なめこには食物繊維がたっぷりと含まれています。
そのため便通改善や生活習慣病予防などに役立ちます。
また、二日酔いを予防するナイアシン、アンチエイジングにも役立つ軟骨の成分コンドロイチンなども含まれている食材です。
なめこ料理を積極的にとり入れてみることはとても良いことです。
ここでは、なめこのぬめり取りする方法は?成分やヌメリがあるのはなぜ?賞味期限や冷凍保存方法などについてご案内していきます。
なめこのヌメリ取りする方法ってある?
なめこのヌメリが苦手という人もいるようですが、このヌメリに栄養分が含まれています。
そのため、ヌメリを取ってしまうのはもったいないような気もしますが、どうしても取りたい場合は、以下の方法で取ることができます。
①なめこ1パックと水100mlを鍋に入れて5分加熱しながら混ぜる
②沸騰してきたら、水を少したす
③沸騰したら水をつぎ足すことを8回ほど繰り返すとなめことヌメリが分離する
この方法でヌメリを取ることはできます。
また、汁がヌメル事を少しでも防きたいのであれば、お椀に軽く湯通ししたナメコを入れてから、汁を注げば汁までヌメル事はありません。
なめこにぬめりがあるのはなぜ?
キノコは湿気があるとヌメリが出るものが多いです。
特にナメコは最たるキノコで傘の部分にヌメリが多いです。
このヌメリがある理由はナメコ本体を保護する役割を持っていて害虫や寄生虫などから守るためのもののようです。
キノコに付き易いショウジョバエの害から守るためにナメコ表面に出ています。
このヌメリの成分は多糖類とタンパク質が結びついた粘性物質が含まれています。
また、山芋のヌルヌルやオクラ、里芋などに含まれる成分で人間も含め全て内部に存在していますが、ナメコの場合は外部に存在するので、ヌメリに覆われているのです。
なめこのぬめりは何?
なめこのヌメリは水溶性食餅繊維の一種で粘膜を保護してくれる効果があります。
そのためウイルスなどから身を守る作用が期待できるので風邪を引きやすい時期には、なめこ汁を積極的に飲むと良いでしょう。
さらにこの成分はドライアイにも良いとされているので目が乾燥しがちな方も、なめこを食材として使ってみてください。
さらにたんぱく質を吸収するサポートをしてくれます。
他の健康成分は、βグルカンやナイアシンも含まれます。
βグルカンは免疫力を強化してくれる成分なので、摂取することでアレルギー対策や風邪予防が期待できます。
そして、ナイアシンはアルコール成分を分解する作用があります。
そのため、血中脂肪を下げたり二日酔い予防したりする効果があるとされています。
なめこの賞味期限はどれくらい?
なめこは袋入りや真空パック、缶詰など様々な形状で販売されています。
ここでは、袋や缶詰などの形状ごとの賞味期限の目安について案内します。
・袋入りの場合
袋入りのなめこを冷蔵保存した場合、賞味期限の目安は3日前後です。
なめこは他のきのこと比べて水分量が多く、日持ちしないので出来るだけ購入した翌日までには食べるようにしましょう。
・真空パックや瓶詰の場合
真空パックや瓶詰の状態で販売されているなめこは、冷蔵保存であれば未開封の状態であれば、賞味期限は1週間程度です。
ただし、真空パックの場合も瓶詰の場合も、一度開封してしまうと日持ちしなくなるので開封後は早めに使いましょう。
・缶詰の場合
缶詰の場合は数ヶ月から長いものでは数年間日持ちします。
ただし、缶詰のなめこを一度に使いきれずに残りを冷蔵保存する場合は、翌日ごろまでには使うようにしてください。
なめこの冷凍保存方法は?
なめこは賞味期限が2~3日の食材ですが、冷凍することで長期保存が可能になります。
・袋入りなめこの冷凍保存
袋入りのなめこは、洗わないでそのまま冷凍用保存袋に入れてなめこを平らに広げます。
薄く広げておくと、使うときに少量ずつポキポキと折れて便利です。
なお、未開封の場合は袋のまま冷凍してください。
保存期限の目安は約1ヵ月です。
・株付きなめこの冷凍保存
株が付いた状態のなめこは、石づきを除いてから冷凍します。
なめこの石づきを切り落としバラバラにします。
冷凍用保存袋に入れて薄く広げて冷凍庫で保存します。
冷凍したなめこの調理方法は、解凍せずに冷凍のまま加熱調理をしてください。
味噌汁ならそのまま沸騰しただし汁に入れて調理でき、なめこ特有のヌメリも復活します。
まとめ
ここでは、「なめこのぬめり取りする方法は?成分やヌメリがあるのはなぜ?賞味期限や冷凍保存方法も」について紹介しました。まとめると
・なめこのヌメリ取りする方法ってある?
なめこのヌメリには栄養分が含まれているので取ってしまうのはもったいないような気もしますが、どうしても取りたい場合は、以下の方法で取ることができます。
①なめこ1パックと水100mlを鍋に入れて5分加熱しながら混ぜる
②沸騰してきたら、水を少したす
③沸騰したら水をつぎ足すことを8回ほど繰り返すとなめことヌメリが分離する
・なめこにぬめりがあるのはなぜ?
なめこにヌメリがある理由はナメコ本体を保護する役割を持っていて害虫や寄生虫などから守るためのもののようです。
キノコに付き易いショウジョバエの害から守るためにナメコ表面に出ています。
・なめこのぬめりの成分は?
なめこのヌメリは水溶性食餅繊維の一種です。
また、βグルカンやナイアシンも含まれます。
ウイルスなどから身を守る作用やたんぱく質を吸収するサポートをしてくれます。
また、免疫力の強化やアルコール成分を分解する作用があります。
・なめこの賞味期限はどれくらい?
・袋入りの場合 3日前後
・真空パックや瓶詰の場合1週間程度
ただし、真空パックの場合も瓶詰の場合も、一度開封してしまうと日持ちしなくなるので開封後は早めに使いましょう。
・缶詰の場合 数ヶ月から長いものでは数年間
ただし、使いきれなかった残りを冷蔵保存する場合は、翌日ごろまでには使うようにしましょう。
・なめこの冷凍保存方法は?
なめこは賞味期限が2~3日の食材ですが、冷凍することで1カ月ほどの長期保存が可能になります。
・袋入りなめこの冷凍保存
袋入りのなめこは、洗わないでそのまま冷凍用保存袋に入れてなめこを平らに広げます。
薄く広げておくと、使うときに少量ずつポキポキと折れて便利です。
なお、未開封の場合は袋のまま冷凍してください。
・株付きなめこの冷凍保存
株が付いた状態のなめこは、石づきを除いてから冷凍用保存袋に入れて薄く広げて冷凍庫で保存します。
なめこは、体に良いことがたくさん含まれている食材であることがわかりましたね。
味噌汁などに使用して、積極的に摂取することをお勧めします。