春になると店頭に並ぶこごみ。
正式名称はクサソテツと言ってわらびやたらの芽と同じで山菜なんです。
胡麻あえにしたりおひたし、パスタにすると美味しいんです!!
でも手軽に美味しく食べるならおすすめは天ぷら。
しかもこごみはあくが強くないので天ぷらにするならあく抜きはしなくてもいいんです!
この記事ではこごみの天ぷらをする時あく抜きは必要?それとも不要?についてご紹介しています。
他にも
○あく抜き不要のこごみの下処理はどうする?
○こごみの冷蔵の保存方法や期間は?
○こごみの冷凍の保存方法や期間は?
についても調査しました!
こごみの天ぷらをする時あく抜きは必要?それとも不要?
他の山菜とは違ってあくの少ないこごみはあく抜きしなくても美味しく食べられます。
うまく揚がるとサクサクしてうっすら苦味を少し感じる春の味を楽しめますよ。
私が作るこごみの天ぷらのレシピをご紹介しますね!!
まずこごみは根元の茶色くなっている部分を切り落とします。
ボウルに水を張り、その中でこごみを洗います。
渦巻きになっているところを優しく伸ばして汚れや古くなった葉を取り除いてくださいね!
ザルにあげて水気をよく切ったらキッチンペーパーで優しく拭きます。
こごみに薄力粉を薄くまぶし、天ぷらの衣にくぐらせます。
170℃に油を熱したらこごみを揚げます。
こごみはすぐに火が通るので揚げている時間は1分くらいでOKです!
時間が長すぎるとシナシナ食感になり美味しさ半減してしまいます。
軽く塩をふって食べると美味しいのでぜひお試しくださいね!!
こごみはあく抜き不要なので生のまま天ぷらにしてもOKです。
あく抜き不要のこごみの下処理はどうする?
こごみはあく抜き不要!
ですがあの独特な形をしているので洗い方には注意が必要なんです。
こごみの先端の渦巻きのところには泥や土などの汚れが溜まっていたり、
茶色くなってしまった古い葉がついていたりします。
なので洗う時は優しく指を入れて伸ばすイメージで洗います。
洗う前に指で弾いてある程度汚れを落としておくと洗い残しがなくなるのでおすすめです!
また、おひたしやサラダ、胡麻あえにする時はサッと茹でておきます。
茹でる時は沸騰してから鍋に入れ、1分くらいでザルにあげ、水にさらせばOK!
下処理と聞くとなんだか面倒なイメージがありますがほうれん草のあく抜きと同じ工程なのでとても簡単です!!
指で汚れを弾いてから洗い、1分茹でたら水にさらせば下処理は完了です!
こごみの冷蔵の保存方法や期間は?
こごみは足が早い食べ物なので生の状態ではあまり日持ちしません。
生のまま保存するなら洗わないことが大事です。
新聞紙に生のまま包み、穴を開けたビニール袋にいれて保存します。
こごみは収穫されたあとも呼吸するのでビニールに何ヶ所か穴を空けておいてくださいね!
新聞紙に包む時もぴっちり包むのではなく、少しゆとりを持って緩く包んでおきましょう。
この状態で3日が限度になります。
新鮮なものだと茎に粉が吹いたように白っぽくなっていますが時間が経つにつれて減っていきます。
お店で買ったものが採れたてとは限らないのでできるだけ早めに調理するのがおすすめです!
こごみは生のまま新聞紙で包んでビニール袋に入れ、3日を限度に食べてくださいね!
こごみの冷凍の保存方法や期間は?
生のままでは日持ちしないこごみですが冷凍すれば1ヶ月くらい日持ちするんです!
まずはこごみの下処理をします。
洗った後、サッと茹でて水にさらし、ザルにあげて水気をよく切っておきます。
解凍して調理することを考えて茹で時間は短めでOKです。
ラップで何本かまとめて包み、ジップロックなどの冷凍できる保存袋にいれて冷凍してくださいね!
ラップに包む時は冷凍焼けを防ぐため、できるだけぴっちりと、ラップはぐるぐる巻きにしておくといいですよ。
解凍する時は自然解凍で、みそ汁に使う時は凍ったままいれてOKです。
下茹でしてラップで包み、ジップロックにいれて冷凍すれば1ヶ月は日持ちします!
まとめ
今回はこごみの天ぷらはあく抜きが必要?下処理はどうする?冷蔵や冷凍の保存方法や期間についてご紹介しました。
まとめると
○こごみはあくが少ないので天ぷらにする時はあく抜きしなくてもOK!
○下処理は優しく洗ってからサッと茹でる。洗う前に指で弾いてある程度汚れを落としておくと洗い残しがなくなる。
○生のまま保存するなら新聞紙に緩く包んで穴を開けたビニール袋に入れる。あまり日持ちせず3日を限度に食べる。
○冷凍すれば1ヶ月は日持ちする。固めに下茹でしたらラップで包んでジップロックに入れる。
こごみは渦巻きの部分を食べることが多いのですが茎も美味しいんです!
ペペロンチーノ風に炒めると食感も楽しめますしこごみの苦味とオリーブオイルの相性が抜群です!
ぜひやってみてくださいね!!