疲労回復など、体に良いと言われるにんにくですが、どのくらい食べて良いのかご存じでしょうか?
にんにくは、健康にいい食材ですが刺激が強い成分も含まれていますよね。
摂取量の目安が分からないと、かえって健康を害してしまう可能性もあります。
そこで今回は、にんにくの1日の摂取目安量や食べ過ぎた時の症状などを調べていきたいと思います。
もくじ
ニンニクは1日何個まで食べても良い?食べ過ぎるとどうなる?
それでは早速、ニンニクは1日に何個まで食べても大丈夫なのかを調べていきましょう。
ニンニクは、1日に約10片までなら食べても大丈夫と言われています。
では、10片以上ニンニクを食べ過ぎた場合に、体に出る症状としてはどのようなものがあるのかを調べていきたいと思います。
ニンニクの食べ過ぎによる症状
・胃痛や腹痛
ニンニクは、適量を摂取した場合は食欲増進などの効果がありますが、食べ過ぎると胃の粘膜を刺激して、胃痛や腹痛を起こしてしまう可能性があるのです。
・腸内環境の悪化
ニンニクは、適量の場合は腸内環境を良くする働きがありますが、食べ過ぎると殺菌効果が強すぎて善玉菌を殺してしまう可能性があるのです。
そのため、ニンニクを食べ過ぎると、腸内環境を悪化させてしまう事があると言われています。
・下痢
先ほどの善玉菌を殺してしまうという事にも関係していますが、腸内環境が悪化すると、下痢などの症状が出る可能性があります。
腸内の善玉菌がなくなると、腸の中で消化や吸収が正常に行われなくなるので、ニンニクを食べ過ぎると下痢をしてしまう事があるのです。
ニンニクの1日の摂取量は?身体に良い量を食べるとどんな効果がある?
それでは、ニンニクの1日の摂取量はどのくらいなのでしょうか。
調べてみると、体質などにもよるので一概には言えませんが、だいたい5~7g(3片~4片)くらいが一般的な目安量と言われているようです。
ニンニクは、体にとって良いとされる量を摂取すると、様々な効能を期待することが出来ます。
免疫力アップに!
にんにくと黒ニンニクの違いも!
具体的には、女性に嬉しい貧血症状の改善です。
ニンニクは、鉄の吸収を促進する作用があるので、貧血気味の人には嬉しい効果が期待できるのです。
また、腸内環境を整えたり、生活習慣病の予防や疲労回復作用も期待できます。
ニンニク1日の適量は大人と子供(乳児)で違う!
それでは次に、大人と子供では、ニンニクの1日の適量は違うのかを調べてみたいと思います。
子供の場合は1日に、1片の4分の1程度までにとどめるのが良いでしょう。
子供、特に乳幼児の場合は、大人と違い胃腸の働きも弱いことがあります。
そのため、大人と同じニンニクの量を摂取してしまうと、逆に健康を害してしまう可能性があるので、注意が必要ですね。
また、もともと胃腸が弱い子供は、ニンニクの摂取は控えるようにしましょう。
ニンニク1日の目安で、生と加熱とでは量が違う?
それでは最後に、ニンニクの1日の目安で、生の状態のニンニクと、加熱した状態のニンニクでは違いがあるのかを調べていきたいと思います。
ニンニクは、生の状態の方がより刺激が強い食べ物です。
そのため、1日の目安量では生の状態の方が少なめにする方が良いでしょう。
例えば、加熱した状態のニンニクの目安量が1片だとすると、生の状態のニンニクの場合は、その半分くらいが目安量です。
しかし、この目安量も体質などで変化しますので、その時の体調に合わせて調節するようにしましょう。
まとめ
さて今回は、疲労回復効果があることで有名な、ニンニクについて調べてみました。
ニンニクは、1日の摂取目安量を守れば、私たちの体にとって嬉しい効果が多い食材だという事が分かりましたね。
また、大人と違って子供の場合は、胃腸の働きも弱いので、一緒に食べる時は注意するようにしましょう。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!