スーパーなどでブロッコリーを購入した時に、花蕾や茎の部分に黒い斑点を見つけることがありませんか？
古いブロッコリーだけでなく、新しくても黒い斑点は出ている時があります。
そのような場合、食べて大丈夫なのか気になりますよね。
そこで今回は、ブロッコリーに黒い斑点がある場合に食べても大丈夫なのかを調べてみたいと思います。
もくじ
ブロッコリーの花蕾や茎の黒い斑点は何?
ブロッコリーの花蕾や茎に現われる黒い斑点は、実はブロッコリーに含まれている成分「ポリフェノール」が表面に出てきたものなのです。
ブロッコリーには、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれています。
アントシアニンは、寒さに当たると黒く変色する特徴があることから、季節や気温によって黒い斑点として表面に出てくることがあるのです。
ブロッコリーの花蕾や茎の部分は食べても良いの?
それでは次に、ブロッコリーの花蕾や茎の部分は食べて大丈夫なのかを調べてみましょう。
結論から言うと、ブロッコリーの花蕾や茎に黒い斑点があっても、問題なく食べる事が出来ます。
黒い斑点が出ているブロッコリーは、緑色のブロッコリーよりも甘みが増しているとも言われているので、栄養価も変わらず美味しく食べる事が出来ますよ。
しかし、注意が必要なのが、黒い斑点と似ている「黒すす病」が出ている場合は、食べない方が良いでしょう。
黒すす病は、黒い斑点ではなく黒いカビのような黒褐色なのが特徴です。
黒すす病が出ている時は、ブロッコリーの蕾が黄色に変色しているのでよく見るようにしましょう。
鮮度が良いブロッコリーと鮮度が悪いブロッコリーの見分け方
ブロッコリーの鮮度は、まず色や花蕾の状態をチェックしましょう。
ブロッコリー全体が、鮮やかな緑色をしていて、色が濃く艶があり花蕾が大きいものが鮮度がいい証拠です。
また、蕾が一つ一つしっかり詰まっている物も、鮮度がいいブロッコリーと言えます。
そして、茎の切り口に空洞が出来ていないものも鮮度が良いので、覚えておきましょう。
逆に、水分がなく茎の切り口に空洞が出来ていて、枝が下を向いている物や、黄色く変色しているものは鮮度が悪いので、注意しましょう。
ブロッコリーの冷蔵や冷凍保存の日持ちはどれくらい?
それでは最後に、ブロッコリーの日持ちについて調べていきたいと思います。
ブロッコリー冷蔵保存の場合
ブロッコリーは、冷蔵庫で保存する場合は、だいたい4日～5日くらいで食べきるのが良いでしょう。
新鮮なブロッコリーを購入できれば、1週間程度は日持ちがします。
冷蔵庫での保存方法は、ブロッコリーの切り口を再度切り、水に浸けておきます。
こうすることで、ブロッコリーが水分を吸い上げ、みずみずしさを維持することが出来るのです。
ブロッコリー冷凍保存の場合
ブロッコリーを冷凍保存する場合は、1ヶ月程度日持ちがするので便利です。
保存方法は、軽く下茹でしてから冷凍することをオススメします。
- ブロッコリーを、食べやすい大きさに切ります。
- 大きめの鍋で、塩ゆでします。
- ある程度茹でたら、しっかり水気を切って冷ましましょう。
- 冷めたら、ジッパー付きの保存袋に重ならないように入れ、平らな状態で冷凍します。
このように、下茹でしてから冷凍保存しておくと、調理に使う時に時間短縮にもなって便利ですよ！
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まとめ
さて今回は、ブロッコリーの花蕾や茎に黒い斑点がある場合、食べても大丈夫なのかや、日持ちする保存方法などを調べてみました。
暑くなってくると、どうしても生鮮食材は傷むのが速くなってしまいます。
特にブロッコリーは、購入した時の鮮度が日持ちを左右しますので、見極めが大切です。
スーパーなどでブロッコリーを購入する時は、今回ご紹介した鮮度の見分け方をぜひ参考にしてみてくださいね！
