ジャムを手作りした時に、ジャムが固まらなくて困った経験はありませんか?
手作りジャムは、作り方は簡単ですが、ポイントを押さえないと固まらないという事が起こりがちです。
そこで今回は、家でジャムを手作りした時に、ジャムが固まらない時の対処法などを調べていきたいと思います。
もくじ
トマトジャムが固まらない時の対処法は?
まず最初は、トマトジャムが固まらない時の対処法から、見ていきましょう。
トマトは、野菜の中でも水分量が多い特徴があります。
そのため、他のジャムを作る時のような感覚で作ると、固まらない事があります。
トマトジャムが固まらない時の対処法としては、とにかく煮詰めることです。
先ほども説明しましたが、トマトは水分量が多いので、煮詰める時間が短いと、よく固まりません。
最初の重量の半分ほどになるくらいまで煮詰めて、その後に固まるために必要な砂糖やレモン汁を加えるようにしましょう。
ブルーベリージャムが固まらない時の対処法は?
次は、ブルーベリージャムが固まらない時の対処法です。
ブルーベリージャムが固まらない時は、砂糖の割合が少ないか、ブルーベリーの熟し度合いに問題があるかの、どちらかの原因が考えられます。
*砂糖が足りない場合*
ジャムを作る時の砂糖の割合は、その果物の重量の半分ほどです。
ブルーベリーは、煮詰めていくうちに水分が出てくるので、砂糖は少し多いかなと感じるくらい入れて、ちょうどいいのです。
*熟していないか熟しすぎている場合*
そして、ブルーベリーが熟していないか熟しすぎている場合は、固まる為のペクチンの量が少ない場合があります。
その場合は、市販のペクチンを少し足すようにしましょう。
イチゴや梅ジャムが固まらない時の対処法は?
では次に、イチゴや梅ジャムが固まらない時の対処法です。
まず、イチゴジャムが固まらない時は、ブルーベリーなどと同じで、水分量が多いか砂糖の量が足りない場合が多いです。
そのため、イチゴジャムの場合は、砂糖の量を多くして、煮詰める時間を多めにするようにしましょう。
次に梅ジャムの場合ですが、梅ジャムが固まらない一番の原因は、種を取ってしまっていることです。
梅の種のまわりには、ジャムとして固まる為のペクチンが、豊富に含まれています。
ジャムを作る時に、種ごと取り除いてしまうと、ペクチンが少なく固まりづらくなってしまうのです。
そのため、梅ジャムが固まらない時は、種のまわりの果肉部分も、しっかり使うようにしましょう。
レモンやぶどうジャムが固まらない時の対処法は?
レモンは、もともとレモン自体にペクチンが多く含まれているので、固まらない場合は水分量が多い事が原因です。
そのため、レモンジャムを作る場合は、しっかりと煮詰め、水分を飛ばすようにしましょう。
そして、ぶどうは果物の中でも、ペクチンが少ないという特徴があります。
そのため、ジャムにする時は、市販のペクチンを加える事をおすすめします。
また、煮詰める時間も通常よりも、長めにすると良いでしょう。
マーマレードやみかんが固まらない時の対処法は?
それでは最後に、マーマレードやみかんのジャムが固まらない時の対処法です。
みかんには、もともとペクチンがあまり含まれていません。
そのため、ぶどうと同様に、市販のペクチンを加えると、固まりやすくなります。
また、ペクチンの多いリンゴと一緒に煮るという方法もあります。
この場合は、ペクチンがなくても、リンゴの作用で固まりやすくなりますよ。
まとめ
さて今回は、様々な手作りジャムが固まらない時の対処法を調べてみました。
果物を使ってジャムを作る時は、ペクチンの成分が足りないと、なかなか固まらないという事が分かりましたね。
市販のペクチンを加えるか、煮詰める時間を増やすことで解決します。
ご家庭でジャムを作る際は、ぜひ参考にしてみてくださいね!