ごまあえにしたりごまドレッシング、ごまが入ってるお菓子などとても身近な食材・ごま。
タンパク質や良質な脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など実はものすごく優秀な食材なんです。
でも使う量が少ないから余らせがち。
すりごまの保存はどうするのがいいの?って思いますよね。
すりごまはペットボトルにいれて冷蔵庫がベストなんです。
この記事ではごまの保存についてご紹介しています。
他にもごまにダニが発生しない方法、冷凍の仕方、生ごまの場合と賞味期限切れのいりごまは食べれるのか調査しました!
もくじ
すりごまの保存方法は?保存容器やペットボトルで!
すりごまは意外とデリケートなんです。
高温や湿度に弱いし空気に触れると酸化していきます。
そこでおすすめなのはペットボトルや100円ショップで売ってるごまの保存容器。
袋のままだと冷蔵庫にいれて「どこいった?」なんてことになったり、袋のすき間からもれたりなんてこともないんです。
それに!
袋のチャックのところにごまが詰まってうまく閉まらない……なんてイライラもなくなるんです。
ペットボトルや保存容器だと確実にフタを閉めれるので酸化を防止し、詰め替えることで残りも確認しやすくなっちゃうんです!!
あとは急にドバっと出るのも防げる嬉しいポイントも。
使うペットボトルは口をつけて飲んだものではないもの、必ずよく洗って乾燥させたものを使ってくださいね。
すりごまは保存容器かペットボトルにいれるのがおすすめです!!
すりごまの保存期間や賞味期限はどのくらい?
すりごまの賞味期限は黒ごまでも白ごまでも、未開封の状態で製造されてから半年から1年です。
開封後の賞味期限は正しく保存した場合、だいたい1ヶ月ぐらいの目安で消費しましょう。
すりごまの正しい保存方法
未開封
冷暗所で常温保存してください。
未開封のすりごまなら、高温にならないところで、涼しい場所で常温保存が良いです。
開封済み
密封容器に入れて冷蔵保存
虫が入ってきたり、空気に触れて酸化してしまったりするのでしっかり空気を抜いて密封して保存してください。
正しい保存方法で保存しても、なるべく早めに食べ切ることをオススメします。
ごまを保存してたらダニが!発生しない方法はある?
小麦粉や片栗粉だけでなくごまにもダニが発生するんです。
いやぁあぁあ!!!!
考えたくありませんね。
発生させないためには
- 直射日光を当てない
- 乾燥してるところ
この2つを厳守しましょう。
ダニは温度が25~30℃前後で湿気が60から80%のところで発生、活発になります。
この条件を簡単に満たせるのはやっぱり冷蔵庫ですね。
冷蔵庫に保存するのがごまにも優しく、ダニからも守れる最強手段ですね。
すりごまはチャック付きの袋で売られていることが多いですが、チャックがよく閉まってないとそこからダニが侵入して……
とか
なかにはダニが袋を食いちぎって侵入!
なんてこともあるそうです。
ジップロックなどのチャック付きの袋にいれたり、タッパーにいれるのがより安全だと思います。
ダニからごまを守るにはジップロックにいれて冷蔵庫にいれて保存しましょう。
ごま(すりごま)の冷凍方法は?
ごまを冷凍保存する必要はあまりありませんが、開封後しばらく使わないから冷凍しておこうって時はありますよね。
ごまを冷凍するときは小分けにしてラップに包み、ジップロックなどのチャック付きの袋にいれて必ず空気を抜いてから冷凍しましょう。
ごまは酸化しやすい食べ物なので空気があるとNG。
空気を抜くことで酸化を防ぐだけでなく、香りがとんでしまうのも防げちゃうんです。
解凍する時は自然解凍せず、そのまま使っちゃいましょう。
ラップに包んだまま解凍すると結露してしまい、味や風味も落ちるしベチャッとしてしまいます。
いりごまやすりごまだけでなく、練りごまやごまドレッシングも冷凍できます。
練りごまやごまドレッシングは製氷皿にいれて凍らせ、
カチカチになったら製氷皿から外してジップロックなどに入れましょう。
食べる時は必ず加熱してから使ってくださいね。
冷凍しても賞味期限がのびるわけではないので1ヶ月以内に食べきりましょう。
冷凍するなら酸化を防ぐためにラップに小分けしてジップロック!
ぜひやってみてくださいね!
生ごまの保存は?
生ごまってあまり聞いたことがありませんが収穫してすぐのごまを水で洗浄、加熱乾燥させたものです。
炒りたて、すりたての香りを家庭で楽しめるし、味もいいのでごまを自家栽培して生ごまでストックする人もいるんだとか。
この生ごまを保存するには未開封であれば冷暗所にいれておけば大丈夫。
開封後はすりごまなどと同じように保存容器などに移して冷蔵庫にいれましょう。
また、生ごまを炒ってから保存することもできます。
その場合はフライパンなどでよく炒って完全に冷めてからコーヒーびんだったり、100円ショップのごまの保存容器だったり、ペットボトルにいれましょう。
冷める前に容器に入れてしまうと湿気で結露し、ダニやカビの原因になってしまいます。
確実にフタをしめて、あればシリカゲルなどの乾燥剤があると安心ですね。
生ごまは未開封なら冷暗所、開封後は冷蔵庫、もしくはまとめて炒ったあとにペットボトルなどの容器にいれて保存してください!
いりごまの賞味期限切れ!2年は食べれる?
ごまってなかなか使い切れないので気づいたら期限切れを迎えてたことありますよね。
賞味期限が1年以上過ぎたごまを口にすることはおすすめしません。
未開封や開封済みでも食べない方がいいです。
ごまは50%が油でできていてとても酸化しやすい食べ物。
1年過ぎていたら確実に酸化してます…。
酸化した油でお腹を壊すとかなりしんどくなるので注意してください。
それにダニやカビが発生してるかもしれないですし、なによりごまが傷んでる可能性があります。
傷んでるごまはどこか油くさい匂いがしますし、味も油っぽくて風味もあまりしません。
うちで賞味期限が1年半くらい過ぎたごまが戸棚の奥から発見されたのですが見た目は変わらなくてもなんというか味がごまの香ばしさが全くなくなってメタっとしてて…
匂いも油だな…って感じだったので捨てました。
また、ごまは開封後は1ヶ月以内に食べ切るのが各メーカーで推奨されています。
出来るだけ早く食べきり、1年以上過ぎたごまは食べずに捨てましょう。
まとめ
今回はすりごまの保存方法やダニが発生しない方法、冷凍の仕方、生ごまの保存方法、そして賞味期限切れのいりごまは食べれるのかご紹介しました。
まとめると
- すりごまの保存にはペットボトルなどの容器が便利。湿気から守れるし、チャックにごまが詰まることもないので確実にフタを閉めれる。
- ダニが発生するのは温かく湿気のある場所。なかにはダニが袋を食いちぎって侵入する場合もあるため、ジップロックやタッパーに袋ごといれて冷蔵庫に保存すると◎
- ごまを冷凍するには小分けにしてラップ、ジップロックなどに入れて空気を抜いてから冷凍する。練りごまやドレッシングは製氷皿を使う。
- 生ごまもすりごまと同じように保存する。まとめて炒って乾燥剤と一緒に入れておくと◎
- 賞味期限切れのごまは食べない方がいい。酸化しているため美味しくないし、傷んでる可能性が高い。開封後は1ヶ月以内に食べ切るのがベスト。
ごまは余りがちですが家ではおみそ汁にサッサッとかけたり、サラダにふりかけるだけで風味がプラスされて美味しいんです。
ぜひ色々な食べ方でごまを楽しんでくださいね!