バレンタインのチョコとして定番な生チョコ。
でも定番ゆえにもらったり自分用として買ったり…と冷蔵庫にたまりがち。
いつまでが安全に食べられるのかというと
手作りは3日くらい
メーカーによりますが、市販は2週間前後。
ここでは生チョコの賞味期限はいつまでなのか?について調査しています。
その他にも市販生チョコ・手作り生チョコの賞味期限、冷蔵保存では腐らないのか、食中毒やチョコの賞味期限についても調べました!
もくじ
市販の生チョコの賞味期限は?
市販の生チョコの賞味期限はメーカーによりますが1~2週間、長くて半年以上のものもあります。
メーカーを何社かあげてみると、
- コージーコーナー 15日
- ロイズ 30日
- ルタオ 製造から240日
となっていました。
なぜばらつきがあるのかというと原材料にラム酒やコアントロー、ブランデーなどの洋酒が入っていると長くなり、入っていないものは短くなるからです。
洋酒が入ることで殺菌・菌の繁殖をおさえられる効果が得られるんです。
でも長持ちするのは未開封の状態のものだけ!
開けた後は空気にさらされてしまうので衛生状態が保てません。
なので表示されてる賞味期限より短いと考えたほうが無難。
開けたらできるだけ早めに食べちゃいましょう!
手作り生チョコの賞味期限・冷凍の場合は?
市販より手作りのほうが賞味期限は短くなるイメージがありますよね。
たくさんレシピがありますが比べてみると
- 明治 約4日
- ロッテ 約3~4日
- DELISHKITCHEN 2~3日
およそ3日くらいです。
ロイズやルタオなど市販のものは衛生管理が厳しくおこなわれていますが家庭ではなかなか難しいもの。
ちょっとゾッとしますが頑張ってキレイにしても目に見えない菌はいたりするんです。
なので開封後の賞味期限はかなり短くなるものと考えておいた方がいいです。
冷凍はできますが風味が落ちてしまいます。
空気をできるだけ抜いて密閉状態で冷凍しましょう。
でも賞味期限がかなり長くなるわけではないのでなるべく早く、1ヶ月くらいを基準にした方がいいです。
プレゼントする側が頑張って作った生チョコ、賞味期限切れになる前に食べましょう♪
生チョコを冷蔵庫で1週間保存してたけど腐れない、まだ食べれる?
賞味期限を過ぎてなければ腐ってないと考えていいと思います。
でも手作りのものはいつ作ったのか分からない場合もあると思います。
その時はにおいや表面が乾燥していたり、カビが生えてないか、少し食べてみて大丈夫か確認してみたほうがいいでしょう。
冷蔵保存していると冷蔵庫のにおいがついて美味しく感じないのでジップロックなどのチャック付きの袋にいれて密閉しましょう。
冷蔵庫から出したばかりの生チョコは硬め。
食べる時は冷蔵庫から出して20分くらい置いて室温の同じくらいの温度にすると口当たりなめらかになります♡
冷蔵庫にいれておけば日持ちすると思いがちですが生チョコは「生もの」。
劣化するリスクはあるので賞味期限内に食べちゃいましょう!
生チョコの常温保存は食中毒になるの?
生チョコは原則常温保存は禁止!!
なんです。
普通の板チョコは賞味期限も長いし常温でもいけるよ?
って思いますよね。
板チョコは水分がほぼないのですが、生チョコは生クリームが入っているので水分があります。
菌が発生するのは温度と水分。
常温で保存しておくとこの2つが合わさっちゃうんですよね。
でもまるっきり常温保存がダメというわけではなく、バレンタインの時期は寒いので持ち歩く時間くらいなら大丈夫かもしれません。
でもあったかい暖房が効いてる屋内や電車、車内は注意してくださいね。
できるだけ低く温度を保つために保冷剤を何個か一緒に入れておけば安心!
もし常温でうっかり数日経ってしまった…
って時は思い切って捨てましょう。
生チョコは常温保存せず、温度の低いところに保存しましょう!!
溶かして固めたチョコの賞味期限はどれくらい?
各メーカーのレシピを見てみると
- 明治 3~4日
- ロッテ 3~4日
あんまり長く持ちませんね。
普通の板チョコは衛生管理が厳しい工場で作られていますが家庭は別。
溶かしたチョコを流した型や使った器具を頑張ってキレイに洗ってもなかなか雑菌がゼロにはなりません。
また、ナッツやフルーツを混ぜたりした場合はこれより賞味期限は短いと考えておいた方がいいと思います。
渡す時は
「手作りだから早めに食べてね!」
と一言あると良さそうですね!
また、テンパリングというチョコを上手に溶かす技術をきちんとしないと「ファットブルーム」というチョコに白い幕がはることがあります。
ファットブルームになるとカビの原因になるのでチョコを溶かす時は
60℃以上で溶かさない
ゆっくり温度を変えて溶かす
ようにしてくださいね!
テンパリングが上手くいくとお店のチョコみたいにツヤツヤのチョコになります♡
溶かして固めただけですが賞味期限は早め。
もし渡す場合は一言つけ加えるといいですね!
生チョコの賞味期限切れは食べれる?
生チョコの賞味期限切れは、1日または2日くらいであれば食べられるでしょう。
ただし、未開封で冷蔵庫などに保管していたものです。
開封しているチョコや常温保存してしまった場合は、腐っていないかよく確認してください。
特に生チョコは糖分や水分が多く細菌やカビなどが繁殖しやすいので、板チョコより傷みやすいです。
また、生チョコの主成分であるチョコレートの油脂は、時間が経過するにつれて酸化し、風味が悪くなります。
多少の風味の変化であれば食べても問題ない場合はありますが、味が明らかに変わっている場合などは食べると健康を害する恐れがあるので、廃棄しましょう。
腐った生チョコ特徴
・味が変おかしい
・表面にカビが生えている
・異臭がする
このような状態がみられなくても不安であれば食べない方が良いでしょう。
ロイズの生チョコの賞味期限切れは食べれる?
ロイズの生チョコはどの種類も賞味期限は一カ月となっています。
この賞味期限を過ぎてしまった場合、冷蔵庫に保管していて未開封の状態で数日経過していても賞味期限は美味しくいただける期限の目安なので食べても問題ないでしょう。
ただし、生チョコの主成分であるチョコレートの油脂は、時間が経過するにつれて酸化し、風味が悪くなります。
また、あまりにも長く忘れていた場合、腐っていなかったとしても酸化した食品は甘しお勧めできません。
そして、開封して食べきれなかったチョコレートを長く冷蔵庫の保管してしまった場合は、傷んでいなければ食べられますが、開封してあることでチョコレートの状態はあまり良い状態とは思えないのでお勧めできません。
すぐに食べない場合や、少し残ってしまった場合は冷凍保存が良いでしょう。
冷凍方法は、冷凍する前に冷蔵保存して冷たくしてから、冷凍用バッグに入れて冷凍し、食べるときは冷蔵庫に移して、1日かけて解凍します。
生チョコは急激な温度変化に弱いですので、ゆっくり冷やしてゆっくり温めましょう
まとめ
今回は市販と手作り生チョコの賞味期限の違い、保存の方法と常温でもいいのか、固めたチョコの賞味期限をご紹介しました!いかがでしたでしょうか。
まとめると
- 市販の生チョコはメーカーにもよるけど原材料で変わってくる。でも開けた後は長持ちしない。
- 手作り生チョコは長くても3~4日くらい。冷凍できるけど風味が落ちてしまうのでできるだけ密閉する。
- 冷蔵庫で保存していた生チョコは賞味期限以内なら大丈夫。
- 生チョコを常温保存しておくのは危険!!
- 溶かして固めたチョコは長くても4日以内に食べておいたほうが安心。
バレンタインの時期になると色んな店でチョコを売り出しますよね!
ついついあれも!これも!で買いすぎちゃうことも。
でも美味しく安全に食べるために賞味期限は守って食べましょう!