ごはんのお供として人気のあるひじき。
お弁当に入れてもおいしいですよね!
でも塩分多そうだし、体に悪いんじゃない?と思った方もいるのではないでしょうか。
ひじきは食べ過ぎなければ体に悪いものではなく、食物繊維やミネラルが豊富な健康食品なんですよ。
この記事では、ひじきの食べ過ぎは体に悪いの?ついて調べてみました。
他にも、
〇ひじきの煮物の日持ちは?冷凍保存方法や期間も
〇ひじきの煮物のリメイク料理は?どんなアレンジができる?
〇離乳食でひじきを食べさせても大丈夫?
〇給食で食べたひじきのサラダのレシピは?
についてもご紹介します。
もくじ
ひじきの食べ過ぎは体に悪いの?
ひじきにはヒ素が含まれているから食べてはいけないと、注意喚起をした国がありました。
ですが、ひじきは食べ過ぎたりしなければ体に悪いわけではありません。
ヒ素と聞くと、猛毒と思われる方が多いと思います。
ヒ素は自然界にも微量に存在し、飲料水や農畜水産物にも含まれているのだそうです。
ひじきに限らず、米や海藻などといった身の回りの食品にも微量に含まれているということになります。
農林水産省では、普段の食生活において健康に悪影響を及ぼしているといった報告はないが、特定の食品に偏ることなく、バランスよく食べることが大切と指針をだしています。
確かに、昔からひじきを食べる習慣がある日本ですが、ひじきを食べたことでヒ素中毒になったという話は聞いたことがありませんね。
WHOでは1日4.7g未満なら問題ないとしていますし、水戻しをしっかりすればかなりの量のヒ素を落とせるとの実験結果もあります。
ですので、ひじきは食べ過ぎたりしなければ、体に悪いものではありません。
食物繊維やビタミン、カルシウム、葉酸といった必須アミノ酸も豊富に含まれている食品がひじきなんです。
ひじきの煮物の日持ちは?冷凍保存方法や期間も
ひじきの煮物って、ついつい多めにつくってしまいがちですよね。
食べきれなかったものを冷蔵庫で保管する時は、3~4日が賞味期限となっています。
それでも食べきれない時、冷凍保存することもできます。
この時に気を付けて頂きたいのが、こんにゃくを取り除いてから冷凍すること。
こんにゃくも一緒に冷凍してしまうと、ゴムっぽい食感になりおいしさが半減してしまいます。
ですので、ひじきの煮物を冷凍する時はこんにゃくを取り除いてから、フリーザーバッグなどに小分けにして冷凍するようにしましょう。
冷凍したひじきの煮物の賞味期限は、約1か月です。
解凍する際は、食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍するか、急ぎの場合は電子レンジでの解凍が便利です。
ひじきの煮物のリメイク料理は?どんなアレンジができる?
あまったひじきの煮物のアレンジレシピを、2つご紹介します!
ひとつ目が、サラダにアレンジレシピ。
用意するのは、水菜またはキャベツ、ひじきの煮物。
まず水菜を食べやすい大きさにカットし、水気をよくふき取ります。
そこにひじきの煮物、マヨネーズ、酢を加えて混ぜれば完成です。
水菜は水気がでやすいので、つくったら早めに食べてくださいね。
ふたつ目が、炊き込みご飯のレシピ。
お米を研いだ後、炊飯ジャーにお米、ひじきの煮物(汁ごと)、白だしを加え、炊飯すればできあがり。
あまったひじきの煮物も、簡単にアレンジできれば食べきることができますね。
離乳食でひじきを食べさせても大丈夫?
赤ちゃんの離乳食に、ひじきを使うことはできるのでしょうか。
生後5~6か月まではあげられませんが、7か月以降であれば、離乳食でひじきを食べさせることはできます。
ひじきには2種類あり、芽ひじきと長ひじきがあります。
赤ちゃんの離乳食には、芽ひじきが適しています。
離乳食にする際、みじん切りなどで細かくするほか、すりつぶしても大丈夫です。
先ほどのお伝えしましたが、ひじきに含まれたヒ素は水戻しをした上、しっかり茹でれば安心です。
茹でこぼした後に、流水であらうとより良いです。
ひじきには食物繊維のほか、カルシウム、ビタミンB群、葉酸など豊富に含まれていますので、お子さんの様子に合わせてお使いください。
給食で食べたひじきのサラダのレシピは?
給食で食べたひじきのサラダが忘れられない…なんて方も多いのではないでしょうか?
実はおうちでもつくることができるんです!
用意するのは、乾燥ひじき、キャベツ、にんじん、きゅうり、もやし、コーン。
ひじきはたっぷりの水で戻し、水気を切っておきます。
キャベツ、にんじん、きゅうりは千切りにし、もやしは1/2程の長さにカット。
コーンの水気も切っておきます。
電子レンジでカットした野菜を加熱し、ごま油、砂糖、しょうゆ、酢で和えればできあがり。
給食で食べたひじきのサラダ。
昔懐かしい味をおうちでもつくれると嬉しいですね。
電子レンジで簡単にできるので、ぜひお試しください!
まとめ
この記事では、ひじきの食べ過ぎは体に悪いの?についてご紹介しました。
まとめると、
・ひじきには微量のヒ素が含まれているが、水戻しをしっかりすれば落ちる。
・食べ過ぎたりしなければ、食物繊維やビタミン、カルシウムなどの栄養が豊富に含まれた健康に良い食品である。
・離乳食にも使え、生後7か月以降であれば赤ちゃんにも食べさせても大丈夫。
・ひじきの煮物は冷凍で1か月ほど保存ができる。
・つくりすぎたひじきの煮物は、サラダや炊き込みご飯などのアレンジもできる。
日本人にはなじみ深い食品のひじき。
現代の日本人に必要な栄養素がたくさん含まれていますので、ぜひ食べたい食品です。
おいしいひじきですが、食べ過ぎるとお腹がゆるくなりますので、お気をつけくださいね!