カラダ作りのために筋トレや運動後にプロテインを飲んでいるという方も増えてきていますよね。
ですがプロテインの味付けには必ず人工甘味料が使用されていて、健康への悪影響を心配する声も少なくありません。
たしかに、カラダ作りのためにプロテインを飲んでいるはずなのに、健康に被害が出てしまうと本末転倒ですよね。
そこで今回はプロテインに含まれる人工甘味料は体に悪いのか、調べてまいりました。
もくじ
プロテインの人工甘味料は体に悪い?
プロテインに使われている人工甘味料は比較的安全といわれていますが、健康に害を及ぼさないというわけではありません。
まず、甘味料とは「甘さ」を感じる成分で、天然甘味料と人工甘味料に分かれます。
天然甘味料はその名前の通り自然に存在するものであり、反対に人工甘味料は人の手によって作られた成分です。
プロテインの甘みは当然人工甘味料由来のものです。
プロテインに使われている人工甘味料は、
・アスパルテーム
・スクラロース
・アセルスファムK
などといったものが使われています。
アスパルテームは発癌作用があったり、悪性腫瘍の増加、白血病を発症するリスクを高めるおそれがあります。
これらは、アスパルテームの1日の摂取許容量以下でも影響があるといわれています。
スクラロースやアセルスファムKは体内では代謝されないので安心といわれていますが、血糖値を高めるリスクがあります。
以上のことにより、人工甘味料は比較的安全とは言われていますが必ずしも安心ということではないのです。
プロテインを飲むタイミング・運動なしの場合がいつ?
プロテインを効果的に摂るために、飲むタイミングはどうしたらよいのでしょうか。
シーン別にご紹介していきます。
◦筋肉量を増加させたいなら運動後30分以内 or 就寝前に!
筋力や筋肉量を上げるためには、運動した後の30分以内に摂取するとよいでしょう。
激しい運動を行った後には、筋繊維に傷が付くといわれています。
すると、それを修復しようとしてタンパク質の合成量が増えるのです。
このタイミングでプロテインを取り入れることによって筋繊維の修復が早まり、筋力アップにつながります。
また、タンパク質は成長ホルモンの働きを促すという役割を担っています。
成長ホルモンは筋肉の成長に深く関わっていて、寝ているときに分泌が増えるものです。
就寝前に飲むことで、筋肉の成長にうまく作用してくれるでしょう。
ただし、就寝の直前に飲んでしまうと胃腸に負担がかかってしまうので、遅くとも就寝の30分~1時間前までに飲み終わるようにしましょう。
◦起床後の栄養補給に!
朝が弱く、朝からしっかり食べることができずなかなかタンパク質を摂れない…といった方も少なくないでしょう。
そのうえ、起き抜けは栄養不足状態になっていることが多いです。
そこでプロテインを摂ると、不足しがちなタンパク質を補ってくれるのでおすすめです。
運動をしない場合でもプロテインを取り入れたいというときには、栄養を補うという観点から朝食時や就寝前に飲むとよいでしょう。
プロテインバーを食べるタイミングはいつ?
プロテインバーを食べるタイミングは、運動するときは1~2時間前に・運動後は30分以内に摂るとよいといわれています。
運動前に食べるのは、空腹のままでトレーニングをしてしまうとケガをしやすくなったり筋肉が減ってしまうことを防ぐためです。
反対に、運動後に食べるといいというのは筋肉についた傷を修復するためにタンパク質が使われるので、吸収率がとてもよくなっているからです。
このタイミングでプロテインバーを摂ると、効率よく吸収されるのです。
さらに、ダイエット中であれば間食の代わりに・食事をとる時間がないときには食事の代わりに置き換える、といった食べ方もできますよ。
太るためにプロテインを飲みたいけど何が良い?
上手に太るためにプロテインを使いたいという場合には、1食あたりのカロリーまたはタンパク質含有量で選んでみましょう。
とにかく太りたい!という方はカロリー重視、筋肉をつけながらバランスよく太りたいという場合には、1食あたり20~35gのタンパク質が含まれるものを選びましょう。
太るためには、ホエイプロテインもしくはカゼインプロテインがおすすめです。
ホエイプロテインは営巣祖が豊富で吸収がよく、運動やトレーニング後に飲むのに適しています。
カゼインプロテインは腹持ちがよく、寝る前の栄養補給にうってつけです。
プロテインのダイエット方法ってどうするの?
ダイエットのためにプロテインを利用する場合、
・1食を置き換える
・間食の代わりに飲む
という方法があります。
カロリーが高いものがどうしても食べたい、甘いものを制限中だけどどうしても間食がしたい…といったときに帳尻合わせや足りない栄養素を補う目的で使います。
間食をプロテインに置き換えるとその後の食事の食べすぎが抑えられるので、夕飯前に飲むと効果的でしょう。
プロテインをダイエットで使う場合に忘れてはいけないのは、
「必ず、バランスの取れた食事にプロテインをプラスする」
ということです。
プロテインだけではどうしても栄養が偏ってしまうため、正しい食生活をしたうえで足りない分のタンパク質を補う、といった考え方で取り入れるのが望ましいです。
決して3食すべてをプロテインに置き換えてしまったり、他の2食をカットしたり少なくしすぎたりしてはいけません。
更に忘れてはいけないのは、運動するのが大切だということです。
プロテインは飲めば痩せるというものではないため、有酸素運動をする・しっかりと筋肉を鍛えるということも忘れずに行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はプロテインの人工甘味料は体に悪いのか、プロテインを飲むタイミングやプロテインバーを食べるタイミング、太るためのプロテインの選び方、プロテインを使ったダイエット方法などをご紹介しました。
今回のお話をまとめると、
◦プロテインに使われている人工甘味料は比較的安全だが、必ずしも安心というわけではない
◦プロテインを飲むタイミングは目的に応じて変えよう。
運動しない場合は朝食時や就寝の1時間前程度に飲むとよい
◦プロテインバーは運動の前または後がベスト。
◦太るためにはカロリーまたはタンパク質含有量でプロテインを選ぶとよい
◦ダイエットのために使うなら、食事の置き換えや足りない栄養素を補うといった使い方がよい
プロテインの特性を理解して、うまく取り入れていきましょう!
以上になります。