
芽が出たじゃがいもって少し躊躇してしまいますよね。
私はまだ主婦になりたての頃、よく「大丈夫かな」と少し不安になりながら芽を取って調理していました。
でも、そんな心配も不要でした。
じゃがいもは芽が出てしまっても芽を取れば心配することなく食べられます。
じゃがいもは保存状態などが適していない場合などに芽が出てしまいます。
そのため、じゃがいもの見た目が普通で皮を剥き、中身が特に変色などの異常がなければを食べられます。
しかし、食べる際にはしっかりと芽を取る事が大切です。
取り残しがないように気を付けてから調理をして下さいね。
じゃがいもの芽の取り方は?
料理をされている方にとってはとても「今さら言われなくても」と思ってしまうかと思います。
そのような方も確認作業のような感覚で読んでいただけると嬉しいです。
じゃがいもの芽を取る方法を3つ紹介します。
普段、じゃがいもを剥くときには何を使っていますか。
包丁やピーラーを使っている方が多いのではないでしょうか。
包丁やピーラーは皮を剥くついでに芽を取れるようになっています。
まず包丁の場合です。
手で持った時に手に近い刃の角の部分で取る事が出来ます。
その角を芽の部分に食い込ませてじゃがいもを回すようにすれば簡単に取る事が出来ます。
しかし、じゃがいもの芽は上だけ取れば良いというものではありません。
えぐるように中まで取る事が必要です。
その為、包丁の歯がしっかりとじゃがいもに入っているかを確認してください。
続いて、
ピーラーの場合ですが、多くのピーラーが刃の両再度に
丸のような形のものが付いています。
その部分で芽を取る事が出来ます。
じゃがいもの皮を剥きつつ、少し角度を変えればその部分で簡単に取れます。
そして3つめですが、家事の便利アイテムとして
芽を剥く道具が市販で販売しています。
購入する必要があり、皮を剥きながら道具に持ち変える必要があります。
しかし、包丁やピーラーのように刃はついていないので
芽を取るときに手が滑りケガをするリスクは減るかと思います。
小さいお子様が手伝ってくれるときなどはとても良いアイテムですね。
じゃがいもの芽、毒といわれる成分って何?
じゃがいもの芽に毒があることは知っていてもその成分までなかなか知る機会ってありませんよね。
もちろん私は成分まで今まで気にしたことがなかったので知りませんでした。
調べたところによると、じゃがいもにはソラニンやチャコニンと言わる毒があるそうです。
あまり聞きなれない言葉ですが、この成分がじゃがいもに毒をもたらす原因なのです。
そして注意すべき点が、この毒は皮にもありました。
じゃがいもの皮にも含まれていて、緑色になっている部分に特に多いそうです。
もちろん芽がもっとも含まれますが、もし皮が緑であれば、その部分も注意が必要です。
もちろんじゃがいもの皮はみなさん剥くかと思いますが、緑であれば剥き残しが無いようにしっかりと皮を剥いて下さいね。
もし、じゃがいもの芽を食べてしまったらどうしたらいい?
万が一、じゃがいもの芽を食べてしまった際には、食べた後の体調変化の確認が必要です。
少し食べてしまった場合、症状が出ない場合もあります。
しかし、ある程度の量を食べた際には下痢や嘔吐、めまいなどが症状として現れることがあります。
また、これらの症状以外の体調変化もあり得ます。
特にお子様の場合には大人よりかなり少ない量で症状が出てしまうそうです。
大人、お子様に関わらず体調がいつもと違うと
感じた場合にはすぐに医療機関へ行ってください。
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まとめ
今回はじゃがいもの芽についてまとめてみました。
じゃがいもの芽にはソラニンやチャコニンと言われる毒素が含まれています。
そのため、芽を食べてしまうと体調に異変を起こす可能性があります。
じゃがいもの芽は包丁やピーラーを使えば簡単に取る事が出来ます。
少し取るのではなく、しっかりとえぐるように取って下さい。
心配しすぎてじゃがいもを食べるのを避けるのでなくしっかりと下処理をして美味しくいただけるといいですね。