あると思っていた牛乳がなかったときにヨーグルトやスキムミルクはつかえるのでしょうか。
どんな料理やお菓子に何を代用するか、また、それぞれの特徴や上手な使い方などがわかると色々な場面で活用できます。
今回は、牛乳の代用にヨーグルトは使える?ケーキやハンバーグ・シチューにスキムミルクやバター・水は可能?などを紹介していきます。
もくじ
焼き菓子やグラタンを作る時、牛乳の代用にヨーグルトは使える?
牛乳が無いときにヨーグルトを代用品として使うことは出来ます。
ヨーグルトは乳製品なので、代用しても問題はないのですが、ヨーグルトを選ぶポイントとして、甘みを抑えたプレーンヨーグルトを使用することと、こってりしたものではなくサラサラとした液状に近いものを使用すると良いでしょう。
グラタンやシチューなどに使用することで、コクや旨味が増します。
ただし、ヨーグルトには酸味があるので、焼き菓子などに使う際には、味の好みによっては代用としては使いづらい場合があるかもしれません。
しかし、ヨーグルトで作るホットケーキのレシピなどもあるので、少量から調整して活用してみなしょう。
牛乳の代用にスキムミルクを使いたいけど分量はどうすればいい?
牛乳の代用にスキムミルクを使用したいとき、スキムミルクの分量の目安は、、“100mlの牛乳が10gのスキムミルクの粉に相当する”と言われます。
調理する際には、スキムミルクに加える水の量も同時に調整する必要があります。
つまり、スキムミルク10g+水90g=牛乳100mlと考えて、調理してください。
また、スキムミルクは牛乳と比べて脂肪分が無いため、コクを出すことができません。
そのため、牛乳の代用をスキムミルクしたときに、もう少しコクが欲しいと感じた場合は、バターを入れてみると良いでしょう。
スキムミルクは、たんぱく質が多く、カルシウムが豊富、そして何と言ってもカロリーが低いのが、スキムミルクの成分の大きな特徴なので、ダイエットのレシピにも活用できるでしょう。
ケーキを作る時、牛乳の代用に豆乳や生クリーム・クリープは使える?
ケーキを作る時に、牛乳の代用に豆乳や生クリーム・クリープは使えます。
「クリープ」は、見た目はスキムミルクと似ていますが、成分に違いがあります。
牛乳から、脂肪分を抜いたスキムミルクと違い、クリープは脂肪分が含まれています。
クリープは粉末状の生クリーム、と考えると、料理に活用した際も濃厚な味わいが期待できますよね。
そのため、生クリームもクリープ同様、牛乳の代用品として使用することが可能です。
ただし、牛乳よりも味やコクが強く、カロリーも高いので入れすぎるとしつこい味になるので、少量ずつから調整して入れるとまろやかに仕上がるでしょう。
また、牛乳を豆乳に置き換えて代用することはできますが、豆乳の特徴や性質を理解する必要があります。
豆乳は牛乳よりも味が薄くコクがないので、甘みを足すために砂糖やはちみつをいつもより多めに使ったほうが良いでしょう。
そして、豆乳は加熱しすぎると、タンパク質が分離する性質を持っているので、シチューなどに豆乳を使うと、ダマになる可能性があるので加熱のし過ぎには十分注意しましょう。
大豆のアレルギーがある場合は豆乳を使わずに牛乳を使うようにしてください。
ハンバークやホットケーキを作る時、牛乳の代用に水は可能?
牛乳の代用に水を使用することはできるものとできないものがあります
スーパーなどで売られているホットケーキミックスなどの説明書きには、「牛乳の代わりに水でも作れます」などと記載されています。
それは、すでに粉に味がついているので、牛乳でなくても美味しくできるようになっているからです。
しかし、シチューなど、牛乳の風味が味のカギとなる料理やパンやお菓子を作る時は、水では牛乳と違って香りや味もないので仕上がりが大きく異なります。
コクや風味が足りない場合には、バターや卵を併用するとよりおいしく作れるでしょう。
水のみを代用品としてパンやお菓子を作る場合、必要な牛乳量から1割を差し引いた分量を使うことがポイントです。
例えば、牛乳100gを使用するレシピなら、90gの水を配合しましょう。
シチューの時、牛乳の代用にバターは使える?
バターは牛乳を分離させたクリームから作る加工乳製品なので、牛乳のおいしさをぎゅっと凝縮したようなものです。
そのため、牛乳の代用品として十分に活用できるでしょう。
バターはパンに塗ったり調理に使ったりとさまざまな使い方ができて何かと便利な食品なので家庭に常備されていることが多いのではないしょうか。
バターはコクや風味の塊なので、シチューやパスタ、ドリアなどにまろやかさを加えるには最適です。
ただし、スイーツやカフェオレなどのドリンク系にはバターの油っぽさが裏目に出ることもあるので、牛乳の代用として使うことが難しいでしょう。
バターを使用するときは、何を作るかによって代用するか決めた方が良いでしょう。
まとめ
ここでは、「牛乳の代用にヨーグルトは使える?ケーキやハンバーグ・シチューにスキムミルクやバター・水は可能?」について紹介しました。まとめると
・焼き菓子やグラタンを作る時、牛乳の代用にヨーグルトは使える?
牛乳が無いときにヨーグルトを代用品として使うことは出来ます。
ヨーグルトを選ぶポイントとして、甘みを抑えたプレーンヨーグルトを使用することと、こってりしたものではなくサラサラとした液状に近いものを使用すると良いでしょう。
ただし、ヨーグルトには酸味があるので、焼き菓子などに使う際には、味の好みによっては代用としては使いづらい場合があるかもしれません。
・牛乳の代用にスキムミルクを使いたいけど分量はどうすればいい?
牛乳の代用にスキムミルクを使用したいとき、スキムミルクに加える水の量も同時に調整する必要があります。
スキムミルク10g+水90g=牛乳100mlと考えて、調理してください。
また、スキムミルクは牛乳と比べて脂肪分が無いため、もう少しコクが欲しいと感じた場合は、バターを入れてみると良いでしょう。
・ケーキを作る時、牛乳の代用に豆乳や生クリーム・クリープは使える?
ケーキを作る時に、牛乳の代用に豆乳や生クリーム・クリープは使えます。
「クリープ」や「生クリーム」は、脂肪分が含まれているので、料理に活用した際も濃厚な味わいが期待できます。
ただし、牛乳よりも味やコクが強く、カロリーも高いので入れすぎるとしつこい味になるので、少量ずつから調整して入れるとまろやかに仕上がるでしょう。
また、牛乳を豆乳に置き換えて代用することはできますが、牛乳よりも味が薄くコクがないので、甘みを足すために砂糖やはちみつをいつもより多めに使ったほうが良いでしょう。
そして、豆乳は加熱しすぎると、タンパク質が分離する性質を持っているので、シチューなどに豆乳を使うと、ダマになる可能性があるので加熱し過ぎ、更に大豆アレルギーには十分注意しましょう。
・ハンバークやホットケーキを作る時、牛乳の代用に水は可能?
牛乳の代用に水を使用することはできるものとできないものがあります。
スーパーなどで売られているホットケーキミックスなどの説明書きには、「牛乳の代わりに水でも作れます」などと記載されています。
しかし、シチューなど、牛乳の風味が味のカギとなる料理やパンやお菓子を作る時は、水だけでは牛乳と違って香りや味もないのでコクや風味が足りない場合には、バターや卵を併用するとよりおいしく作れるでしょう。
水のみを代用品としてパンやお菓子を作る場合、必要な牛乳量から1割を差し引いた分量を使うことがポイントです。
・シチューの時、牛乳の代用にバターは使える?
バターは牛乳を分離させたクリームから作る加工乳製品なので、牛乳のおいしさを凝縮したようなものです。
そのため、牛乳の代用品として十分に活用できるでしょう。
バターはコクや風味の塊なので、シチューやパスタ、ドリアなどにまろやかさを加えるには最適です。
牛乳の代用となる食品は意外と色々なものがあることがわかりました。
ただし、牛乳よりコクがありすぎたり足りなかったりと多少工夫することが必要です。