キャベツを料理に使うとき、外側の葉を外していくと、
中からナメクジが出てきた経験はありませんか?
ナメクジを見た瞬間、ゾクッとしてしまいますよね。
ここでは、キャベツにナメクジが付いていた時のキャベツの取り方や洗い方などについてお伝えします。
もくじ
キャベツに付いたナメクジの取り方や注意すること
まず最初に、キャベツに付いているナメクジを取ります。
取る時は注意が必要で、直接手で触らにように、手袋や使い捨ての割りばしなどで取り除いてください。
また、ナメクジが付いていた部分は捨ててください。
ナメクジは、広東住血線虫という寄生虫がいるので、もし食べてしまうと住血線虫症になる可能性があるので、気をつけないといけません。
ナメクジを取り除いたら、次はキャベツの洗い方です。
ナメクジが付いたキャベツの洗い方
キャベツは、炒め物にしたり、コールスローサラダにしたり、キャベツの芯を中心カットしてポトフにしたり、料理によって切り方はさまざまです。
炒め物や蒸し物に使う場合
キャベツを大きめにカットする場合は、1枚1枚剥がして、ボールに貯めた水につけ全体を洗い、その後流水で1枚ずつ洗っていきます。
コールスローサラダの場合
コールスローサラダにする場合は、最初からキャベツの葉をばらしてしまうと、カットしにくので、
例えば、コールスローにしやすい大きさにキャベツをカットしてから、(4分の1や8分の1)ブールに貯めた水にキャベツが崩れないように持って、ジャブジャブ洗ってからコールスローにします。
コールスローにしたら再度、水に付け、洗います。
コールスローがシャキッとするまで水に浸したら水を切ります。
キャベツの芯を中心カットしてポトフなどの煮込みに使う場合
このような料理は、盛り付けの見た目もあるので、キャベツの芯を付けたままカットし、崩れないように手で持って、水を貯めたボールに入れ、洗います。
※キャベツにナメクジがいなくても、虫食いがあったりすると、卵や糞が付いている場合もあるので、水洗いの際には、ボールの水を何度かかえて、キャベツを洗ってください。
ナメクジが付いていたキャベツは加熱すれば大丈夫?
ナメクジが付いていたキャベツは加熱すれば大丈夫なのか?気になりますが、加熱すると滅菌になります。
なので、キャベツについたナメクジを取り除いて洗って、炒め物や煮物に入れて加熱すれば気にする必要ありません。
ナメクジが付いたキャベツを誤って食べたらどうする?
ナメクジには、毒性はありませんが、寄生虫がいるナメクジを食べてしまったら身体に症状がでます。
ナメクジには、住血線虫という寄生虫がいるので、もし食べてしまった場合は、平均で16日、長くても30日ほどの潜伏期間を経て、頭痛や発熱、嘔吐などの症状がでます。
また、ひどい場合には命の危険もあるので、すぐに病院へ行きましょう。
まとめ
ここでは「キャベツにナメクジが付いている時の洗い方は?取り方やナメクジで注意すること・加熱すれば大丈夫?誤って食べてしまった場合も」についてお伝えしました。
キャベツにナメクジが付いていたら、ナメクジを手袋や割りばしで取り除きます。そして、ナメクジが付いていた部分を捨て、よく水で洗ってください。
また、キャベツに穴が開いている部分等には、ナメクジの卵や糞などが付着している場合があるので水洗いをしてください。
ナメクジ自体には毒性がないですが、ナメクジに寄生虫がいた場合は、頭痛や発熱、嘔吐などの症状が出るので、何か体調がおかしいなと思ったらすぐに病院へ行きましょう。