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納豆を毎日食べるのは体に悪い?子供の場合や肌はきれいになる?メリットやデメリットも

納豆,体に悪い

朝ごはんのお供として、昔から日本人になじみの深い納豆。

健康に良いとの話をよく耳にしますが、本当なのでしょうか。

納豆は食べ過ぎに気をつければ、体に悪い食品ではありません。

この記事では、納豆を毎日食べるのは体に悪い?について調べてみました。

他にも、

〇子供に納豆を毎日食べさせても良い?

〇納豆を毎日食べると女性ホルモンは増えるの?

〇納豆を毎日食べると肌はきれいになるの?

〇納豆を毎日食べるデメリットやメリットは?

についてもご紹介します。

納豆を毎日食べるのは体に悪い?

独特の香りと味がたまらない納豆。

健康のために毎日食べているという方もいるのではないでしょうか。

そんな納豆ですが、毎日食べていると体に悪い影響はあるのでしょうか?

納豆は食べ過ぎなければ、毎日食べても体に悪いものではありません。

有名な話ですが、納豆には「ナットウキナーゼ」という納豆にしかない栄養素があります。

ナットウキナーゼは免疫力を上げたり、血液をサラサラにするなどの嬉しい効果があります。

また、食物繊維もありますので便秘予防にも効果があります。

他にも鉄分や葉酸が豊富に含まれているので、貧血予防にも効果的です。

 

その反面、

納豆にはプリン体やセレンという栄養素も含まれているため、納豆を過剰摂取すると痛風や脱毛、下痢、疲労感などの原因に繋がりますので、食べ過ぎにはご注意を。

ワーファリンなどの薬を服用していて、医師から食べないように言われている方は、薬の効能に影響を及ぼしてしまうので、医師の指示に従ってください。

子供に納豆を毎日食べさせても良い?

子供でも、毎日納豆を食べて大丈夫なのでしょうか。

先ほど納豆の栄養についてお伝えしましたが、納豆にはまだまだ健康に良い栄養素がたくさん含まれています。

カルシウムやビタミン、タンパク質、マグネシウムなども豊富に含まれています。

また納豆には「レシチン」と呼ばれる、記憶力を向上させる栄養素も多く含まれているのも特徴です。

納豆は子供の成長に必要な栄養素がたっぷりつまっている食品になるので、毎日食べても問題はありません。

ですが何事も量が過ぎると体に良くありません。

子供に毎日大量に食べさせてしまうと、大豆アレルギーを引き起こす可能性もあるため、1日2パックまでを目安にすると良いそうです。

赤ちゃんの離乳食として食べさせる時には、1パックの半分程度にし、食べやすいようすりつぶすなど、調整すれば与えても問題はないとされています。

納豆を毎日食べると女性ホルモンは増えるの?

納豆は女性にもうれしい効能があります。

「大豆イソフラボン」という女性ホルモンに似た栄養素があり、美肌や更年期症状の緩和、骨粗しょう症の予防などにも効果が見られています。

では納豆を毎日食べていれば、女性ホルモンは増えるのでしょうか。

残念ながら納豆を食べても女性ホルモン自体は増えません。

その代わり、大豆イソフラボンが女性ホルモンの代わりとなって、体に作用します。

特に閉経後の女性は、女性ホルモンの分泌が低下していくことから、骨粗しょう症のリスクも上がり、更年期障害も出てきます。

なので、納豆をはじめとする大豆を摂取することが望ましいとされています。

納豆を毎日食べると肌はきれいになるの?

納豆を美容食として愛用するモデルや女優が多いという話を聞いたことはありますか?

若々しい肌や髪、爪など、美しさを保つには外側からのケアだけではなく、内側から、つまり食事などからのケアも必要になります。

納豆には私たちが必要とする、「5大栄養素」というたんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維がすべて含まれています。

美しさは健康の上に成り立つもの。

便秘になるとお肌も荒れてしまいますが、食物繊維をしっかり摂れば、腸内環境も改善されお通じも良くなります。

また、「ポリアミン」という成分も含まれ、肌のターンオーバーを正常化する作用や、新陳代謝を促す作用もあります。

納豆に含まれる、美肌に効果がある栄養素をまとめました。

ビタミンB2…健康な皮膚や髪、爪を作る作用。

ビタミンE…肌の油分と水分のバランスを整える作用。

カリウム…細胞を正常な状態に保つ作用。

納豆には健康にも、美容にも嬉しい栄養がたくさんあるので、毎日食べると美肌にも効果があります。

納豆を毎日食べるデメリットやメリットは?

健康にも、美容にもうれしい効果がある納豆。

毎日食べることに、メリット・デメリットはあるのでしょうか。

メリットとしては、便秘予防になる、骨粗しょう症の予防になるなどがあります。

脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなる血栓をできにくくするため、毎日1パック食べている人は、ほとんど食べない人と比べると脳梗塞・心筋梗塞などで死亡するリスクが下がるそうです。

次に、食べ過ぎてしまうとどのようなデメリットがあるのでしょうか。

デメリットは痛風の原因となるプリン体が納豆にも含まれていて、過剰摂取すると痛風になる危険性があがります。

他にもセレンという要素もあり、過剰に摂取してしまうと脱毛や疲労感、嘔吐や肝機能不全などの中毒症状も出ることもあります。

栄養的には、1日に食べる量として1~2パックだけでも十分だそうです。

納豆が大好きでもっと食べたいという方も、1日4パックまでにすると良いそうです。

まとめ

この記事では、「納豆を毎日食べるのは体に悪い?子供の場合や肌はきれいになる?メリットやデメリットも」についてご紹介しました。

まとめると、

・栄養が豊富なため、毎日食べたい食品だけど、過剰摂取すると痛風になる可能性が高くなる。

・1日2パックを目安にすれば、子供も毎日食べて大丈夫。

・納豆を食べても女性ホルモンは増えないが、大豆イソフラボンが女性ホルモンに代わって作用する。

健康、美容どちらにも嬉しい効果がたくさんの納豆。

おいしいけど、食べ過ぎないように気をつけたいところです。

ごはんにかけてもおいしいし、キムチと一緒にまぜても良いですね。