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ほうれん草はアク抜きしない?砂糖や水にさらすアク抜き方法の時間・レンジや炒める時は必要?

ほうれん草,アク抜き

 コーンやベーコンと一緒にバターでソテーにしたりパスタ、おひたしなどなど色んな料理に使えるほうれん草。

カットして簡単に使えるけど、アク抜きはしないといけないのか?

あく抜きするのが面倒くさいですよね!

でも、ほうれん草ってあく抜きしないとダメなんです。

あく抜きはした方がいいんです!

この記事ではほうれん草はアク抜きしない?離乳食の場合も?についてご紹介しています。

他にも

○ほうれん草のアク抜き方法は?水にさらす時間は何分くらい?

○ほうれん草のアク抜きはレンジでもできる?

○ほうれん草のアク抜きは砂糖でもできる?

○ほうれん草を炒める時にアク抜きは必要なの?

についても調査しました!

ほうれん草はアク抜きしない?離乳食の場合も?

結論から言うとほうれん草はあく抜きしたほうがいいんです!

ほうれん草には「シュウ酸」というあくが含まれています。

このシュウ酸、聞いたことがある人もいるかもしれませんがちょっと怖い成分なんです。

シュウ酸はたくさん摂ってしまうと腎臓や肝臓、尿路で結石を作ります。

手術で取り除いたり尿路結石は排泄時にかなり痛い思いをして出すしかないんです。

ゾッとしますよね。

あく抜きをするとシュウ酸はほぼ無くなるのでぜひあく抜きしてから食べた方がいいです。

離乳食の場合も同じであく抜きしてから赤ちゃんに食べさせてくださいね。

少しの量の場合、鍋でお湯を沸かすのがちょっと面倒くさいですよね。

ほうれん草をラップで包みレンジでチンしてから水にさらすとあく抜きになります。

レンジで手軽にできるのでやってみてください!

ほうれん草はあく抜きしてから食べましょう!!

ほうれん草のアク抜き方法は?水にさらす時間は何分くらい?

ほうれん草のあく抜きはざっくり言うと茹でてザルにあげた後、水にさらして完了です。

詳しく説明していきますね!

まずはほうれん草をよーく洗います。

根元のほうに砂や土、汚れが溜まっていることがあるので念入りに洗うようにしてください。

次に鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩をひとつまみ入れてからほうれん草をいれてサッと茹でます。

茹で時間は1分くらいでOKです。

そうしたらザルにあげ、すぐに冷たい水にさらします。

あまり長い時間さらしていると栄養が逃げてしまうので1分くらい泳がせる程度であげます。

最後にほうれん草の水気を絞ればあく抜きは終了になります。

ポイントは水にさらす時間をとにかく短めにすること!

長いと水っぽくなりますしせっかくの栄養が流れてしまうのでくぐらせるくらいを意識してくださいね!

ほうれん草のアク抜きはレンジでもできる?

ほうれん草のあく抜きをするのに鍋を出したりお湯を沸かしたり…

もっと手軽に、できれば火を使わずにやりたい!

そんな時はレンジでチンがおすすめです!!

ほうれん草をよく洗いラップに包みます。

この時、ほうれん草はぴっちり包むようにしてください。

そうするとムラなく熱が伝わり火加減が均一になります。

そのままレンジで3分チンして取り出したら冷水にさらします。

1分くらい水にさらしたらほうれん草の水気をしぼってあく抜き完了です。

ラップじゃなくて耐熱ボウルなどの容器でもできます。

その場合はラップはふんわりとかけ、レンジでチンしたあとはよく混ぜて火加減を均一にします。

どちらの方法も簡単なのでほうれん草の量に合わせて選んでくださいね!!

ほうれん草のアク抜きは砂糖でもできる?

ほうれん草のあく抜きに使うのは塩でしょ??

と思いますが砂糖でもできるんです!!

しかも砂糖を使うと塩よりもさらに美味しく茹であがるんです!!

使い方は塩と同じで砂糖をひとつまみお湯に入れてからほうれん草を茹でるだけ。

砂糖の持つ浸透圧でほうれん草の中の余分な水分と一緒にあくが抜けるんです。

しかも砂糖には保湿効果もあるので茹であがった時に乾燥しすぎず、パサつきを抑える効果があります。

なのでみずみずしく、程よくシャキシャキになるんです!!

おひたしやナムルなどにすると塩との違いがわかりやすいと思います。

砂糖で茹でたからといって甘くなるわけではないので安心してくださいね。

ほうれん草のあく抜きは砂糖でもできますしむしろ砂糖のほうがおすすめです!!

ほうれん草を炒める時にアク抜きは必要なの?

ほうれん草をベーコンやコーンとソテーする時や野菜炒めに入れる時、下茹でしたら水っぽくなりそう…

しかもパパッと作りたい時に下茹でするのは正直面倒くさい…

その気持ち、よーく分かります!!!

あく抜きは炒め物の時でも健康面を考えるとやったほうがいいですがシャキシャキ感を出したい時はやらなくてもOK。

好みによって選んでくださいね。

下茹でがめんどくさいし水っぽくなるのが嫌な人におすすめなのが「ただ水にさらすだけ」!!

ほうれん草をよく洗い、全体が浸かるくらいの水を用意してただ浸すだけ。

あくの成分であるシュウ酸は水溶性なのでただ水に浸すだけでもあく抜きになるんです。

ただし浸す時間は30分とやや長め。

でもシャキシャキ感が残りますしレンジでチンしなくてもあく抜きになるのでぜひ試してみてくださいね!!

まとめ

今回はほうれん草はアク抜きしない?砂糖や水にさらすアク抜き方法の時間・レンジや炒める時は必要?についてご紹介しました。

まとめると

○ほうれん草はあく抜きしたほうがいい。結石の原因になり、体に悪影響を及ぼすシュウ酸が含まれているため。

○あく抜き方法としては下茹でする方法とレンジでチンする方法がある。

○レンジでチンする時はラップでぴっちり包むか耐熱容器にいれてラップをふんわりかけてから加熱する。

○ほうれん草のあく抜きは砂糖でも使える。むしろ浸透圧や保湿効果があるので砂糖がおすすめ。

○炒める時のあく抜きは好みによる。でもわざわざ茹でなくても水にさらすだけでもあくが抜けるので簡単にしたい人におすすめ。

ほうれん草のシュウ酸はカルシウムと一緒に摂るといいんだそうです。

ほうれん草をたっぷり使ったクリームパスタやグラタンだと牛乳を使えばカルシウム補給になりますね。

カルシウムもたくさん摂りつつほうれん草もいっぱい食べてくださいね!