鍛えあげた筋肉の美しさを競う、ボディビル。
芸能人が優勝したことがあったり、知名度も高い競技ですよね。
ですが、ボディビルって心臓に負担がかかるとか、体に悪いのでは?と思っている方も多いのではないでしょうか。
ボディビルは、偏った食事制限やトレーニングをしなければ体に悪いわけではありません。
この記事では、ボディビルは体に悪い?について調べてみました。
他にも、
〇ボディビルダーの寿命は短い?
〇ボディビルダーの食事は?どんなメニューなの?
〇ボディビルダーおすすめのプロテイン は?
〇ボディービルとフィジークの違いは何?
についてご紹介します。
もくじ
ボディビルは体に悪い?
重いダンベルを持ち上げたり、厳しいトレーニングのイメージが強いボディビル。
ボディビルは体に悪いという噂もよく聞きますが、本当なのでしょうか。
偏りすぎる食事制限や、行き過ぎたトレーニングに注意すれば、ボディビルは体に悪いわけではありません。
よく言われているのは、アナボリックステロイドを使用することの危険性について。
筋肉増強剤として容易に購入できるそうですが、効能はもちろんありますがステロイドが含まれているため副作用も強いのだとか。
循環器疾患、心筋梗塞、肝障害などの副作用の可能性が高いので、安易な気持ちで使用を続けると体へのダメージが大きいことがわかります。
筋肉をつくるためにプロテインばかり飲み、栄養の偏った食事になることも健康への悪影響は避けられません。
自己流で行うよりも、トレーナーなど専門家からの指導を受けながらトレーニングや食事制限をした方が安心です。
ボディビルダーの寿命は短い?
トレーニング中に亡くなった方の話や、ボディビルダーは短命など、そういった話を聞いたことがありますが、ボディビルダーの寿命は短いのでしょうか。
これは専門家や医師の間で「長生きできる」という意見と「短命になる」との意見で分かれているそう。
トレーニングによる適度な刺激で、筋肉だけではなく骨密度も高めることができ、食事管理をすることで生活習慣病の予防につながるから、長生きできるという意見があるようです。
短命になるというのは、コンテストに向けて増量と減量を繰り返すことで体への負担が大きくなること、筋肉増強剤の使用による副作用、後遺症などの問題があることが理由です。
「極限や究極を目指すと体に悪い」との意見もあるくらいですので、ほどほどに取り組むくらいが良いのかもしれません。
ボディビルダーの食事は?どんなメニューなの?
ボディビルダーの食事が気になるという方、いるのではないでしょうか。
あの強靭な肉体を作るために、どんな食事をしているのでしょう。
筋肉量を増やし、維持するため毎食たんぱく質を摂る必要があります。
食事以外にも、プロテインも飲んでいます。
食事内容も好きなものを好きなだけ、というわけではなく、鶏の胸肉や魚などの脂肪分の少ない動物性たんぱく質と野菜を摂ります。
調理方法も油を使わず、蒸す・茹でる・直火焼きなど徹底されています。
また場合により、さつまいもや米などの炭水化物も必要となります。
一般人の食事の回数は1日3回程度ですが、ボディビルダーの食事回数は1日6回だと言います。
厳しいトレーニングと、徹底した食事管理のもとであれだけの肉体が作られているわけです。
ボディビルダーおすすめのプロテイン は?
筋肉を作るためにプロテインを飲んでいる方は多いかもしれませんが、プロテインならなんでも良いというわけではないようです。
筋力をアップするなら、ホエイプロテインが有効と言われています。
ボディビルダーもおすすめのプロテインをご紹介します。
ザバス「ホエイプロテイン100 ココア味」は明治から販売されているプロテインで、日本で一番選ばれているブランドです。
たんぱく質含有量が75%で、グラスに入れて3秒シェイクするだけでさっと飲める気軽さが特徴です。
森永製菓「ジュニアプロテイン ココア味」はジュニアとついていますが、大人でも飲んでいる方は多いです。
カルシウムやビタミンも含まれているため、女性にもおすすめのプロテインとなっています。
アルプロン「ホエイプロテイン100」はK1ライト級王者も愛飲していることでも知られています。
キャラメル味やチョコレート味など、様々なフレーバーがあるため飽きずに続けられそうです。
ボディービルとフィジークの違いは何?
昨今、フィジークの人気も浸透しつつあるそうですが、ご存知ですか?
肉体美を競う点ではボディビルと同じなのですが、フィジークとボディビルとでは評価される点や衣装も異なるのだとか。
ボディビルとフィジークの違いについて、簡単に説明します。
両者の大きな違いは、大会時の衣装。
ボディビルはブーメランパンツ、フィジークはハーフパンツを着用しています。
ボディビルは上半身、下半身と全身の筋肉を評価するのに対し、フィジークは主に上半身の筋肉を評価します。
ボディビルで評価されるポイントが、筋肉量とカット(筋肉の溝)による迫力、筋肉の厚み、丸み、広い肩幅など。
フィジークでは腹筋、広い肩幅、細く締まったウェストライン、逆三角形の背中など。
フィジークは「ビーチでカッコイイと言われる、美しいトータルパッケージの肉体」が評価の基準となります。
なので過剰な筋肉は減点対象となり、体はもちろん、パンツのデザインや髪型など、全体的なカッコ良さも含めてのポイントとなります。
まとめ
この記事では「ボディビルは体に悪いの?寿命は短い?どんな食事をしてる・おすすめのプロテインやフィジークとの違いも?」についてご紹介しました。
まとめると、
・ボディビルは過剰な食事制限やトレーニングをしなければ体に悪いわけではない。
・ボディビルダーの寿命は、専門家や医師の間で「長い」「短い」で分かれているが、ほどほどの食事管理とトレーニングを続ければ健康的に過ごせる。
・ボディビルダーの食事は調理方法や回数など、徹底されている。
・ボディビルが全身の筋肉量や体型を評価するのに対し、フィジークは上半身の筋肉量や髪型、衣装など全身のカッコ良さを評価する。
フィジークの方が筋肉だけではなく衣装や髪型のセンスまで問われるので、難しそうに感じてしまいました…。
ボディビルをはじめ、理想の体型に作っていくことは健康にも良いですが、過剰な食事制限やトレーニングはかえって体を傷めてしまうので、やりすぎにはくれぐれも気をつけてくださいね。