最近SNSでたくさんのデトックススープが紹介されていますよね。
その材料の1つとして話題の野菜、セロリ。
シャキシャキとした歯ごたえがあり香りも高いので、スープだけでなくサラダやカレーに入れたりなど、使い方は多様。
セロリは料理に使いやすい葉物野菜ですが、ホウレンソウなどと同様にあく抜きが必要なのでしょうか?
今回はセロリのあく抜きの必要性に加えて、下処理の仕方や保存方法についてもご紹介していこうと思います!
もくじ
セロリの茎や葉をスープに使う時、アク抜きは必要?
セロリは葉物野菜ですが、あく抜きは特に必要ありません。
ですが虫がつきやすく栽培の期間も長いため、農薬の使用量が多くなりがちな野菜です。
そのため、農薬を落とすという意味で下処理はしっかりしておかないといけません。
下処理にはお酢を使用します。
方法は以下の通り。
【茎の場合】
・葉と茎を切り分ける。
・茎の筋を取り、調理方法に合わせた形に切る。
・酢水(水600cc:酢大匙1)に5分ほどつける。
・5分後、しっかり水洗いをして終了。
それでも気になる方は、茹でこぼしも行うとよいでしょう。
【葉の場合】
茎の下処理の工程と同じようにしたあと、さっと茹でたらざるにあけます。
そのざるを水の中に入れて振るようにしっかりと洗います。
以上を済ませてから調理をすると安心して食べられるでしょう。
セロリの筋取りはピーラーが早い!使い方は?
セロリの筋取りを包丁でやる方は多いのではないでしょうか。
ですが、包丁で筋取りをしようとすると少しコツが必要ですし、怪我の危険もありますよね。
「包丁は難しいし、怪我をするのが怖い…」
と感じているあなたに、ピーラーで簡単にできる筋取りの仕方をお教えします。
ピーラーでの筋取りの仕方は、まず根元の固い部分を切り落とします。
その切り口にピーラーを当て、イモやニンジンの皮を剥くようにピーラーの刃を滑らせていきます。
上から下へと動かすだけなので、とても簡単ですよ!
普段は包丁派という方も、ぜひ一度試してみてくださいね。
セロリの茎の保存方法や期間はどれくらい?
セロリは葉から水分が逃げていきます。
そのため葉と茎は分けて保存しましょう。
冷蔵庫で保存するときは、日持ちがおよそ2~3日といわれています。
それを冷凍保存に切り替えると、最大3週間ほど保存が可能になるんです!
では冷凍での保存方法をお教えしますね。
セロリの茎は筋取りをして、使いやすい大きさに切って小分けにします。
乾燥を防ぐためにラップで包んで、フリーザーバックへ入れて冷凍庫へ。
ポイントはなるべく薄く、適度な大きさに切っておくことです。
大きかったり幅が太かったりすると、セロリの最大の特徴であるシャキッとした食感が損なわれてしまいます。
なるべく食感を残したい方は、適度な大きさになるように気を付けてみてください。
ちなみに、茎を生で冷凍した場合はおよそ2週間、茹でて保存した場合はおよそ3週間が冷凍保存可能期間となります。
セロリの葉の保存方法や期間はどれくらい?
セロリの葉は、冷蔵庫保存だとすぐにしなびてしまいます。
日持ちもしないので、すぐに使わないのであれば冷凍保存するようにしましょう。
冷凍する際の手順は、以下の通りです。
1.葉をおよそ2~3センチの幅に切ります。
2.ペーパータオルなどを使い、水気をしっかり取っておきます。
3.なるべく葉同士がくっつかないよう平らにならし、ラップでくるみます。
4.フリーザーバックに入れ、冷凍庫へ。
冷凍保存であれば、2週間ほど保存が可能です。
生のままで冷凍しておけば、香りも残すことができますよ!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、セロリの下処理の方法や筋取り・保存の方法、保存期間についてご紹介しました。
今回のお話をまとめると、
・セロリはあく抜きを必要とはしないけれど、農薬が残留していることがあるので下処理はしっかりしたほうがいい。
・セロリの筋取りはピーラーで、皮を剥くように取っていくと怪我もなく安心。
・冷蔵だとすぐに傷んでしまうので、保存は冷凍がおすすめ。
葉と茎は分けて冷凍しておこう。
以上になります。
セロリの香りは独特で苦手とする方も多いかもしれませんが、あの香りにはイライラを抑えたり頭痛を和らげる効果があるといわれています。
心身の健康のためにもうまく料理に活用していけるといいですね!