たらこはごはんにぴったりのおかずですよね。
「離乳食に使っても大丈夫か?」「どんな食べさせ方をしたら安全か」気になるところです。
たらこは、生であれば、3歳以降、加熱していれば1歳過ぎの離乳食完了期から食べることが
できます。
その他にも
・生や焼きで気を付けることは?
・たらこでアレルギーが出た場合はどうする?
・たらこパスタ(スパゲッティ)は何歳から?
・たらこふりかけは何歳から?
・たらこと明太子の違いは何?
についても解説していきます。
生や焼きで気を付けることは?
たらこは3歳以降から大丈夫とされていますが、「中外医学社 人間」のデータによると100%安全に食べられるのは、12歳以降とされています。
少しでも不安であれば、12歳以降に与えるのが良いでしょう。
生たらこは、菌が繁殖しやすいです。
加熱したたらこは、菌が死滅しているため生のたらこよりも安全です。
ですが、加熱したからといって100%安全なわけではありません。
子どもの体調を見て与えてくださいね。
たらこを与える時は、1歳以上であっても無添加で皮をむき、しっかり加熱して与えましょう。
アレルギーや内臓への負担を考え始めは、少量から試す事が良いでしょう。
たらこでアレルギーが出た場合はどうする?
たらこは、魚卵のためアレルギーを起こすことがあります。
反応としては、蕁麻疹・唇や口内の腫れ、違和感・激しい吐き気や嘔吐・腹痛・下痢が見られます。
アナフィラキシーショックといって命に関わる場合もあるため、慎重に与えなくてはいけません。
もしアレルギーの反応が出てしまったら、すぐに口の中にある魚卵を吐き出します。
小さい子どもの場合は、大人の清潔な手か自宅にある使い捨ての手袋で子どもの口の中をガーゼやタオルでしっかり拭きましょう。
アレルギーが出て、呼吸困難や嘔吐、アナフィラキシーショックの症状が出た場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
たらこパスタ(スパゲッティ)は何歳から?
たらこパスタは、3歳頃から食べさせる事ができます。
例えばキューピーたらこパスタソースの場合、量が1袋23gあります。塩分が2.0gで多いです。
その他にもタンパク質が3.4g、脂質が6.8g、炭水化物が1.9gです。
アレルゲンでは、卵、乳成分、小麦、大豆が使用されています。
アレルゲンの確認も行うと安心です。
他のたらこパスタソースも同じくらいの塩分量でした。
3~5歳の1日の塩分量は、4.0~5.0が理想です。そのため、パスタソースを与える時は気を付けましょう。
また、たらこクリームパスタは乳製品も多く使われているためアレルギーに気を付けながら与えるようにしましょう。
たらこふりかけは何歳から?
たらこのふりかけは、離乳食完了した1歳6ヵ月以上が目安です。
市販のふりかけは、一般的に大人用で作られています。
そのため、塩分、添加物が多く子どもには与えることはあまりおすすめできません。
赤ちゃん用に作られたふりかけであれば、塩分も抑えられており、添加物を使用していない商品もあるため。赤ちゃん用のふりかけを使用しましょう。
たらこと明太子の違いは何?
たらこと明太子どちらもスケトウダラの卵巣から作られています。
違いとしてあげられるのは、
〇辛子の量
明太子は、唐辛子を含む調味液に漬け込んだ物です。そのためピリッと辛いですよね。
辛子が入っているか、入っていないかは大きな違いです。
〇原材料の違い
たらこは、腹子が大きいマダラの卵巣を使った「真たらこ」と呼ばれるものもあります。
明太子は、「辛子明太子」という名称は「スケトウダラの卵巣を使ったものしか使用できない」という決まりがあるのです。
そのため、ほかの卵巣を使った物は、「辛子明太子」として世に販売するこができないのです。
まとめ
・生や焼きで気を付けることは、生たらこは、12歳以上が安全。加熱してあれば1歳半以降~食べても大丈夫です。
・たらこでアレルギーが出た場合は、すぐに口の中を拭いてあげましょう。少しでも異変を感じたら病院を受診してください。アナフィラキシーショックや呼吸困難が起きた場合は速やかに救急車を!
・たらこパスタ(スパゲッティ)は、3歳頃から食べも大丈夫です。塩分が多いため、量には注意しましょう。
・たらこふりかけは、離乳食が終わった1歳6ヵ月以降であればOK!最初は、塩分の少ない赤ちゃん用のふりかけから始めることをおすすします。
たらこと明太子の違いは、辛子の量が違います。そのため。明太子は少し辛いのです。
塩分の多い食品のため、大人が調節してあげながら、たらこのおいしさを教えてあげてくださいね!