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はちみつレモンは体に悪い?美味しい食べ方や苦い時の対処法は?白湯の作り方や保存方法や期間も

はちみつレモン,体に悪い

お湯で割ってホットレモンにしても、紅茶に入れたりパウンドケーキの隠し味にしても良しのはちみつレモン。

出来る事ならレモンの香りに包まれながらゆったりと手作りしてみたいものですね。

そんなはちみつレモンも摂取の仕方によっては体に悪いものになってしまう事も。

美味しく安心な自家製はちみつレモンを楽しむための情報をここではお伝えしていきます。

 

はちみつレモンは体に悪いの?

はちみつ独自のミネラルやビタミン成分やブドウ糖にビタミンCを初めとするレモンの栄養成分がたっぷり、その上強いリラックス効果で知られるレモンの香り成分・リモネンで安らげるはちみつレモンは体にうれしい飲み物のイメージですよね。

そのはちみつレモンも場合によっては体に悪く働いてしまうケースもあるのです。

まず、はちみつレモンに限らずはちみつを使った食品は乳児ボツリヌス症の発症原因となるため1歳未満の乳児には与えてはなりません。

ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてからなんです。

大人でもはちみつアレルギーを持つ方は摂取を避けてください。

はちみつレモンなどを作る際に瓶の煮沸消毒やレモンの洗浄不十分などによって瓶内でボツリヌス菌の毒素が発生してしまいボツリヌス中毒を起こすケースがまれにありますので作る際には衛生に気を配りましょう。

また、はちみつは糖分(果糖・ブドウ糖)ですので、たくさん取りすぎてしまうと、中性脂肪の蓄積や肥満、糖尿病、血糖値が上がったりします。

 

ですが、はちみつレモンを適度に取ることで、ダイエットの効果や腸内環境を整えてたり、風邪の予防、美容(美肌やアンチエイジング)に良く、疲労回復にも期待できるので、体に嬉しいことばかりです!

これらの事に注意して、糖分の取りすぎにならない程度に楽しめばはちみつレモンはあなたの体と心をリラックスさせてくれる強い味方になりますよ。

はちみつレモンの美味しい食べ方は?

炭酸や白湯で割ったり紅茶に入れるなどしてはちみつレモンを楽しむ方は多いと思いますが、ここでとっておきの楽しみ方をお伝えしたいと思います。

それは、【グリルトーストはちみつレモンとクリームチーズ添え】

四枚切りの食パンや長めにスライスしたバケットなど、お好みのパンをたっぷりのバターでグリルトーストにする。

出来立てのグリルトーストを皿に盛りクリームチーズを上になる面にたっぷりと塗りはちみつレモンを大さじ2杯分回しかける。

クリームチーズの代わりにバニラアイスやチーズ味のアイスで作るのもおすすめです。

 

はちみつレモンが苦い時はどうすればいい?

作ったはちみつレモンが苦くて食べられないけど捨てるのももったいない……。

そんな時にはいくつか方法があります。

☆お子さんにとっては苦いが大人にとってはそこまで気にならない程度の苦さの時
油淋鶏や酢豚、魚の南蛮揚げのような揚げた肉や魚にからめるソースの隠し味として使う。

☆大人でも苦いかなと思う時

グルタミン酸(昆布だしやみりん、うまみ調味料)を少量入れる。

グルタミン酸の働きで苦さを和らげます。

☆どうにも苦い!という場合

入浴剤としてお風呂に入れましょう。

果肉の部分は水きりネットなどに入れて優しくお肌をマッサージしながら湯舟につかると香りで癒され肌ももっちりしてきます。

 

はちみつレモンの白湯の作り方は?いつ飲むと良いの?

はちみつレモンと合わせて健康や美容に敏感な人たちの間で注目されているのが白湯。

生活の知恵として受け継がれてきた白湯を飲む習わしが、デトックスや体内サイクルの活性化などのポイントから再注目されています。

ここに、ビタミンやミネラルにブドウ糖などが豊富でリラックスをもたらすリモネンという香り成分まで兼ね備えたはちみつレモンを加えたらすごいパワーになりそうですよね。

はちみつレモン白湯の作り方はいたってシンプルですが、温度には気をつけてください。

白湯は弱火で10分程沸騰させたものを人肌程度に冷ますとちょうど飲みやすいですよ。

飲みやすい温度に調整した白湯と好みの量のはちみつレモンをしっかりと混ぜましょう。

寒くなるとアツアツのはちみつレモンが恋しくなりますがはちみつ自体の栄養成分は40度から変性がはじまり65度以上で壊れてしまうので、はちみつの栄養をしっかり取りたい方は覚えておいてくださいね。

 

はちみつレモンの保存方法や期間は?

はちみつレモンは以下のポイントを守れば半年以上保存する事も可能です。

☆清潔な瓶を熱湯で煮沸消毒し、水分が残らないように乾かす。

☆レモンは出来れば国産の無農薬レモンで完熟したものを選び、表面を塩で良くこすり洗いする(外国産のレモンの場合は農薬や防カビ剤を避けられないので、出来れば皮ごと使うはちみつレモンには使わない方が良いでしょう)。

☆レモンに傷が入っていたり褐色などの変色がある場合は使わない。

☆はちみつは未開封のものを使う。

☆手洗いは入念に。包丁等の調理器具も清潔にする。

☆冷蔵保存し、使う際には清潔で水気のないスプーンで使う量だけ取り分ける。

特に気を付けて欲しいのが煮沸消毒とレモンの洗浄についてです。

瓶詰めをご家庭で作る際に面倒だからとアルコールスプレーで消毒をすませるケースがあるのですが、ボツリヌス菌の発生はアルコールスプレーでは防げません。

また、ボツリヌス菌は土壌に生息しているので、レモンだけでなく野菜のピクルスなどを作る際には食材をしっかりと洗浄する事が重要です。

 

まとめ

はちみつレモンは体に悪い?美味しい食べ方や苦い時の対処法は?白湯の作り方や保存方法・期間もをお送りしました。

内容をまとめます。

☆はちみつレモンは1歳以下の乳児、はちみつアレルギーのある人は避けた方が良いがそれ以外の方にはビタミン・ミネラル・ブドウ糖が取れる上にリラックス出来る香りまで楽しめる優れモノ。

☆はちみつレモンは色々なアレンジを楽しめるがここでは【グリルトーストはちみつレモンとクリームチーズ添え】を紹介。

☆作ったはちみつレモンが苦い時の対処法として以下3点を紹介。
1揚げ物のソースの隠し味にする
2グルタミン酸の働きで苦味を和らげる
3入浴剤として使う

☆はちみつレモン白湯の作り方は簡単だが、白湯は10分以上沸騰させてから冷ます事が大切であり、はちみつの栄養素は40度~65度の間で段階的に壊れてしまう。

☆はちみつレモンは正しい保存方法であれば半年以上の保存が可能であり、保存の際にはボツリヌス菌対策を行う必要がある。

以上、はちみつレモンは体に悪い?美味しい食べ方や苦い時の対処法は?白湯の作り方や保存方法・期間もをお送りしました。

飲むだけでなく色々なアレンジを考えるだけでも楽しくなってきますね。